変数値を範囲内に丸める

整数値を持つ変数 x を min 〜 max で定義される範囲内に丸めたいというお話。

素直な書くと次のようになると思います。

## snip, ただし mim <= max の時。

if x < min
  x = min
elsif x > max
  x = max
end
 

でも、何だかつまらないので、次のようにしてみました。

## snip

x = [min, x, max].sort[1]
 

変数 x, min, max を一つの配列に入れて昇順ソートすると、取り出したい値は常に1個目の要素に入ります。min <= max という条件も不要となりました。

## snip

min = 1
max = 10

x = 3
[min, x, max].sort # => [1, 3, 10] 

x = -1
[min, x, max].sort # => [-1, 1, 10]

x = 20
[min, x, max].sort # => [1, 10, 20]
 

範囲内の場合は元の値、min より小さければ min の値、max より大きければ max の値が1個目の要素になることが分かります。

コードゴルフ用ですかね。

種子島で足止めです。

フェリーが欠航

8月13日の朝7時半、種子島から屋久島に向かうフェリーの会社に電話したところ、欠航が確定したとのことでした。種子島から本土に向かう船ももちろん欠航。今日の夕方には風雨が強くなってくるため、種子島で足止めが決定しました。

屋久島にも行きたかったけど、台風を待って渡っていたら休暇が足りません。まあ、予定外のスケジュールになるのも旅の面白いところですので、屋久島は次の機会にとっておきましょう。

ツーリングの時に同じ場所で何泊もすることはないですし、観光地をハシゴするのでもなく、部屋でゆっくりな時間を過す。貴重な機会じゃないですか。しかも、あまり経験することが出来ない南西諸島での台風上陸です。

離れた食堂に行き、準備されていた朝食を食べ、宿のご主人に延泊決定の話をしました。快諾していただいた上、バイクが強風で転倒しないか心配していただきました。

ロープを借りて、建物にぐるぐる巻きに固定…と、その前にやることがあります。食料・生活用品の調達です。

天気予報を見ると、18時以降に降水確率90%と風雨が強くなるようです。その前に対策をしておかなくては。

種子島で買い出しに行くぞー

宿なので一通り揃ってはいるものの、昼ごはん・晩ごはんはありません。歯ブラシやタオル、剃刀といったアメニティはありました。当たり前ですが、コンタクトレンズの洗浄液はありません。直撃する暴風雨の中、買い出しに行きたくないので、天候が悪化する前に準備したいと思いました。

昼ごはんを昨晩同様、ジョイフルに食べに行くと、今度は空いていました。台風上陸直前のためか交通量も少ない感じ。昼食後にドラッグストアやホームセンター、ヤマダ電器などを巡り、いろいろと調達してきました。

  • 今夜の夜、明日の昼、明日の夜 計3食分
    • カップ麺 ×3
    • インスタントご飯 ×3
    • 鮭フレーク ×1
    • 魚の缶詰 ×3
    • スポーツドリンク ×2
  • 嗜好品
    • おやつのチョコレート ×2
    • 煙草 ×2
  • サンダル
    … バイク用ブーツしかないため、ちょっとトイレに行くにも不便なので。
  • ゴミ袋、テープ、ボールペン
    … テント泊の可能性が消えたので、テントや寝袋など一式を自宅に送付しようと思った。段ボール箱を探しに行ったけど、店頭で聞いても良いものがなく、ゴミ袋でぐるぐる梱包しようと思った。
  • フリーザーパック
    … 水を汲んだり、食べ残しを冷蔵庫に入れたり、汚れた靴下を入れたり、何かと便利。
  • コンタクトレンズの洗浄液
    … 予定の日数分しか持ってなかったため。
  • USB充電器
    … 2穴タイプを1つ持参していたが、充電したいデバイスは倍以上あったため。
  • 延長コード
    … 宿の部屋にも1本あったが、微妙に短かったため。
  • パナソニックの電気シェーバー

3食分の食料品やサンダルはドラッグストアで安く買えたものの、電気シェーバー、延長コード、USB充電器などの家電系は地味に高く、予想外の出費。

ほんとは百均で揃えたかったんですが、最寄りの百均(Daiso コスモタウンプラッセ種子島店)の品揃えが壊滅的に悪く、ダイソーの商品を少し陳列しただけ、スーパーの一区画を棚で区切っただけの百均。もちろん、USB充電器も売ってなかったため、近所のヤマダに買いに行きました。

(ちなみに、もっと港の方にまともそうな百均もありましたが、風と小雨が強くなってきているので断念。旅先では安全第一です。)

電気シェーバーは普段使ってません。なぜか思わず買ってしまいました。屋外の洗面台に行かなくてもヒゲが剃れるのは良いとして、台風時に「お篭り」なのでヒゲを剃らなくても良いワケです。謎の出費です。

しかも、食事に使う大切なものを買い忘れていました。

VRX の固定

食料調達の任務が完了したので、宿にお借りしたロープで VRX をぐるぐる巻きにして建物に固定します。ちょっとやそっとじゃ動かないぞ。

ロープをお借りした時、宿のご主人に「徒歩圏内には何もない。バイクも強風の中は危険だろうから、うちの自動車を使いたかったらどうぞ」と言っていただけました。ただ泊まりに来ただけの県外の人間なのに、めちゃくちゃ親切です…。頭が下がるばかり。

また、台風の時はたまに停電があるそうです。水は出るけど、お湯は出なくなるらしい。夜、部屋でエアコンが使えないのはキツそう。持参していたモバイルバッテリーと USB 扇風機を充電しておきます。

敷地内を散策

台風への備えは万全となったので、あとはやることがありません。敷地内を散策してみました。

これが僕が一人で泊まっている建物の全景です。1階は左から調理室、洗面所、洗濯機、浴室、トイレになっています。2階はすべて客室で、僕の部屋は真ん中の3号室。2階へのアプローチは写真奥に隠れている坂から入ります。

浴室内はこんな感じ。湯船は石とコンクリートで作られているようですが、なぜか手前半分が埋められていました。奥側に一人分の湯船スペースがあるようです。

建物を横から見たところ。裏手は、2階の天井の高さまで地面になっているようです。

建物の前には池があります。宿のご主人曰く、プールだった時もあるし、魚の養殖池だったこともある、とのこと。「今は何?」と聞いたところ、特に何もしていない池らしいです。

覗き込むと、手のひらよりちょっと大きいサイズの亀が一匹いました。かわいい(笑)

