させぼシーサイドフェスティバル2019に行ってきました。

通称シーフェスと呼ばれる佐世保市中心部、最大の夏祭に行ってきました。嫁ちゃんの仕事終わりに合わせて、夜に行動を開始しました。

混雑するだろうな〜と VRX に二人乗りしメイン会場を目指すも、途中で渋滞に遭遇しました。渋滞の列の中、ゆっくり走っていると既に花火が打ち上げられています。

今回も手持ちのオート設定撮影…。準備すれば良かった。

よくよく見ると、歩道が花火観覧席のように何人もの見物客がいたので、バイクを交通の妨げにならないよう脇に停車して眺めていました。

下の方で打ち上げられた花火は建物の影であんまり見えませんが、大花火はしっかりと見えるなかなか良いロケーションです。

嫁ちゃんがスマホで撮ってくれた VRX と花火。交通の妨げにならないよう、すみっこに停めたせいか、バイクのさらに車道側に車を路駐している人がいました。

気がつくと、他の人達の車の路駐がぎっしり。見物客も数十人単位に増えていました。花火のフィナーレになると身動きが取れなくなりそうだったので、花火の音の中、メイン会場付近に移動しました。

朝市や鯨瀬付近まで路駐で大混雑していた車を余所目に、バイクで走っていくと「させぼ五番街」の駐輪場は意外と空いており、難なく駐車することができました。「すり抜け」は嫌いなので、バイクのメリットとは考えていませんが、駐車についてはやっぱり優位性がありますね。

花火のフィナーレが終わって、ぞろぞろと家路に着く群集の中を進んでメイン会場に到着。夕飯を確保して会場のテントで食べました。先日行った、亀山八幡宮の夏祭とは出店(でみせ)も人出も桁違いです。佐世保にこれだけの若者たちが居るのかぁあ、と毎年ただただ驚くばかり。

今年はシーフェスが最も盛り上がる花火のタイミングで行ったので、人出が一番多かったと思います。出店巡りをしたいのであれば、暑さを我慢して昼間に行くべきですね。去年は昼間に行きました。

出店の販売終了がアナウンスされ、お開きの空気になったので五番街のスタバに移動。夜とはいえ、熱気が立ちこめた会場にずっといると汗だくになりました。

桃ベースのめちゃくちゃ甘い何かを飲んでいる嫁ちゃん。

嫁ちゃんがアイスコーヒーを奢ってくれました。涼しいクーラーがある室内はいいなぁ。

ちなみに今年は、海上自衛隊の護衛艦「ありあけ」、ミサイル挺「おおたか」、陸上自衛隊の装甲車、米海軍の掃海艦「チーフ」、佐世保海上保安部の巡視船「あまみ」がシーフェスに参加していたそうです。これだけの錚々たるメンバーが一堂に会するのは佐世保だけなんじゃないでしょうか…(笑)

昼に展示品や出店を見て回って、夜の花火は遠くから見るのが良い楽しみ方かな、と思いました。来年はそうしよう。

亀山八幡宮の夏祭に行ってきました。

佐世保市にある亀山八幡宮(通称:八幡神社)の夏祭に行ってきました。

僕の子供の頃は、参道の両端にところ狭しと出店(でみせ)が軒を連ね、鳥居の外の階段下にまで続いていた記憶があるんですが、ここ最近は少ないですね。

八幡様のお祭りは、毎年8月1、2、3日ですが、8月の最初の土日に佐世保シーサイドフェスティバルを開催するようになって、出店数が少なくなったような気がします。

今年は本殿の前に、旧暦の七夕のためか笹の葉と短冊がありました。去年はなかったような。

そういえば、小学生の頃に子供会で「六根清浄悪疫退散」という掛け声とともに、笹のついた神輿を担いで町内を練り歩き、町民に水をかけてもらい、八幡神社に行くというイベント(?)を毎年やっていたような気がします。隣町の子たちもみんな同じように集ってきていました。

社会人になってからは日中、自宅に居ないせいか、見なくなってしまいました。もうやっていないのかな。

お参りを済ませた後、八幡様のお祭りに行くと必ず撮っている構図で撮影。今回は、去年まではフレームの中に居なかった嫁ちゃんが写りました。

今年は三脚を持たずに手持ち・オート設定だったので白飛びと黒飛びがスゴいですね…。ここのところ、真面目に写真を撮っていないので、こういう機会はちゃんと撮らないとな〜、とブログ記事を書く時になって、いつも思います。

