ジョグのヘッドライトを確認しました。

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前回、中古で買ってきた2007年式のヤマハ ジョグ (CE50/SA36J) の状態確認のため、ヘッドライトユニットを取り外してみました。

  • ビニールテープで止めておかないと、ヘッドライトが走行中にガタガタする。
  • ハイビームは光るが、ロービームに切り替えると消灯してしまう。

という2点の不具合があります。

ガタガタしちゃう

ビニテで補強。

前オーナー曰く、「ガタガタするので止めておいた」というビニールテープを外します。

ハンドルの左右数カ所ずつのボルトを外すと、ハンドルカバーが取れました。ヘッドライトユニットをカウルから引き出すと、何の障害もなく外に出てきました。コイツ…固定されてないッ…!

それもそのはず、ヘッドライトユニットの下面にある固定&光軸調整用ボルトの受け口部分がパキッと割れて欠落していました。うむ…。これじゃ固定できないのは当然。予想通り。走行中にガタガタいう原因が分かりました。

また、レンズ部分は無事なもののリフレクターには盛大な亀裂が入っており、中でカランカランと音がしてます。

よく見てみると、数センチ大の金属片がカラカラいってます。ほどよくぶっ壊れてらっしゃいます。

ロービームで消灯しちゃう

ロービームに切り替えるとヘッドライトが消えてしまう件は、電球のフィラメント切れかなぁと思いましたが、ヘッドライトユニットを取り外してみるとソケットが凄まじい事になっていました。

ヤマハのロゴが見えるので純正品の模様。

電球を取り外そうとすると、ソケットの固定部がボロボロと取れてしまいました。電球のフィラメントは切れてない模様。念の為、テスターで通電確認をしてみたところ、原因はこの劣化したソケットでした。

原因と対策

ヘッドライトユニットの固定部が割れて固定が不安定になり、カウルとレンズの間から雨水が入り込んでソケットが錆びて劣化を進めていたようです。

リフレクターは固定できずに割れまくり、ソケットは錆と劣化で接触不良、欠けや割れがないレンズもくすんでいて、電球は作業中に落として割ってしまったので、これはもはや丸ごと取っ替えコースです。

Amazon で互換パーツを調べてみると、リフレクター、レンズ、ソケット、バルブが一式になったセットがあるようです。

「SA16J用」となっていますが、色々調べたところ SA36J と同じユニットみたい。早速注文しておきました。届いたら交換します。

ついでに

ヘッドライトのソケットが劣化しまくっていたので、フロントカウルを剥がして中身を確認してみました。

「ぐぱぁ」

なるほど分からん。

スクーターの中身を開けて見るのは初めてです。結構フロントカウルの中に詰め込んであるんですね〜。ホーンとインジェクションコトローラーだけ、なんとなく分かりました。また、前カゴを固定するための金属ステーも付いているみたい。

大きなヒートシンクが付いてるのは、レギュレータ・レクチファイアかな。束になったケーブルが出ているのはインジェクションコントローラーです。そういえば、FI 車を持つのも初めてでした。

全体的に汚れが多く錆びている箇所もちらほらありますが、触っただけでボロボロ壊れてしまうようなところはなさそう。今の僕ではまだ分からない部分が多いので、そっと閉じることにしました。

続きます。

佐世保のシステムエンジニアです。詳しいプロフィールやこのブログについてはこちらをご覧ください。

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