池の横には、内部にハンモックが連るされた平屋があります。こちらは通常時は娯楽室に、団体客が来た場合は大勢が一度に泊まれる宿泊施設とのことです。

周囲は山と田畑だけで、あまり民家がありません。暗い雲が風に流され、次々とやってきていました。

2泊目の夜

夜になり、買ってきた食料で夕食を取ろう準備をしていると、箸がない事に気付きます。調理室に行くとスプーンを見つけたので、それを借りて何とか食べましたが麺類は超絶食べにくい…。

もう台風は強風域まで近づいてきているし、明日は買い出しに行けるかなぁ。

テレビを見ていると、さらに翌日のフェリーが欠航することが伝えられていました。明日の分の食料は買ってあるけど、明後日も暴風雨の予報。また買い出しに行く必要があるかもしれません。

どんどんと大きくなっていく台風の轟音の中、眠りにつきました。

続く。

ゲストハウスに泊まりました。

南種子から中種子の種子島空港を抜け、途中、商店に併設された小さなガソリンスタンドで給油をし、本日の宿であるゲストハウス「清流峡」に行きました。

ゲストハウス 清流峡

昨日は桜島でのテント泊だったので、今日はエアコンの効いた部屋のベッドでゆっくり眠れます。楽しみ。

西之表港から車で10分くらい進んだ山の中にある清流峡は、広い敷地に建物が点在するゲストハウスのようです。プールやら謎の建物とかがあって、ワクワク感がヤバい!(笑)

敷地の中までバイクで進んでいくと、ちょうど外に出てらっしゃったご主人らしき人と遭遇。挨拶をすると、ご主人でした。40歳前後かな。想像していたのよりもお若い感じがしました。

チェックインを済ませて、敷地内の施設の案内をしてもらいました。上の写真、中央の白い建物はドーム型の宿泊施設。左側の柱が組んであるのは、野外ステージを作ろうとしているところらしいです。

本日、僕が泊まるのは敷地の一番奥にある2階建てのコンクリートの建物でした。

ご主人曰く、夏休み期間中で宿泊予約が多かったけれども台風の影響でみなさんキャンセル。僕のほかは、本土から種子島にキャンプに訪れていた親子が緊急避難として宿泊している一組だけらしいです。

たしかにチェックインをしている際、小学生くらいの男の子と父親らしき男性が食堂から出てきていました。他人事とはいえ、せっかくの夏休みなのに残念だなぁ。

その親子は、先ほどのドーム型の部屋に泊まるらしく、この2階建ての建物は僕一人とのこと。この建物は、2階に5部屋あるようです。

ツインルームのゲストハウスなので、いびきが煩い僕は、同じ部屋のお客に迷惑をかけないか心配してましたが、個室どころか建物貸切とは。とても気楽です。

ちなみに、朝食付きで4,000円ちょっとのプランで予約しました。

僕が泊まったのは真ん中の3号室。簡素な作りですが、エアコンもあって室内は綺麗。

5号室は「今準備しているところ」らしく、他の建物を見ていて思うのが、この部屋もご主人が自分で作ったのかなと思いました。

インテリアも綺麗だし、清潔感があります。冷蔵庫やテレビ、湯沸器など一通りの家具も揃っていました。かなり快適です。

トイレや洗面台、風呂、調理場は建物の1階にあり、一度、屋外に出る必要があります。

右手にある扉の奥が割と広い共同浴室。その隣には自由に使える洗濯機もありました。浴室やトイレは男女別ではありませんが、浴室の入口には「入浴中」を掲示できるようになっており、混浴という訳ではないようです。他人と一緒に入らなければならないのではなく、浴室の占有はOKみたい。

1階は、ほとんど屋外で夏ということもあり、蜘蛛や昆虫が多くいました。苦手な人はアレかもしれませんが、好きな僕はワクワクします。なんだか秘密基地みたい。

さて、本来の予定では、ここで一泊した後、種子島から屋久島に船で向かう予定でしたが、出航できるかどうかが分かりません。

明日はともかく、明後日14日と明々後日15日は壊滅的です。バイクに一番乗っちゃあいけない天気予報だこれ。

てことで、本来の予定と今の事情をご主人に説明し、「ひょっとして延泊するかも…」と相談すると、「こんな時だから全然OK」と快く受け入れてくれました。

台風上陸中にお客が宿泊していると、ご主人も大変だろうに、ありがたい話です。とりあえず、翌朝一番に船会社に電話を入れて出航可否を聞いてから判断することにしました。

ジョイフル 西之表店

夕飯は自前で準備しなければいけないので、清流峡からバイクで北上し、西之表の市街地にやってきました。夕飯は地元の人が行くような小さな定食屋に…と言いたいところですが、疲れていたため安心のファミレスへ。

ホテルに併設されたこのジョイフルは、種子島で唯一のファミレスなのかな。ジョイフルなのに長蛇の列が出来ていました。ていうか、本当にどこにでもあるなジョイフル。

ジョイフルで夕飯を済ませて一息ついた頃、地元に帰っている嫁ちゃんから連絡があって、彼女も地元のジョイフルで飯を食べていたとのこと。

その日、地元の友達と行った有明海の写真を送ってきてくれました。

綺麗やなぁ… (‘u`)

ジョイフルから出て、ドラッグストアでおつまみを買って、宿に戻りました。

続く。

種子島宇宙センターに行きました。

種子島宇宙センター

緩やかなカーブを曲がると、急に門と看板があり、種子島宇宙センターの敷地が現れました。

ここから種子島宇宙センターらしい。TNSC って略するんですね。Nは種子の「ね」の部分かな。

道沿いには、「ドローン等監視中」の看板も。飛翔体を打ち上げる施設だから、特に厳しそうです。ドローンは持ってないので関係ないですが。

砂浜の奥に何やら施設が見えていました。ていうか波がめちゃくちゃ高いな!