シロップかけ放題のかき氷屋台で全てのシロップをかける嫁ちゃん。10種類くらいあったかな。スゴい味になってました(笑)。

出店は少ないながらも、佐世保アイスクリームの屋台、やきとり屋、お面屋、かき氷屋、くじ屋、フライドポテト屋、金魚すくいなどがありました。子供の頃から印象にあった、わたがし屋来なくなっていたのはちょっと残念。

ちなみに大晦日から正月にかけての初詣シーズンは、競合するイベントがないので出店は昔の夏祭かそれ以上の数が出ています。動けなくなるくらいのたくさんの人出もあり、とても賑やかです。

この日は祭の初日。20時50分に行って、21時20分頃まで舞台の演目が続いていました。

初日と最終日、この舞台の向かって左側に「ナイアガラの滝」というロープに付けた火薬に一斉点火する花火や、佐世保北高のグラウンドから打ち上げる花火があったりと賑わっていましたが、10年近く前になくなってしまったそうです。

佐世保中心地で見られる打ち上げ花火は、八幡様の花火かアメリカ独立記念日の米軍基地から打ち上げられる花火くらいだったと思います。

北高在学中、夜の北斗館(グラウンドに面した武道館)に友達と入り込み、眺めた花火はとても印象的でした。

カッティングマシンを買ってみました。

前回、ハスラーにスノーピークのカッティングステッカーを貼りました。思った以上に良い仕上りになりました。そうなるとオリジナルのカッティングステッカーを作りたくなるのが人の性…。ということで、カッティングマシンを購入しました。

Roland STIKA SV-8

ちょっと調べたところ、趣味利用で使われているカッティングマシンの有名なものに Roland 社の STIKA というものがあるらしく、ネット情報も互換品もたくさんありそうだったのでコレに決めました。

仕事で造船用の NC 切断(鉄板を切断する機械)用のデータ処理をやったりしてますが、それのミニバージョンみたいな感じでしょうかね。

一番安いモデルの SV-8 の最大のカットサイズは 160mm × 1000mm。ワゴン車の車体側面にデカデカと貼られた社名ステッカーでも作れるサイズなので、趣味用途には十分です。

試し切り

DVD-ROM が同梱されているので、手元の Windows 10 に SV-8 のドライバをインストールし、CutStudio という Roland 製ソフトを入れます。この CutStudio でデザインしてカットするらしい。また、Adobe Illustrator 用のプラグインもあるようです。

試しに、CutStudio を起動してネットでダウンロードしてきた適当な画像をインポートし、枠線の抽出後、シートをセットしました。

通常のインクジェットプリンタは本体の奥から手前に印刷されたものが出てくるので、初めは奥の方からシートを入れようとしていましたが、手前から奥に差し込むのが正解みたいです。(説明書読め)

動作音は結構うるさめ。

シートは手前から差し込んで、本体の左右にある線に合わせます。左右どちらかが合わなければシートが傾いている証拠。右にあるストッパーを解除して傾きを微調整します。

あとは普通のプリンタと同じように CutStudio から「カット」をすると、シートを前後させながらカッターがガリガリ切ってくれます。とても便利やぁ…。

カットが終わったら、ステッカーの不要な部分をピンセットで剥がして、アプリケーションシート(転写シート)を貼りつけて完成。

映画「ゴーストバスターズ」を見ながら作業した結果です。

こんなんが出来ました! 面白い…(笑)

割と細かな形状もカットできますね。ただ、顔のパーツや指などの接着面が小さな部分が多いと、不要な部分を剥ぎ取る作業の時に一緒にくっついてきて難儀しました。今後デザインする時の参考になります。

ハスラーの給油口

いくつかカットのテストをしてみて、だいぶ傾向が分かってきたので、ハスラーの給油口のカバーに貼るステッカーを作ってみたいと思います。

ステッカー作成

元となるデータを作ります。ハスラーの給油口のカバーは 203mm × 163mm で角が R=35mm らしいです。

PS/IL のペンツールと同じ操作感覚のフリーのベジエドローソフトってないのかな。

上のような画像を Photshop で作成し、 EPS 形式で保存して CutStudio に読み込ませようとしましたが上手く行かず。EPS 経由だとベクタのまま取り込めると思ったのに、原因不明のままあまり調べませんでした。(todo: 後で調べる)

