長崎市内に行ってきました。

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佐世保市から西彼杵半島の大村湾沿いを通り、長崎市内に行ってきました。

高校の頃の総合体育大会で行った以来、あまり行かなかった長崎市内。長崎県の県庁所在地ではあるものの、佐世保市の経済圏は福岡市なので、プライベートや仕事でも福岡方面に行くことが多いんですよね。観光目的で行ったのは、子供の頃にあった「’90長崎旅博覧会」(当時5歳)以来かなと。

このテーマ曲だけなぜか覚えてます。

さて、先月珍しく長崎市内への出張が2回もあったので、思い切って行ってみることにしました。カブで近場をうろうろする「カブうろ」で、佐世保・大村・諫早・西海・島原・松浦・平戸…と長崎県下の本土にある自治体はほとんど行きましたが、最後の砦とも言える県庁所在地、長崎。ある意味ラスボス。覚悟をしなければいけない理由がいくつかありました。

  • 地味に遠い。下道で90kmくらいあります。佐世保から片道1時間半から2時間半コース。
  • 行った先に全国的な観光名所が多い。全体の日程に余裕がないと、フラフラ寄り道できません。
  • 観光名所を巡るなら、泊まりは必須。
  • 人多そう。交通ヤバそう。路面電車怖い。

この週末は、久々に天気に恵まれて気温も暖か。もう行くしかありません!

出発

自宅で出発準備。1泊分の下着を丸めてバックパックに詰め込み、一眼レフと全天球カメラとカシオのスマートウォッチ…いつもの装備です。午前9時25分出発。

平和記念公園

早めに現地入りして観光地を巡る予定だったので、行きの行程は写真を全然撮りませんでした。1時間45分ほどで平和公園に到着しました。 入り口がよく分からなかったので、スマホのナビを頼りに付近をぐるぐる。公園のトイレが目についたので、停車しました。

ふと公園内を見ると

青い巨大な背中が!ここかー!

現物をこうやってみるのは初めてかもしれません。大きさも形もイメージどおりですが、顔は僕が思っていた以上におだやかです。この平和記念像の元の銅像を作ったのは北村西望さんという彫刻家で、私の祖父の知り合いだったらしいです。実家にも彼から直接いただいた作品「大滋良寛の像」があります。手を合わせてお祈りをしました。

平和記念公園は、原爆投下時には長崎刑務所があったそうです。春のうららかな陽気の中に「134名全員が即死」の文字。とても考えさせられます。

団体観光客がたくさん来たので、近くの売店でお昼ご飯にしました。

烏龍茶と肉まんと角煮まん。1000円弱でした。ちゃんと温めて出してくれて、売店内に座って食べられる茶屋がありました。

味は可もなく不可もなく。角煮まんの肉は外はジューシー、中はパサパサでした。冷凍期間が長かった感じかなー。 食べもの屋さんじゃないし、観光地なのであまり気になりません。一息つけて良かったという感じが大きかったです。

浦上天主堂

平和記念像の裏にある路地から、浦上天主堂が見えました。被爆のマリアで有名なところです。被爆後に現在の場所に移設されたらしいです。

一度谷を下って近づいてみました。観光地というより教会として使われている施設のようですので、駐車場の入り口のところまで行ってみましたが、一般車両の進入が禁止されていたので入りませんでした。

原爆資料館

長崎市内を北から攻略中。次は原爆資料館です。資料館の裏にある駐車場に停めます。駐車場の入り口のおじさんに「あの階段の下に停めておいて」と言われました。

停車後に「整理券をいただけますか」と聞くと「バイクは無料だよ!」とのこと。とてもありがたいです。バイクが多くて、自治体条例でも駐車を厳しく取締っている(らしい)長崎市。駐車についてもしっかり確認しないとな〜と思いました。

徒歩で正面玄関まで行くと、とても綺麗な外観の建物でした。屋上には庭園もあります。

受付で撮影の確認をすると、フラッシュを炊いたり他の方の迷惑になるような撮影でなければOKとのことでした。

展示物は結構な量です。気が滅入ってしまいそうなので、あまり撮りませんでしたが…。被爆して融解したボトルや表面が泡状になった瓦など、触ることができる展示物もありました。僕が入った時に観覧していた人たちも色々いて、白人や韓国人も多くいました。

原爆の実物大模型。想像以上に大きいです。ただ、7万人の命を奪ったものにしては、あまりにも小さくて醜い姿と言うべきかもしれません。

資料館の屋上からは、被爆直後と実際の風景を見比べることができる展望台があります。

稲佐山展望台

市内を北から進んでいき、夕方になるとちょっと運転が不安になる(と思われる)稲佐山展望台。夜景が綺麗なイメージだけど、先に登ってみました。 最初は弓張岳の登り口のような感じでしたが、もっと急な坂道でかなり上の高さまで住宅が続いてる…!弓張岳よりも標高は低いのに勾配が大きいので、高く感じました。

展望台に続く道の途中の分かれ道。中腹にあるのが無料駐車場で、上の展望台にあるは有料駐車場らしいです。どうせなので一番高いところを目指して、カブさん初の無人発券機がある有料エリアに進入!(有料ってわけでなく寄付なんですが、雲仙の仁田峠に行った時に有人ゲートは通りました)

到着!烏帽子岳や弓張岳よりも登るの早かった感。勾配が大きい分、距離は短くて済む理論かー! 停車している場所を囲む三角地帯(白線内)がバイク用駐車スペースでした。

晴れ渡っていてとっても綺麗!ほんと、足元がストンって落ちるように急勾配になってました。

展望台の内部。

女神大橋だ!

伊王島大橋だ!

あれが稲佐山公園かー!長崎のローカルテレビ局のCMでよくライブ情報が流れてる会場になりがちなところ!(勝手なイメージ)

360度ビューで大村湾や雲仙方面も見えてます。弓張岳にもこのくらいしっかりした展望台があればいいな〜。

シーボルト宅跡

稲佐山を後にして、今度はシーボルト宅跡に行きました。ナビ頼りです。

僕が行った時は駐車場は誰も停めていませんでした。

住宅街の路地を進んでいくと、シーボルト宅跡がありました。ほんとに住宅街の中で、最初は観光客が入り込んでいいか不安になってしまうレベルです(笑)

シーボルト記念館

亀山社中跡

出島

長崎歴史文化博物館

眼鏡橋

崇福寺

浜町

佐世保のシステムエンジニアです。詳しいプロフィールやこのブログについてはこちらをご覧ください。

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