さっきまで晴れていたのに、急に暗い雲が空を覆ってきました。

構内を進んで行くと、綺麗に整備された道や芝生が続き、一般人は入れそうにないゲートの閉じた施設がいくつかありました。JAXA 職員用の食堂棟もあるみたい。

宇宙科学技術館

一般人に公開されている宇宙科学技術館の駐車場に付く頃には、結構な大粒の雨が降っていました。駐車場にいた人たちも、突然の雨であたふた。雲の流れるスピードも速いし、天気の変わり方が南国チックです。

暑い日にバイクで雨に降られると、水曜どうでしょうの原付ベトナム縦断のスコールを思い出します(笑)。

駐車場のすぐ脇には、JAXAのロゴが象られた植え込みがありました。天気が良い日にドローンを上げて撮影したら良い感じなんだろうなぁ。

バイクカバーは持ってきてませんでしたが、せめて荷物だけはと思い、ツーリングバッグにレインカバーをかけます。ガサゴソ。

カバーをかけ終えた途端、陽が照ってきました。オフゥ…数分でコロコロと天気が変わるようです。

若干濡れたツーリングバッグの上からレインカバーをかけています。このまま晴れるのであればカバーは外して乾燥させたいところですが、これから宇宙科学技術館の見学です。また雨が降ってきてもすぐにカバーをかけ直せません。

また、雨が降るかもしれないのでカバーはそのままにしておきました。

宇宙科学技術館のロビーには、受付のお姉さんが一人だけいて、お客さんもちらほら居る程度。結構空いていました。

受付を済ませて、コインロッカーに貴重品やヘルメットを預けて展示室に入りました。ちなみに、入場料は無料です。さすが国営。

写真撮影もOKとのことでした。入口から入ってすぐのところにある巨大スクリーン。ロケットが映し出されています。そんなに詳しくないんですが、H2Aロケットかな。

これまで開発された日本のロケットの模型です。ロケットやジェット推進は、糸川博士が有名なように戦前から研究されていて、戦争であれだけ負けても、ここまでの宇宙開発技術を培い続けてるのは日本人の誇りですね。

ジェットエンジンの実物大模型もありました。近くで見るとやはりデカい!

極太の管や細かな管がランダムなようでロジカルに通っている姿は、なんだかスチームパンク。

この大きな破片は、打ち上げられたロケットの先端部分(フェアリング)を回収したものです。
フェアリングは、打ち上げ後に日本の近海、小笠原の西側付近に落下し、海流に乗ってぐるっと沖縄付近まで戻ってきます。よく見つかるのは、沖縄付近ですが、なかにはここ種子島まで戻ってきたこともあります。
落下時に海面へのぶつかり方によっては、このフェアリングのように破損して破片の状態になることもあれば、原型をとどめてきれいな形でみつかることもありますが、どのような状態でも、ほぼ100パーセント回収できるそうです。

へええ。「ほぼ100パーセント回収できる」というのは驚きです。落ちた後の海流まで計算してるってことかな。それともGPSか何かで追跡してるのかな。とにかく不思議です。

破損したフェアリングの断面を見ると、細かなハニカム構造が見えていました。

人工衛星の模型がたくさんありましたが、中でも最も大きかったのは天井付近に吊られた国際宇宙ステーションらしき模型です。この近くには、宇宙飛行士になるための訓練の子供向けの展示などもありました。

実際に入ることができる、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」の等身大模型もあります。前に撮影していた親子が去るのを待ってからパシャリ。

実際にはもっとごちゃごちゃしているようですが、雰囲気は似てますねー。(写真は Wikipedia よりパブリックドメインのものを拝借しました。)

夏休みの最中ということもあり、親子連れが多かったですが、思ったよりも混雑していませんでした。

展示を見終ってロビーに戻ってくると、外はやはり荒れ模様。台風接近の風に加えて、小雨も降っているようです。しばらく外を眺めていると…

雨雲の間から差した日差しが虹を作っていました。こんな場所で虹に出会えるなんて、ちょっとラッキーです。

売店でお土産を購入して、宇宙科学技術館を後にしました。

ロケット発射場

相変わらずの小雨が降ったり止んだりする中の出発です。レインスーツを服の上から着込みました。

広場に H2A ロケットの実物大模型が置いてありました。やはりこうやって見るとデカい。この巨体のほとんどが燃料なんですよね。宇宙に行くのにはコストがかかるなぁ…。

やって来た道とは違う道を通り、さらに構内を北上していくと、テレビやインターネット中継で見たことがある風景がありました。

風雨の中、しばらく見ているとこちらにも虹がかかりました。発射台から虹が出てるよー!

発射台の近くまで行くと、やはりゲートがあり関係者以外は近づくことができませんでした。看板にある「中型ロケット発射場」はもう使われなくなった施設のよう。向かって右手奥が、今も使われている発射場らしいです。

吹き荒れる風と打ちつける雨に、体温がどんどん下っていき、お盆だというのにめっちゃ寒い…。どんどん惨めな気分になってきたので、そろそろ退散し、本日の宿がある西之表に戻ることにしました。

マングローブの原生林

来た道を戻り南種子町を北上します。行きがけに通ったマングローブの自生保護林。

マングローブって、やはり熱帯気候でないと育たないんでしょうか。天気も場所も悪くて、イマイチな写真だけしか撮れませんでした。こここそドローンを飛ばして空撮したら綺麗だと思います。

千座の岩屋

帰り道、「千座(ちくら)の岩屋」の看板を見つけたので、浜田海水浴場に立ち寄ってみました。

8月の夕方なのに誰もいない…。これだけ波が高く、風も強く、小雨混じりの雨が降っていたら、仕方がないことか。

千座の岩屋の中まで歩いて行こうとしましたが、何かあったら帰れなくなる気がしてここで引き返すことにしました。

寄り道はほどほどにして、宿に向かいます。続く。

種子島を南下しました。

Booking.com で予約した今日の宿は、民宿「清流峡」です。宿には19〜20時のチェックインと連絡済みです。ただいま14時半。あと5時間ほど余裕があります。

ツーリングするようになってからずっと行ってみたかった、種子島宇宙センターに向かおうと思います。 いよいよだー。

Google 先生に聞くと、西之表市内から宇宙センターがある南種子までは約1時間の行程のようです。ちょうど島を北から南に縦断する経路が最短のよう。人口が3万人に満たない島ですが、想像以上に広いですね〜。

市街地を抜けて少し走ると、さっそく南国の海が出迎えてくれます。熊野海岸というビーチらしいです。

思わず路肩にバイクを停めて見入ってしまうほどの海。ヤバいくらい綺麗だ…(小並感)。

台風10号が近づいてきているらしく、雲の流れも早く、人の背丈以上の大きな波も立っています。サーフィンをやっている人もいて、長袖長ズボン・ブーツにグローブにプロテクター姿の自分が場違いに思えてきました(笑)。

地元の佐世保周辺の海水浴場も綺麗なところが多いので、実は種子島に来た目的には「海」は入ってませんでした。
しかし実際に目の当たりにすると、さすが外洋!さすが南西諸島…!
そのまま全裸になって海に突入したくなるビーチでした。