結局、Illustrator を持っているので、イラレ本体と SV-8 のイラレプラグインをインストールしてカットしました。今回のためにイラレをインストールしたんですが、プロダクトキーを紛失してしまって30日間の無料体験期間突入です…。うーむ。メインはあくまでも Linux なので、Linux は蚊帳の外である CC への切り替えタイミングを失なっていましたが、本格的に考えた方がいいかなぁ。Lightroom も使いたいし。

CutStudio はその上でガリガリとデザインをするほど高機能ではないですが、初心者には使い易そうで好感触。ただ、インポート形式が JPEG/BMP/EPS と、PNG やベクタデータに対応していないのは、今のご時世もったいないところです。CutStudio は Windows 9x 時代からあるみたいなので、Windows 10 でも使えてるだけマシなのかな。願わくば、SVG や AI 形式もサポートしてもらいたいですねー。

SVG をサポートしていれば、Inkspace を練習する良い機会になりそうだけど。

裏に印刷されているLGのロゴが透けて見えてます。LGはステッカーも生産してるのかぁ。

カットが済み、不要な部分をピンセットで取り除き、アプリケーションシートを貼って完成。ステッカーも台紙も白色なので、分かりやすいよう透かして写真を撮りました。

今回利用したのは「中期用屋外耐候4年カッティング用シート (200mm×10m ステカ SV-8 サイズ, 白)」という商品。一応、4年持つやつらしいけど、さてどのくらい持つもんなのかなー。

車体に転写

平日なので夜間作業です。嫁ちゃんに照明係をお願いして作業スタート。まず、貼り付ける給油口カバーのホコリを丁寧に拭いて綺麗にします。本来であれば、明るい晴れた日に洗剤で脱脂→乾燥させてから貼るのがベストだと思いますが、テストも兼ねているのでとりあえず省略。

作成したステッカーの台紙を剥がして、ステッカー部分とアプリケーションシート(透明の転写シート)だけにします。

位置を合わせながら、気泡ができるだけ入らないよう車体に貼りつけます。

指でぐいぐい押して、ステッカーを車体に密着させます。あらかた擦ったら、今度はステッカーが剥がれないように注意しながら、アプリケーションシートだけを剥がしていきます。

広い面部分はどうしても気泡が入りやすいので、カッターナイフで小さな穴を開けて空気を逃がします。カッターがなかったので嫁ちゃんが指でグイグイしてました。

ひとまず貼り付け完了です。ここまでの作業時間は3分。暗いと雰囲気が分かりづらいですねっ…。

明るい場所に移動して撮り直してみました。

イメージどおりの仕上がりで、とりあえず満足しました。今回のステッカーは自己主張しすぎず、ちょうど良い収まり具合。車体は良い天気の時はめちゃくちゃ熱くなるし、紫外線にも風雨にも耐えてくれないといけません。どのくらい持つかは様子見していきたいと思います。

この STIKA SV-8 は、Tシャツのアイロンプリントシートのカットにも使えるみたいなので色々遊べそうです。僕も変なTシャツを作りたいな〜。

フジミ模型 1/12 スーパーカブ110 を作りました。

C50が好き

C50 の形 1966〜2007年

僕が好きなカブは1966年〜2007年の C50 系カブで、一番長い間、形を変えずに売れ続けていたデザインです。

2007〜2017年の中華モデルのデザインは、一新しようとした試みは感じ取れますが、肝心のカブ感が少なくなってしまっています。2017年〜現行モデルは丸目に戻ったとはいえ、中華モデルと同じフロントフェンダーやリアの平面を面取りしたような形状、ハンドル回りの首が太くてヘッドライトが小さいズングリムックリな印象が好みではありません。 (2007年〜のカブ乗りの方ゴメンナサイ。)

現行モデルの形 2017年〜

C50系は「水曜どうでしょう」のちょい高めのフィギュアだったり、ばくおん!のカブを軽く dis っているような面白いカスタムがされたフィギュアだったり、めちゃくちゃ小さいカプセルトイモデルだったり、まともなモデルアップが少なかったんですよね。

C125 を新発売している本家本元のホンダもそうですが、やたら初代の C100 推しの風潮が強いです。まともなスケールでのモデルアップはフジミの 1/12 C100 だけだったですし…。

初めてのカブのプラモデル

そんな時、青島文化教材社から6月に発売される「1/12 完成品バイク Honda スーパーカブ50」を見つけて、ヒャッホーィ!予約しようかな〜!という話を嫁ちゃんにしたところ、数日後…

可愛い笑顔でフジミ模型の「1/12 NX1EX-1 ホンダ スーパーカブ110」の限定版をプレゼントしてくれました。

アオシマじゃなくてフジミ…だ…と……!?

