ジョグのヘッドライトとフロントタイヤを交換しました

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Amazonで注文したパーツが少しずつ届いてきたので、ヤマハ ジョグ(CE50/SA36J)のメンテナンスをしました。やれる事からやってきたいと思いますよ〜。

前回、ハンドルカバーの前面とフロントカウルを取っぱらった状態からスタート。今日はどこまでできるかな?

ヘッドライトの換装

ヘッドライトは状態が良くなかったので丸ごと交換します。

購入したヘッドライトユニットはコレです。リフレクター、レンズ、ソケット、ケーブル、ハロゲンバルブがワンセットになったお買い得商品。

古いヘッドライトを取り外して、ハンドルカバー内に押し込むと綺麗にハマりました。この状態でエンジンをかけて点灯チェック。ハイ・ローともにちゃんと光っています。

作業は午前中で明るかったため、光軸調整は夜になってからしようと思います。ヘッドライトの換装はものの数分で完了しました。

後日撮影したヘッドライト。ガタガタせず、ハイ・ローともに点灯します。

タイヤの交換

次は劣化が激しかったタイヤの交換です。次のパーツ・工具を準備しました。

あとは、手持ちのメガネレンチと手袋など。ビードブレイカーがあると簡単かつ素早くビードを落とせるそうですが、持っていないのでタイヤレバーで頑張るぞい。

フロントタイヤ

フロント側は、フォークで両持ちになっています。車体右側のシャフトをメガネレンチで固定し、左側のナットを緩めていくと簡単に取れます。フロントブレーキユニットがホイールにくっついてますが、シャフトを抜くとカポッと取れます。

次に車体から取り外した前輪のホイールとタイヤを分離させます。虫回しを使って、タイヤの空気を抜いて、ホイールに密着したタイヤを踏みつけて空気をできるだけ抜きます。ホイールとタイヤの間(ビード)に、タイヤレバーを差し込んでタイヤを外していきます。ビードブレーカーはてこの原理を使って、力を入れずにビードを落とすことができます。

タイヤとホイールを分離できたら、ホイールを綺麗にします。パーツクリーナーで汚れを落としてウェスで拭きました。新しいタイヤのビード部分にビードワックスを塗り、空気穴マーク・回転方向矢印に注意しながらホイールに嵌めます。

コンプレッサーで勢いよく空気を入れてビードをホイールに密着させ、虫回しを使って虫ゴムで栓をします。チューブレスタイヤなので、「勢いよく空気を入れる」のが重要です。空気圧でタイヤを一瞬のうちに膨らませて密着させないといけないため、シュコシュコする手動の空気入れではダメみたい。(ちなみに今回、アネスト岩田のエアコンプレッサーも新品で購入しました。安かったけどあるのと無いのとでは雲泥の差…!!)

あとは、分解した手順の逆に組み立てていけば完了です。作業はおよそ15分くらい。

後日撮影した新品のフロントタイヤ。空気穴の位置と黄色い印を合わせています。

別の方(バイク屋さん)がジョグのタイヤ交換の動画をアップしてましたが、その動画では前後両方で15分で交換していました。スゴい手際の良さ…!

リアタイヤ

同じようにリアタイヤも交換していきたいと思います。

マフラーを固定しているボルト2本を徐々に緩めていき、エキパイとシリンダーをつなぐナット2本も緩めると簡単に取れます。リアは片持ちでスイングアームに固定されているのでマフラーを外したらホイールが丸々見えます。

ここで予想外のことが。いや…ある意味予想はできたのですが、上半身筋肉痛になるくらい大変な作業になりました。

というのも、リアホイールを止めている22mmのナットが固着してビクともしません。22mmというイレギュラーな径と錆びて噛みまくった緩み防止ナット、舐めまくる十二角メガネレンチという三重苦がやってきました…。

上の写真はナットにメガネレンチをかけているところです。元々結構なトルクで締められている部分で、Youtube のタイヤ交換動画を見ると、後輪をロックした状態でこのメガネを足で押し下げて緩めている人がいました。

しかし、このジョグはそんなに甘くないッ…!! 文字どおりビクともしません (´・ω・`)

インパクト用の22mm六角ソケットをホームセンターに買いに走り、バーナーで炙りながらガンガン叩くこと数時間。変わったと言えば、ナットの表面が削れてキラキラした程度。

嫁ちゃんを職場に迎えに行ったり、友達と花見の約束があったため、今日の作業は終了です。クワァ…。

どうすんのこれ

外見上、(素人目にも)一番ヤバかったリアタイヤの交換がまさかの壁にぶち当たりました。いろんな動画やマニュアルを参考にしてイメージトレーニングしていただけに結構なショック。

実はフロントタイヤ交換、ヘッドライト交換も同時進行でやっていたので、リアの手強さに動揺して随所で写真を撮るのを忘れてました(笑)

この図の17番のナットが取れない。

近所のバイク屋さんに泣きついて、もっとパワーのあるインパクトで外してもらうか…いや、リア用の新品タイヤも買っちゃったし、持ち込みパーツで工賃だけお支払いとは申し訳ない。それに、このジョグはメンテナンス教材としての目的でもあるんだし、自分でやらないと意味がない。うん、やっぱり自分でやるべきだ。

続きます。

佐世保のシステムエンジニアです。詳しいプロフィールやこのブログについてはこちらをご覧ください。

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