ちなみに、後から地元島民の方に聞いた話によると、九州や本州などからサーフィン目的で移住してくる方もかなり多いようです。
人口の割に広すぎるビーチ、美しすぎるビーチ、そして遮るものがなく吹き荒れる風。まさにサーフィンにうってつけなんでしょうね。

種子島の道のほとんどは信号機もなく、急なカーブもキツいアップダウンもなく、とても見通しが良くて走りやすいです。 さらに幹線道路のはずなのに、交通量も少ない。
人口密度が581人/km2の佐世保に対し、種子島は67人/km2。とっても広く感じますね〜。

美しい自然の景色を一人占めできる、とても贅沢な時間が続きます。

種子島で最も高い山は282メートルのようで、島の面積で考えると「ほぼ起伏ナシ」と言っても過言ではないほど平坦です。
深い谷も険しい山もなく、ゆっくりツーリングするのにはもってこいの道ばかり。
植物については詳しくないですが、なんだか森も本土の植樹された杉林ではなく、南国の原生林っぽい雰囲気があります。

島の中央にあたる中種子町を抜け、東側の海岸にやってきました。

ここは「千座の岩屋(ちくらのいわや)」の近くにある熊野海水浴場。 海の家にはちらほら人の姿が見えましたが、波が高く泳いでいる人やサーファーはいませんでした。

天気は悪くないのに、風が強くて波が高い。波の轟音に包まれています。

遠くに見える大きな岩のような島を見た時、少し違和感を覚えました。最初は海上の岩のように見えたけど、よく見てみるとかなり距離がある。かなり距離があるのにこれだけはっきり見えるということは、かなり大きな岩。めっちゃ白波が立ってる。近くで見たらかなりの迫力なんだろうなぁ。

僕がよく目にする小島は、瀬や岩以外は松などの木でワサワサと茂ったイメージがあるため、これだけ砂色の島が遠くで聳え立つ風景は新鮮味がありました。荒波の轟音の影響もありそうです。

緑と岩肌の比率が、鳥山明が描くマンガの山のようですね〜。

変な島レベルという意味では外海の大角力・小角力も負けていません(笑)

熊野海水浴場のすぐそばに、マングローブの自生保護区がありました。

ナビによると、この山の向こう側が種子島宇宙センターのようです。

続きます。

西之表市内を観光しました。

種子島の西之表港に到着したのが昼すぎだったので、昼御飯にちょうど良い時間帯です。種子島総合開発センターの鉄砲館に向かう途中、どこか良いランチスポットはないものかとバイクを走らせます。

種子島総合開発センター 鉄砲館

すぐに目的地に着いてしまいました。せっかく来たので中に入ります。

種子島の玄関口にある資料館なので、島についての情報を一挙に知れるチャンスです。ちなみに、種子島についての知識は「鉄砲伝来」と「宇宙センター」くらいしか持ち合わせていません。

現地に行った時は「変わった形の建物だなー」程度しか思ってませんでした。ブログのために写真を整理していて南蛮船の船尾部分を模しているのと気付きました。

中に入ると小さなホールがあり、すぐに受付窓口があります。建てられてからそこそこ年代が経ってそうな作り。地方の小ぢんまりした資料館は、なんだかワクワクします。

受付の女性に入場料を払う際、「近くにある『月窓亭』の入場券もセットだとお得」と勧められ、せっかく観光で来たのだからとセットで購入。なお、写真の撮影は、一部の撮影禁止と掲げられている展示物以外はOKとのことでした。

入口から入ってすぐに展示されている「ウシウマ」の骨格標本。種子島の固有種の家畜馬らしく、国の天然記念物だったものの昭和21年に絶滅したらしいです。絶滅していなかったら、対馬の対州馬のような観光資源になっていたのかなー。

鉄砲館の中は、いくつかのテーマ別の部屋に分かれており、順路にそってぐるっと館内を廻る形のようです。

最初の部屋は有史以前の話。地形やら気候やら化石やら…と見ていると像まで居たらしい。

昔、種子島を収めていた肥後氏や種子島氏ゆかりのものもたくさんあります。夏休み期間中のためか、地元の小学生と思われる子供たちがツアーガイドのボランティアをしていました。来場者から質問されてもちゃんと答えていて、よく勉強しているなぁと感心しました。

種子島周辺海域での漁についてのコーナー。奥の船の模型の手前側は、一段下がっており、その中でスライドの上映物が見れるようになっていました。

写真と字幕だけでも、十分にドキュメンタリー作品が出来るということを再認識させられた。

音声なし・動きなし・投影式のスライドが数秒おきに切り替わるシステム。10分くらい見てました。このスライド自体、作られてから4、50年ほど経ってそうです。違う意味でも興味深いです。そういえば小学校の頃、体育館に集められて暗幕を下ろし、スライド投影機で何かを見せられた記憶があるなぁ…。

絶滅危惧種・ヤクタネゴヨウの株。「屋久島と種子島の五葉松」ってところですかね。

今回の滞在中に知ったんですが、「種子島と屋久島(タネガシマトヤクシマ)」を略して「種子屋久(タネヤク)」という表現があるようです。「壱岐と対馬(イキトツシマ)」は略さない長崎県民にとっては新鮮です。後者は音が短いもんね。

鋏鍛冶の様子。種子島は昔から砂鉄がよく採れていたそうで、鉄砲の銃身だけでなく、鋏も特産物としてあるようです。初めて知りました。そういえば、うちにはマトモな鋏はありません。もしお土産用があれば、ちょうど良いかも。

展示の一番最後は、たくさんの鉄砲があるコーナーです。鉄砲館の名に負けないくらい大量の鉄砲が!