フジミが C100 以外のカブを出してるのを知りませんでした。(今年の3月22日に発売したみたいです。)

そしてコレ、2017年〜の現行カブのモデルアップです。

ウワァアアアァアアアアッ /(^o^)\

という心の悲鳴をそっとしまって話を聞くと、個人売買サイトで4,000円もしたとのこと。見ると限定モデルらしくて、通常モデルにはないパーツも含まれているらしい。
バイクに全然興味がない嫁ちゃんが、僕が喜ぶだろうと思って密かに取り寄せてくれたプラモデルだ。地味に高いし、型はどうあれカブはカブだ!

パッケージや組み立て前のパーツを眺めていると、ディティールが全然しっかりしてるし、レッグシールドやフェンダーの質感もとても良い。タイヤも見慣れたパターンのゴム製だし、見れば見るほど愛着が出てきました。古い金型を使ってる艦船模型ばかりを作っていたので、モールドの美しさにもワクワクします。まあ、手元に来るとなんでも愛着が出てくる単純なヤツです(笑)

レビューを見てみると塗装せずに素組みしても、結構な完成度で出来そうだったので、プレゼントしてもらった翌日に早速組み上げました。

完成

完成したフジミ模型の「1/12 NX1EX-1 ホンダ スーパーカブ110」です。1/12 スケールなので全長は15cmほど。初回限定バージョンということで、タンデム用の座布団が付いています。塗装を一切してませんが、なかなか良い質感ですね〜!

後ろからの様子。タイヤは前後ともに回転し、ハンドルも動きます。ナンバープレートや各所にあるホンダのロゴ、エンブレムはデカールではなく全て紙製のシールでした。「接着剤不要・塗装不要」ということで出来るだけ簡単に作れるよう配慮してあるんだと思います。水を使って手間がかかり、下手すると破けてしまうデカールだと、難易度が上がりますしね。

車体左側から。接着剤不要で組めはするものの、形になってくればくるほど車体を持って作業している時に細かなパーツが落ちたり飛んでいったりしたので、接合面が小さくて外れやすいパーツは接着剤で固めながら作業しました。ミラー、キックペダル、ブレーキ、センター&サイドスタンド、シフトペダル、タンデムステップ、エキパイあたりは固定済み。接点が2箇所以上のところはパチンとはめ込むだけでとても安定します。高精度じゃないとできない仕組みですねー。

芸が細かいなぁと感心したのは、スイングアームに貼られている「ドライブチェーン注意事項」のシールもそのまま再現されている点。めちゃくちゃ小さいです。チェーンケースやエンジンは渋い光沢のシルバーで再現度が高いんですが、やはりスポークやリアショック、リアキャリアはメッキ調の塗装をした方が良さそうですね。

下部から。こんなに精巧に出来ていると、プラモデルとは言え横転している車体を見るのは心が痛みます…(笑)

写真ではサイドスタンドを立てた状態ですが、可動するので収納も可能です。代わりにセンタースタンドを立てることもできます。重心も実際の車両と似ているようで、微妙にタイヤが接地する様子も再現されています。ちなみにプラモデルは車重が軽いので、センスタだとちょっと触っただけでスタンドが戻ってしまい安定しません。

レッグシールドに隠れてしまうシリンダーやエアクリーナーもちゃんと再現されていました。クランクケースの内側も(図ってないだろうけど)割とソレっぽい。

ハンドル回りも精巧に再現されていて、メーターはシールを貼りつけた上からクリアパーツをはめ込む仕様。ウィンカースイッチ、ヘッドライトのハイロースイッチ、セルスイッチなどは凸部にシールを貼りつけます。ミラーも光沢シールです。限定パーツには黒いコンビニフックも付いていたため、接着剤で固定しました。

注意書きやシフトチェンジ方法のシールまで付いてるのはファン心をくすぐります。(僕のカブは中古車でオールペン済だったのでありませんでした(´・ω・`))

ブレーキランプやウィンカーも本物と同じようなプラスチックのクリアパーツなので、中にLEDなんかを仕込んだら楽しいかも。

総評

バイクのプラモデルは、小学生の時に作ったタミヤのドイツ陸軍サイドカー以来で、ほぼ初めてだった僕ですが、テレビを見ながら小一時間で作ることができました!

これだけの手軽感でこの完成度であれば、定価3,888円・実売2,800円前後はお得なのかも。

冒頭、「現行モデルはデザインがどうのこうの…」と言っていましたが、とても気に入っています。今では我が家の一番目立つところ(リビングのテレビ前)に鎮座しております(笑)。

「追い抜く」と「追い抜かす」

「追い抜く」ことを「追い抜かす」と表現している文章に違和感を感じます。インターネットや本で、バイクや四輪車の記事を読んでいると、よく「追い抜かす」という表現を目にします。これについての違和感は多くの人が持っているようですが、僕もその一人なので改めて、書いておきます。

「追い抜かす」?

辞書ベースでいうと、「追い抜く」という言葉が正式で「追い抜かす」は俗語として扱われているようです。

「追い抜く」は「追う」+「抜く」という二つの動詞がくっついて出来た言葉ですので、活用形は「抜く」のカ行五段活用です。語幹は「追い抜」。

  • 未然形 … 追い抜か、追い抜こ
  • 連用形 … 追い抜き、追い抜い
  • 終止形 … 追い抜く
  • 連体形 … 追い抜く
  • 仮定形 … 追い抜け
  • 命令形 … 追い抜け

一方、「追い抜かす」は「追う」+「抜かす」ですので、サ行五段活用。語幹は「追い抜か」。

  • 未然形 … 追い抜かさ、追い抜かそ
  • 連用形 … 追い抜かし
  • 終止形 … 追い抜かす
  • 連体形 … 追い抜かす
  • 仮定形 … 追い抜かせ
  • 命令形 … 追い抜かせ

「抜く」と「抜かす」は似てますが、違う単語です。二つの言葉の意味を見てみると、次のようにあります。

抜く

  1. 中にはいっているもの、はまっているもの、刺さっているものを引っ張って取る。「刀を―・く」「歯を―・く」「とげを―・く」
  2. 中に満ちていたり含まれていたりするものを外へ出す。「浮き袋の空気を―・く」「プールの水を―・く」「力を―・いて楽にする」
  3. 中にはいっている金品をこっそり盗み取る。「車中で財布を―・かれた」「積み荷を―・かれる」
  4. 多くのものの中から必要なものを選び取る。全体から一部分を取り出す。「書棚から読みたい本を―・く」「秀歌を―・いて詞華集を編む」
  5. 今まであったもの、付いていたものを除き去る。不要のものとして取り除く。「染みを―・く」「籍を―・く」「不良品を―・く」「さびを―・いたにぎりずし」
  6. 手順などを省く。また、それなしで済ませる。省略する。「仕事の手を―・く」「朝食を―・く」
  7. 前にいる者や上位の者に追いつき、さらにその先に出たり、その上位になったりする。「先頭の走者を一気に―・く」「すでに師匠の芸を―・いている」
  8. 新聞報道やテレビ報道などで、他社に先駆けて特ダネを報道する。すっぱ抜く。「スクープを―・く」
  9. 力などが他よりすぐれている。基準よりも上である。「実力が群を―・いている」
  10. (「貫く」とも書く)突き通して向こう側へ出るようにする。一方から他方へ通じさせる。つらぬく。「山を―・いてトンネルをつくる」「一、二塁間を―・くヒット」
  11. 型にはめて、ある形として取り出す。また、ある部分だけ残して他の部分を染める。「ハート形に―・く」「紫紺の地に白く―・いた紋」
  12. 攻め落とす。「城を―・く」「堅塁を―・く」
  13. 和服の着方で、抜き衣紋にする。「襟を―・く」
  14. 囲碁で、相手の死んだ石を取る。
  15. (動詞の連用形に付いて)そのことを最後までする。しとおす。また、すっかり…する。しきる。「難工事をやり―・く」「がんばり―・く」「ほとほと困り―・く」

※出典: https://dictionary.goo.ne.jp/jn/169219/meaning/m0u/%E6%8A%9C%E3%81%8F/

抜かす

  1. 入れるべきものを入れない。うっかりして落とす。漏らす。また、間をとばす。「順番を―・す」
  2. 抜けるようにする。力などを失わせる。「びっくりして腰を―・す」「現 (うつつ) を―・す」
  3. (「吐かす」とも書く)言う、しゃべるの意で、相手を卑しめていう語。言いやがる。ほざく。「てめえ何を―・すか」
  4. ある場所から逃げ出させる。「権三様をもあの婆が、見ぬやうにそっと―・して往 (い) なせませ」〈浄・鑓の権三〉