伝来してきた初期の鉄砲は撮影禁止だったので写真はありません。

各時代ごとの火縄銃やピストル、大筒などが展示されていました。火縄銃の撃ち方なども丁寧に解説。

驚いたのが、イギリスやフランス、アメリカやドイツなどの欧州の鉄砲や、中国の鉄砲なども多数、展示されていたこと。現代の銃こそなかったものの、歴史ごとに体系的に網羅してある印象でした。

この鉄砲館は、歴史にフォーカスした資料館のようで、宇宙開発関連の展示物はありませんでした。宇宙ネタは宇宙科学技術館に期待することにしましょう。

赤尾木城文化伝承館 月窓亭

鉄砲館を後にして、すぐ近くの月窓亭に向かいます。歩いても5、6分の距離にあります。

鉄砲館同様、駐車場が完備されています。道を挟んだ奥に見える緑の中に月窓亭はある模様。

立派な石垣の奥に、これまた立派な門があります。僕の家にも瓦屋根の乗った古い門がありますが、こんなに大きくはないです。門をくぐると、すぐに邸宅があります。

この月窓亭は種子島守時の住居だった建物で、10年ちょっと前に西之表市が買い取って資料館にしているらしいです。鉄砲館の展示でも紹介されていました。

写真の右側にある銅鑼を叩くと、奥からスタッフの方がやってきて中に招いてくれました。

通された座敷は、両側の戸が外してありとても開放的です。 テーブルと椅子が並べられていて、奥のテレビで種子島の歴史の紹介DVDを見ることができます。

涼しげな風が通る夏の座敷は、とても気持ちが良いですねー。ずっと歩き廻ったり、走り廻ったりしていたので一息つける空間です。

DVD を見ていると、冷たい月桃茶と焼いた安納芋、黒糖、お菓子が出てきました。ほっとするな〜。ふと、上を見上げてみると、司馬遼太郎の写真が飾ってりました。

「街道をゆく」の取材で訪ずれた際、まさにこの座敷で宴会をしたそうです。日本家屋の資料館というと、長崎市の亀山社中を思い出しますが、月窓亭はずっと人が住んで大切にされてきたようで、ほとんど種子島氏が住んでいた明治時代のままのようです。

急な階段を上がると、二階に小さな部屋があります。出窓(欄干?)に腰かけて外を眺めるととても気持ち良い。

眼下では、よく手入れされた綺麗な庭で弓矢の体験をしている親子連れもいました。スタッフの方のお話によると、弓矢の射撃指導ができる方がいる時間帯が決まっているらしく、不在時に来て、また改めてやってきた親子連れとのことでした。よっぽどやりたかったんだな〜。

邸宅はぐるっと一周廻れるようになっていて、どこも手入れが行き届いた綺麗にお庭でした。居心地が良いので、いつまでも居たくなってしまいますが、時計を見てみると午後2時前。そろそろ、ちゃんと昼御飯を食べることにします。

小麦屋

月窓亭の駐車場に戻ると、それまでの涼しさが一変して汗が吹き出てきます。ちぎれ雲は多いけど、日が照ったり曇ったりをくりかえしている天気です。

昼食のスポットは特に決めていなかったので、月窓亭からそれほど遠くない「小麦屋」を目指すことにしました。パスタ屋さんです。

西之表の市街地は、そんなに交通量も多くなく、あっという間に到着しました。

想像よりも綺麗な外観。中を見ると午後2時というのに、テーブル席はほぼ満席。カウンターにもお客さんが入っていました。

レビュー通りの人気店なんだな〜。ツーリングに行くと、地元の人しか行かないような小さな定食屋に入るのが好きなんですが、ここは普通にグルメサイトで紹介されていそうな雰囲気。でも、決して気取った感じもなく、親子連れの客もいました。

まず、薄い生地のピザを食べました。カリカリしてて美味しい。

カルボナーラも食べました。ワインの種類も豊富のようで、しっかりとしたイタリアンレストランのようです。

さて、腹もいっぱいになったことだし、西之表を離れて次は宇宙センターがある南種子に向かいたいと思います。

種子島に渡りました。

ツーリングキャンパーの朝は早い。なぜなら可能な限り人様の迷惑にならぬよう、人目を避けて泊まるからだ…!!!

…という理由で早起きするぞと意気込んでましたが、あまり寝付けないまま朝になりました。

全身がバキバキ痛いし、くそ眠いでござる… (´;ω;`)

午前6時、起床

桜島・湯之持木港にある公園の朝6時です。

夏の湿った空気と、そこはかとなく大陸の香りがする安物コットが夜中に2回も崩れたお陰で、あんまり深く寝れませんでした。こんな事なら芝生にシートを敷いて転がってた方がよっぽど安眠できたかも…。

フェリーは待ってくれませんので、眠い目を擦りながら出発準備をしました。

朝の散歩をしているおじさんや犬の散歩をしているおじさんに「私も以前ナナハンに乗っていたんだよ〜」と話しかけながら、公衆トイレで洗顔、テントを畳んで出発です。

午前7時、桜島フェリー

桜島から鹿児島市内に渡るため、桜島フェリーに乗ります。

昨日、撮り損なっていた桜島フェリーの料金所です。桜島側にだけあります。僕は夏季休業中ですが、まだ12日なので普通に平日の人も多そう。朝7時なのに大賑わいでした。

中学の修学旅行でも来たハズですが…、フェリーに乗ったかどうか怪しいです。ターミナルに見覚えが全然ない。当時は中学生の団体だったので乗り換えが多くなるフェリーを避け、桜島の東側からバスで行ったのかもしれません。

誘導員に従い、車両甲板の先頭に乗せられました。他の車・バイクは鹿児島ナンバーだらけ。この時間帯だから、やっぱり通勤の車ばかりのようです。

旅客甲板まで3階分、登っていきます。

このフェリー、面白いなぁと思ったのは、前後が対象の形をしているところです。そもそもどちらが前なのか分からない。車両甲板も往路と復路では方向が入れ変わるし、旅客甲板も操舵室も前後に同じ構造であるみたいでした。

ここは前方の展望席。窓の外は目的地である鹿児島市内になります。

上の写真は、進行方向とは後ろ向きになった操舵室です。ワンマン電車のように転舵することなくピストン輸送するための構造なんだろうけど、面白いなー。

さて、その後ろ向きの視線の先には…

出航した桜島の背から朝日が登っていました。めちゃくちゃキレイだな、おい!

一気に眠気もふっ飛びます(笑)

いやぁ晴れた朝に清々しい潮風に当たりながら見る桜島は格別ですね〜!