※出典: https://dictionary.goo.ne.jp/jn/169115/meaning/m0u/%E6%8A%9C%E3%81%8B%E3%81%99/

意味を見て分かるとおり、「抜く」の7番目の意味合いが強く、「抜かす」は誤用と分かります。

注目したいのは「抜かす」の2番目の意味、「抜けるようにする。力などを失わせる。」。1、2、4番目の意味では「抜かす」は他動詞という側面が強いので、「(自分が)相手に対して影響を与えたこと」を強調したい場合の「抜く」を「抜かす」と言っているように見えました。

でも、「抜かす」にはそもそも「前にいるものに追いつき、その先に出る」という意味はないので、ここが違和感の原因なのです。

「抜かす」派の人は、追い抜かれた事を「追い抜かされた」というんでしょうか?

確かに「打ち負かされた」感は強調できる気はしますけど、「負ける」と「負かす」のように明らかに主語と目的語の状態が逆転するほど、「抜く」と「抜かす」の意味は単純ではないので、誤用している人が多いのかと思います。

意外性?

ちなみにNHK放送文化研究所では

「追い抜かす」には、そんなことはふつうは起こらないという「意外性・びっくり感」のようなニュアンスもあるようなのです。

「追い抜く」? 「追い抜かす」? | ことば(放送用語) – 最近気になる放送用語 | NHK放送文化研究所

と、使われ方の傾向を書いています。なんだろう…フワフワした回答だし、的を得ている感じもしない。

僕は、「追い抜かす」派の人がツーリング中に、仲間にインカムで「前の車、追い抜かそう」と話してても、「びっくりさせてやろう」なんてニュアンスは感じ取れません。

そもそも、語感や文字数の都合で言葉を変える可能性がある歌詞を評価対象としているのは、どうなのかな。

「追い抜く〜」という歌詞だとメロディやテンポの都合で合わないので、(誤用という認識があっても、俗語として意味は通用する)「追い抜かす〜」とする場合もあるだろうから、純粋かつ日常的にみんなが使っている口語ではないです。

歌謡曲がその時世を映している点や、このようなページではみんなが知っているような文章がふさわしい点から、歌詞を評価対象としたのは理解できますが、自分から積極的に「正しい言葉が〜」と言ってる団体であれば、もうちょっとマトモな回答や見解が欲しかったです。

結論

僕は、日本語原理主義者って訳ではないし、日本語の専門家でもないのであまり偉そうなことを言えません。

「抜く」や「抜かす」のほか、「抜ける」や「抜かる」という言葉があるように、日本語はとても複雑です。言語は、時代ごとの使う人にとって(誤用も含めて)形成されていくものなので、ひょっとしたら近い未来の辞書に「追い抜かす」が載るかもしれません。

この「追い抜く」「追い抜かす」議論は、他のブログでもよく取り上げられていて、いろいろな解釈もあるので今更どうという話はないですし、「追い抜かす」派の方に対していちいちツッコミを入れるほどでもないです。

しかし、「追い抜かす」という言葉は誤用と知っていて、さらに、「抜かす」に「ほざく」、「ハブる」に似たマイナスイメージの意味があり、「(相手を)打ち負かす」という敵意を含むニュアンスを連想してしまうので、僕は公道の上では使いたくないなぁ、と思いました。

2017年最後の夕陽

大晦日の夕方、市内にある墓地に墓参りに行ってきました。

カブは入り口でお留守番。

お墓の様子。

階段を登りながら振りかえると、夕陽がとても綺麗でした。

うわー綺麗!

雲から漏れる夕陽の光が絶妙な色を出していました。終末感半端ない。

来年も健やかに過ごせますように!と、ご先祖様と夕陽に手を合わせました。

3/26メモ

heroku

わかりやすい。

heroku 上で Rails アプリが動くところまでざっと見てみました。てか、heroku の前にまともに Rails の勉強しなきゃ。

ほほう。

vagrant

上の heroku の動画で vagrant を使っていて、docker や virtualbox はコマンドラインからガリガリ使っていたけど、vagrant は名前くらいしか知らなかったのでちょっとメモしておく。

うんうん、virtualbox のイメージも空から降ってくるべきですよね。

swig

sirenmruby から MRI に移植してるんだけど、どうせなら SWIG で OpenCASCADE ラッパーな ruby-occt を作ってゴニョゴニョすべきかなと思いつつ