店内は時間帯のせいか、それともお盆休みのせいか分かりませんでしたが、売店がありました。車両甲板にあった「うどん・そば」の文字はこれの事かな。ソフトクリームも売ってるし、「幸福のブタ」も売ってるようです。なんだこれ。

たった15分の船旅ですが、朝の通勤時間にササッと食べられる軽食は重宝しそうです。

もちろん、トイレやエレベーターもあるようです。本当に市民の足って感じの船です。

長崎も離島が多いので、船通勤や船通学をしている人も多いんですが、大抵は人口が多いところと少ないところの往復。対して桜島フェリーは、人口が多いところと中くらいのところを結ぶフェリーなので、船の仕組みや使われ方によってこんなに違うのかぁ…と実感しました。

午前7時半、鹿児島港

種子島にバイクを乗せていけるフェリーは、「プリンセスわかさ」と「はいびすかす」で前者は鹿児島〜種子島を往復する航路、後者は鹿児島〜種子島〜屋久島〜鹿児島という2島周回航路です。

それぞれ1日1便しかないので、鹿児島を朝出航して昼過ぎに種子島に到着する、プリンセスわかさに乗ることにしました。

長崎のフェリー航路だと大体が「バイクは予約不可・現地で調整」だったので、予約をせずに行ったのですが、こちらは予約が必要みたい。ただ、運よく空きがあったので乗船手続きをすることができました。

種子島まではここから100km以上離れた海洋にあるため、結構大きな船! 五島列島行きのフェリーよりも大きいかも。

出航1時間前にもかかわらず、既に車両積載や旅客の乗り込みが始まっている様子でした。

車両甲板は中で曲がりくねった面白い形をしてます。バイク勢の定位置の船側側に駐車すると、すぐに船員さんに固定されました。見回してみると、観光であろうキャンピングカーや自家用車のほか、コンテナや郵便局・ヤマト運輸のトラックなどでたくさん。生活物資もガッツリ運んでいる船のようです。

上の旅客室がある甲板に登ると、既に乗客がいっぱいでした。ゆっくり足を伸ばして寝られるスペースはなさそう…。

明日はお盆初日(13日)だから、帰省客も多いのかな?

外を見てみると、乗り込みも積み込みも完了して出航を待つだけのような静けさなので、諦めて他を探します。

3階中央にあるエントランスは結構広々。ここも旅客スペースにすればいいのにな〜。

喫煙室やインフォメーションカウンター、エレベーターや階段などがありました。また、右手にあるモニターには、船の現在位置と速度が表示されています。

ふと壁際を見るとちょうど良さげなベンチがある!

ここに陣取ることにしました。航海時間は3時間半もあるので座席があるのはありがたい。ギリギリ横になって寝れそうだし、テント泊で摩耗したスマホやカメラのバッテリーを充電できるみたい。意外と良い場所が取れて満足です。

午前8時、朝食

寝床が確保できたら次はメシです。朝6時に起きて2時間、ずっと動いていたのでお腹が空いてきました。そろそろ朝食にしたいと思います。

乗船前にコンビニで朝食を仕入れようと思いましたが、事前のネット情報で確認していたコレ!

ホカホカごはんの自販機! (真ん中)

昔はサービスエリアやら、いたるところにあった食事を売ってる自販機ですが、最近見かけませんね。お湯が出てくるカップ麺の自販機とか。なかなかこういう機会じゃないとお世話にならなくなったので、レッツトライです。

ラインナップは、以下のとおり。全部370円。

  • からあげチキン
  • チキン&ポテト
  • 五目おにぎり&からあげ(売り切れ)
  • たこ焼き
  • たこ焼き
  • 焼おにぎり
  • フライドポテト(売り切れ)
  • フライドポテト(売り切れ)
  • ホットドック

「五目おにぎり&からあげ」が朝食には手頃そうだったけど、売り切れのため、「からあげチキン」と「焼おにぎり」を購入しました。お金を入れて商品ボタンを押すと、中の電子レンジで2分くらい温めてくれて出てくるシステムです。

アツアツになった箱を寝床に持ち帰りました。既で持つのも大変なくらい、めちゃくちゃ熱い(笑)。肝心な中身はというと…

ザ・オール・茶色!

湯気でびしょびしょでめちゃくちゃ熱くて、おにぎりもからあげも想像以上に小さくて、「これが740円か…」と考えながらハフハフ食べました。

あ、味はそこまで悪くないですよ! おにぎりがもうちょっとドライだったら良かったんですが、それはシステム上、仕方のないこと。ちゃんとミニ割り箸もついていますし、暖い食事が船内でとれるだけでも嬉しいです。

何より普段口にしない食事だと、旅に出た感があって楽しいです。

午前8時40分、出航

朝食を食べて、煙草を吸ったり、嫁ちゃんと連絡をとったりしていると、あっという間に出航時間になりました。

船が鹿児島港をどんどんと離れていきます。今日の航海は「条件付き出航」らしいです。大隅半島を越えて外洋に出た際、波が高ければ鹿児島港に引き返すとのこと。

鹿児島湾内はとても穏やかで、良い風と太陽の光でとてもすがすがしい景色です。湾の真ん中に聳える桜島がとっても雄大な風景。

午前10時、鹿児島湾内

良い天気になって良かったなぁ、とほっとしていると、船員さんの会話が聞こえてきました。話しかけてよく内容を聞いてみると「明日・明後日、このプリンセスわかさは欠航が決まっている」とのこと。台風の影響らしい。

計画では明日、種子島から屋久島に渡り、明後日、屋久島から鹿児島に戻るつもりでした。行きの船に乗れて安心していたけど、種子島で足止めのフラグなのでは…。

んー、どうしようかな。

天候を調べてなかった僕も悪いけど、そういう大切な情報は乗船前に窓口で言って欲しかったなぁぁ…。

船は穏やかな海を進み、どんどんと風景が変わっていきます。あまり意識したことがありませんでしたが、鹿児島湾ってかなりデカいんですね〜。鹿児島港から外洋に出るのだけで50kmくらいあるみたいです。

1時間半ほど進んだところで、右舷に見えていた陸地が途切れ、水平線が見えてきました。陸地の最後に見える綺麗な形の山は、開聞岳っぽいなー。九州一周ツーリングを考えていた時は、開聞岳周辺でテント泊をする予定も考えていました。また次の機会に行けたらいいな〜。

外洋に出ても、船は引き返す様子がありません。これで腹をくくって仮眠することができます。まあ、お盆休みはたくさんあるしここまで来たら引き返せない。帰りのことは後で考えましょう。それに体力回復のために今のうちに寝ておかないと!

午前11半

横になった狭い座席から振り落とされそうになって目を覚ましました。前日の疲れと睡眠不足もあってスヤァ…と寝ていたのに、飛び起きて確認。すると、船がめっちゃ揺れてる!!

ぐわんぐわん揺れる船内は、真っ直ぐに立って歩くのが困難なほど。

外を見ると外洋のはずなのに白波が立ってます。あと1時間くらいで種子島に到着する予定なんだけど、「条件付出航」や「明日・明後日は欠航」という船員さんの言葉が脳裏によぎります。マジで台風の影響が出てきてるんだ。

波が高くなっていたのは小一時間ほどで、種子島が見えてくるころにはまた穏かになっていました。

生まれて初めての種子島だー! 広いのに平べったいなー!

長崎の島々とは大違いだ!

種子島の首都的存在の西之表市にある港が見えてきました。ほんとに山が見えないなこの島。

鹿児島から3時間半。ようやく上陸です。佐世保から上五島まで2時間半なので、これだけ長い船旅は初めてかも。はやる気持ちを落ちつかせつつ、下船しました。

午後0時半、種子島

佐世保からかれこれ10時間。ようやく初の大隅諸島、種子島に上陸です!

1時間くらい仮眠できて体力も復活したし、ガリガリ観光するぜ。まずはメシだな!

次回に続きます。

鹿児島・桜島に行きました。

8月11日午前10時。先日立てていた計画通り、種子島・屋久島へのツーリングに出発しました。今日は下の図の青色部分・1日目の移動です。

佐世保から西九州自動車道を通り、鳥栖まで行き、そこからひたすら南下して鹿児島を目指すルートです。予定どおりいけば、今夜は桜島でテント泊です。

佐世保市〜鹿児島市

僕がツーリングに行っている最中、嫁ちゃんは地元に帰るらしいので途中まで嫁ちゃんが運転する車と一緒に行きます。

三泊四日のキャンプツーリングなのにバイクに積む荷物が少ないのは助かりますね〜。天気も暑いくらいに晴れていて、高速道路での移動日和ですねー。

途中のサービスエリアで昼ごはんを食べました。佐賀県の SA なのに、長崎のトルコライスや長崎の佐世保バーガーをガンガン推している売店・レストランが微笑ましい…(笑)

ちなみに嫁ちゃんはトルコライス初体験だったようです。

昼ごはんを済ませて、嫁ちゃんと別れた後、一路鹿児島に向います。

熊本県八代市の坂本PAで休憩中。ようやく、交通標識に「鹿児島」の文字が見えてきました。

先日、ヘッドライトを LED 化してから取り外したままになっていたビキニカウル。やっぱりないと高速巡航は疲れますね…。また、風圧以上に体力を消耗したのは、高回転な2気筒エンジンが発生させる振動。ハンドルを強く握る手の血液が振動で全部抜けていくような感じがして、休憩のたびに手をブルブル振って血液を巡らせていました(笑)。2気筒でこれだけ振動するんだから、単気筒だとかなり大変なんだろうなぁ…。

また、SAで休んでいると宮崎から来たという40代くらいのライダーさんに声をかけられました。カワサキのZ?か何かで、600万円ほどかけて仕上げた愛車だとか。すげぇ…/(^o^)\

鹿児島市〜桜島

ツーリング軍団にヤエーをしたりされたりしつつ、夕方、ようやく鹿児島市内に到着。

わあい、桜島だー!

桜島を見るのは社員旅行以来、10年以上ぶり。やっぱりランドマーク的なモノが眼前に聳えていると、遠くまで来た感があってテンションが上がります。

さっそく桜島フェリーで桜島に渡りたいと思います。

桜島に渡るのは、中学の修学旅行以来かなぁ…。多分、当時も同じような船だったと思うんですが、改めて見ると面白いフェリーですね。しかも同型船がたくさん行き来している。日中は多い時で15分に1便、深夜や早朝でも1時間に1便はあるらしいです。なるほど、もはやバス並みに便利な交通機関として運航されてるんですね。

誘導に従って乗船する車両の列に並びます。誘導員のおじさんに「あのー、乗船チケットはどこで買えば…」と声をかけると、「いいからいいから!」とフェリーに乗り込むよう誘導されて、そのまま出航しました。

「あれ、お代は…!?」

どうしよう無賃乗船だああ…、とソワソワしましたが、片道15分の船旅。あんまり時間がないので写真を撮って廻ります。

鹿児島港を出てすぎに、桜島からやってきた同型のフェリーとすれ違いました。ピストン輸送のように運航してるんですねー。船や海に馴染み深い長崎でも、こんな風景は見たことないです。

前方を見ると、桜島がどんどん大きくなって、あっという間に到着しました。

桜島側には有料道路の料金所のようなゲートがあって、そちらで行きも帰りも乗船運賃を払うシステムのようです。ほっと一安心。ちなみに僕と VRX (750cc未満) 合わせて490円でした。地元のタクシーの初乗り運賃より安いとは驚きです。

桜島

桜島に上陸して、まず桜島ビジターセンターに行ってみました。

現在18時20分。営業時間が過ぎていて、中には入れませんでしたが近くに停車して、嫁ちゃんに「無事に着いたよー」と伝え、今から観光できそうなところを探します。

ここからだと、湯之平展望所が手頃な距離だったので向かってみたいと思います。

山の下部がストンと海に入っているイメージでしたが、案外なだらかな裾野部分が広く、桜島内から見てもこんな感じに見えました。

交通量も少ないワインディングに適した登り道をぐいぐい走って、湯之平展望所に到着しました。

もう太陽も傾いた日没頃なので、観光客はあまりいないか…と思ったら、アジア系の団体さんが20人ほどいました。写真の奥の建物はシャッターが降りていて、中は営業しているかどうか分かりませんでしたが、階段を登ってテラスから360度風景を見ることができました。

桜島の山頂付近。かなり広角気味で撮影したので小さく見えますが、実際にはもっと迫ってくるように見えます。もくもくと白煙を上げていました。

こちらは反対側から見た様子。手前が今いる桜島で、奥が鹿児島市内です。夕日がとても綺麗でした。

手前にある桜島の平野部は大正時代の噴火でできた陸地とのことです。100年単位でみると、しょっちゅう地形が変わっているらしい…なかなか面白いですね。

完全に暗くなる前に、今夜の寝床探しをしなければなりません。湯之平展望所を離れ、桜島の南側を海沿いに走りました。

砂防用の大きな川がありました。川なんだけど水ではなく、石ころや砂があるだけです。左手に見える建物は、外壁に大きく「SABO」と書かれています。桜島国際火山砂防センターらしいです。

砂防センターの近くの公園は、眺めも良いし他の人に迷惑をかけずにひっそりとテントを張って寝るのにちょうど良さそうでした。ただ、近くにトイレがないので、もう少しウロウロしてみることに。

結局、フェリー乗り場からちょっと離れた海沿いの広い公園のすみっこにお邪魔することにしました。良い感じに海風が抜けるスポットで、公園に囲まれているので最寄りの民家からも数十メートル以上離れています。

辺りは既にトワイライト。急いでテント設営です。

今回の旅の寝具は、マット+シュラフの組み合わせではなく、初めて軽量コットを持ってきました。一人用テントの中で組み立てるのはなかなか骨が折れる…。寝れる状態にして、コンビニに晩御飯を食べに行きました。