を見てたんだけど、PythonOCC では大量の SWIG 用ラッパーファイルで頑張ってらっしゃる。*.i だけなら流用できるのかなー、でも python なんちゃらって文字があるぞ。めんどいなあ…。そもそも siren は OCCT の無駄に多いクラスや機能を適度にまとめて使えることが利点だから、フル機能の OCCT を使いたいんだったら PythonOCC やネイティブな OpenCASCADE を使えばいいと思ってたりして悩みどころです。

Kinect 360 買っちゃった

前々回と前回の OpenCV まわりに関連して、とうとう Kinect を購入しました。Kinect for Windows じゃなく 360 でもとりあえずは研究に使えるらしいし、ドライバや SDK が厳格そうな Windows で開発するわけでもない、360なら価格も中古で低価格程度ということで Amazon で5000円の中古をポチ。ヤフオクで2000円弱で出品されてるんですが、動作保証と電源ケーブル同梱版、手続きの早さで割高だけど Amazon のを購入しました。

月曜日(明日)届く予定です。楽しみ。Kinect の到着を待つ間、Python で書いていた(というかコピペしてた)ステレオマッチング処理を Ruby で書き直そうと思ってドキュメントを見てたら ruby-opencv には StereoSGBM()ない模様

こんな時に颯爽と実装してプルリクをぶん投げられる人になりたい…。

デジタルデバイス処分

PS3、楽天 KOBO、NEC LifeTouch NOTE、Lavie Tab W 708 など使ってないデバイスを処分中。ハンディカムや液タブも売り出そうか悩み中です。

僕が考えた最強のモバイルターミナル

…と、釣りみたいな題名ですが、あくまでも自分にとってということです。

ハードウェアキーボードを実装したau初のAndroid端末「IS01」や、モバイルギアの再来と謳われたNECの「LifeTouch NOTE」など、ハードウェアキーボードを搭載したモバイル端末の魅力に惹かれていろいろなハードウェアを買ったり使ったりしてきましたが、結局、どれもしっくり来るものがありませんでした。

普段の自分のコンピュータ環境は

  • Happy Hacking Keyboard ユーザである(Ctrlキーの位置が大切!)
  • 英語キーボードユーザである(記号キーの位置が大切!)
  • 日本語入力・変換にSKKを使っている(Shiftキー酷使!)
  • VimやBashで作業することが多い

っていうニッチな仕様で固められています。 自分で望んでそういうものを使い出しているので後悔はしていませんが、やっぱりハードウェア選びが不便なことが多々あります。

ラップトップPCは、ハナから英語キーボードが選べるモデルしか対象にしていません。問題は外出先で快適なコンピュータライフを送るためのモバイル端末です。

SHARP IS01

is01

IS01はそもそも日本語キーボードですらないので論外ですが、電話機として見ても、通話がしづらかったり、Android1.4と古くなっていたり、性能が遅くてSKK for Androidの変換すらタイピング速度に付いていけなかったりと問題が多々あって、結局普通の形状のスマートフォンに変更しました。

NEC LifeTouch NOTE

ltn

また、LifeTouch NOTEは手に入れた直後にDebian GNU/Linuxを入れて遊びましたが、他の人が活用しているポメラのようなモバイルワープロのような利用方法や簡単なネット端末としての使い方はしないうちに陳腐化しちゃいました。先日、ちょうど出張に持っていこうと数年ぶりに使ってみると、挙動がなにかおかしい…。リカバリをしてみると、今度はアプリが「あなたのAndroidは古過ぎて非対応」の続出。リカバリ直後はAndroid2.2だったかな。ESファイルエクスプローラや、Connect Bot、SKK for Androidが普通に導入できたので(DropboxやFirefoxなどはムリ…)、とりあえずはポメラ的な使い方+ターミナルとして出張に持っていこうといじりまわしていると、致命的なことにタッチパネルの接触がどんどん悪くなり、タッチしても反応しなくなりました。安く仕上げるためにタッチパネルはあまり良いものじゃないと聞いてましたが、散々時間をかけた挙句出張前夜に壊れるとは…。なお、HIDも非対応らしくUSB/bluetoothマウスも絶望的のようです。最低限の操作はキーボードで出来るかなと思いきや、標準の「ブラウザ」ではキャレット移動モードがついてないのでタップする以外にネットサーフィンができないようです。いろいろ惜しい。