朝10時から10時間以上、走りっぱなしだったので汗だくです。手近なところに温泉があれば入りたかったんですが、真夏の夜のテント泊(エアコンなし)なので結局寝汗をかきそうです。

それに、明日は民宿のベッドの上ですので一晩の我慢です。

明日は8時40分鹿児島発の種子島行きのフェリーに乗る予定なので、鹿児島港到着は7時40分まで。桜島から鹿児島もフェリーで渡るので6時には起床です。

ゆっくり疲れを取りたいと思います。

Zzz … _(:3」∠)_

夏のソロツーリングを計画しました。

今年のお盆休みは9日間あります。嫁ちゃんが実家に帰るらしいので、同棲を始めて一度も行けなかった「泊まりがけのツーリング」に行こうと思います。自由行動は、9日間のうち、11〜14日の4日間だけですが、それでも十分、普段行けないところまで足を伸ばせます。

九州一周ルート

当初は九州一周ツーリングを計画していましたが、3泊4日の日程ではどうしても駆け足気味になるのと、3泊分の宿をペース配分を予想して予約しておく必要があり、なかなか難しい。

九州西側の主要な高速道路は、佐賀県鳥栖市を中心に大きな十字架の形をしています。その十字架以外にも高速道路はありますが、東西南北をまんべんまくぐるっとまわることができる高速道路の周回ルートは存在しません。つまり、一筆書きでキレイに廻ろうとすると、必然的に下道ベースです。下道だと、例え乗り心地が良い VRX でも 300km/日が限度です。

また、お盆の時期だから、交通渋滞や宿の空き具合などアンノウン・ファクターが多すぎるので不安になりました。せめてもう一泊あればいいんだけどなー。

種子島

そこで目についたのが、鹿児島県の種子島です。鹿児島まで高速で行けば、港からフェリー1本で行けて、広さもお手頃。鉄砲伝来・宇宙センターが有名で、スーパーカブ乗りとしては見逃せない「高校指定の通学バイクがカブ」な島です。

さらに、種子島からはフェリーで屋久島にも渡れ、屋久島から直接鹿児島に戻ることもできます。次のような計画を立ててみました。

  • 1日目 「佐世保→鹿児島」
    • 10:00 佐世保出発。
    • 16:00 鹿児島市到着。
    • 16:30 フェリーで桜島へ上陸。
    • 20:00 桜島でテント泊。
  • 2日目 「鹿児島→種子島」
    • 7:00 フェリーで鹿児島市内へ。
    • 8:40 フェリー「プリンセスわかさ」で種子島へ出航。
    • 12:10 種子島・西之表港に到着。島内観光。
    • 20:00 民宿「清流峡」で宿泊。
  • 3日目 「種子島→屋久島」
    • 10:45 種子島・島間港からフェリー「太陽」で屋久島へ出航。
    • 11:50 屋久島・宮之浦港に到着。島内観光。
    • 20:00 キャンプ場でテント泊。
  • 4日目 「屋久島→鹿児島→佐世保」
    • 8:10 屋久島・宮之浦港からフェリー「はいびすかす」で鹿児島へ出航。
    • 14:40 鹿児島港に到着。高速道路で佐世保へ。
    • 21:00 佐世保到着。

うむ。我ながら完璧…。あまり無理をせず、しっかり桜島・種子島・屋久島の3つを観光できる計画です。初日と3日目はテント泊ですが、間に民宿を挟んでいるので、体力的にもどうにかなりそうです。

民宿の予約を入れておこう〜。

させぼシーサイドフェスティバル2019に行ってきました。

通称シーフェスと呼ばれる佐世保市中心部、最大の夏祭に行ってきました。嫁ちゃんの仕事終わりに合わせて、夜に行動を開始しました。

混雑するだろうな〜と VRX に二人乗りしメイン会場を目指すも、途中で渋滞に遭遇しました。渋滞の列の中、ゆっくり走っていると既に花火が打ち上げられています。

今回も手持ちのオート設定撮影…。準備すれば良かった。

よくよく見ると、歩道が花火観覧席のように何人もの見物客がいたので、バイクを交通の妨げにならないよう脇に停車して眺めていました。

下の方で打ち上げられた花火は建物の影であんまり見えませんが、大花火はしっかりと見えるなかなか良いロケーションです。

嫁ちゃんがスマホで撮ってくれた VRX と花火。交通の妨げにならないよう、すみっこに停めたせいか、バイクのさらに車道側に車を路駐している人がいました。

気がつくと、他の人達の車の路駐がぎっしり。見物客も数十人単位に増えていました。花火のフィナーレになると身動きが取れなくなりそうだったので、花火の音の中、メイン会場付近に移動しました。

朝市や鯨瀬付近まで路駐で大混雑していた車を余所目に、バイクで走っていくと「させぼ五番街」の駐輪場は意外と空いており、難なく駐車することができました。「すり抜け」は嫌いなので、バイクのメリットとは考えていませんが、駐車についてはやっぱり優位性がありますね。

花火のフィナーレが終わって、ぞろぞろと家路に着く群集の中を進んでメイン会場に到着。夕飯を確保して会場のテントで食べました。先日行った、亀山八幡宮の夏祭とは出店(でみせ)も人出も桁違いです。佐世保にこれだけの若者たちが居るのかぁあ、と毎年ただただ驚くばかり。

今年はシーフェスが最も盛り上がる花火のタイミングで行ったので、人出が一番多かったと思います。出店巡りをしたいのであれば、暑さを我慢して昼間に行くべきですね。去年は昼間に行きました。

出店の販売終了がアナウンスされ、お開きの空気になったので五番街のスタバに移動。夜とはいえ、熱気が立ちこめた会場にずっといると汗だくになりました。

桃ベースのめちゃくちゃ甘い何かを飲んでいる嫁ちゃん。

嫁ちゃんがアイスコーヒーを奢ってくれました。涼しいクーラーがある室内はいいなぁ。

ちなみに今年は、海上自衛隊の護衛艦「ありあけ」、ミサイル挺「おおたか」、陸上自衛隊の装甲車、米海軍の掃海艦「チーフ」、佐世保海上保安部の巡視船「あまみ」がシーフェスに参加していたそうです。これだけの錚々たるメンバーが一堂に会するのは佐世保だけなんじゃないでしょうか…(笑)

昼に展示品や出店を見て回って、夜の花火は遠くから見るのが良い楽しみ方かな、と思いました。来年はそうしよう。