既存のスマホ+α

結局、普段使っているスマートフォンにいろいろくっつけて快適な環境を構築するところに落ちつきました。

現在のスマートフォンはシャープのSHL22。2014年の2月に購入したもので、1年ちょっとが過ぎました。IS01を使っていた当時は、そもそも携帯を携帯したくなくなるほど重くてかさばったのであまり身につけていませんでしたが、SHL22になってようやく、普通の人のように携帯するようになりました。(それでも大きすぎるけど) このスマホ自体、他のメーカーのスマホに比べると映像出力であったりいろいろなところがちょっと「残念」なんですけど、HIDに対応しているAndroid4.2ってだけでも救いです。

構成は次のとおり。

DSC02365

ごちゃごちゃしてます、ええ。

スマホにUSB給電ができるY字ケーブルを差し、片方にモバイルバッテリー、もう片方にUSBハブを装着し、ハブにHappy Hacking KeyboardとMicrosoftのワイヤレスUSBマウスを装着しています。 左上の黒いのはモバイルWiFi端末です。auを含め大手キャリアの通信サービスは自分のようなたまにしか恩恵を受けないユーザにとって高すぎるので契約しておらず、代わりにIIJの格安SIMカードを契約しています。おかげで月々の通信費が通話と通信料合わせて2400円程度で運用できています。モバイルWiFi端末自身、バッテリーを内蔵しているのでモバイルバッテリーに接続しなくても利用することができます。右上の白い箱は予備のバッテリーです。

構成図

network

当初、Y字ケーブルとモバイルバッテリーを抜いて、スマホに直接USBハブ(とキーボード+マウス)を装着していたところ、思いのほかスマホのバッテリーを消費していました。キーボードもマウスも意外とバッテリーを食うようです。感覚としては、スマホでワンセグ放送を受信したり、Nasneの録画ストリーミングを再生したりする以上にバッテリーが削れていました。(10分で4〜5%とか)ということで、途中にダウンストリーム給電用のY字ケーブルとモバイルバッテリーを装着しています。

当初の構成

network2

SHL22の仕様かケーブル側の仕様かは分かりませんが、モバイルバッテリーから見てアップストリーム、つまりスマホ側には給電されません。なので、あくまでもこの構成で利用する際にモバイルバッテリーで動かしているのはキーボードとマウスのみです。スマホ側にも同時に給電できれば心強いんですが、キーボードとマウスが消費していた電力が削られなくなるだけでも結構長い時間、作業できるようになりました。

また、Happy Hacking KeyboardにはUSBハブ機能があるのでキーボードの上流側にUSBハブを付けたくなかったのですが、このハブを噛ませないとスマホ側が上手く認識しませんでした。Y字ケーブルあり・なしに関わらずそのような状況です。

この構成の利点は、用途や行き先によって不要なパーツは家に置いていくことができるところです。フルセットを旅先に持っていって宿泊先でガリガリコーディング、宿泊先から外出する際にはスマホだけ持って外出、という具合に、ラップトップPCにはない魅力があります。最近のラップトップは画面だけを取り外してタブレットPCとして使えるものもありますが、あれ自体でけえよ!って思ってしまう自分にぴったりの構成になりました。ウレシイ。

Androidもバージョン3だか、そのくらいからまともにハードウェアキーボードをサポートし始めているので、やっとちゃんとしたキーボードでの作業ができるようになりました。IS01やLifeTouch NOTEでは独自にキーボードをサポートしていたので、記号や特殊キーを多用するvim・bashで作業ができたもんじゃなかったです。

モバイルバッテリーの部分も強いです。ラップトップPCに比べれば専用のバッテリーである必要はないため、劣化したらリプレイスが楽ちんですし、USBコンセントにすれば安定した給電も可能です。ラップトップPCのACアダプター付きケーブルを持ち運ぶのに比べれば、同じ重さでもモバイルバッテリーとUSBコンセントの組み合わせの方が使い勝手も格段に良いと思います。

ラップトップに対するデメリットと言えば、やはり見てのとおり、ごちゃごちゃしているところでしょうか。電車などで移動中、さっと膝の上に展開できるようなモノではありません。テーブル必須です。また、前述のとおりスマホ本体のバッテリーもモバイルバッテリーの恩恵を受けられないということです。

このデメリットを考えたとしても、やはりバラバラであることの利点は大きいと思います。スマホが変わってもマウスが変わっても、とりあえずこの構成は維持できそうです。

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使い慣れたキーボードで、vimを使ってC++コーディングができる喜び…!

ガリガリコーディングするのに十分な環境は整いましたが、仕事の出張では三次元CADを客先に見せないといけないので、まだまだ出番はないかもしれません。ううむ…。