スーパーカブのオイル漏れ(4)

最終更新日

Comment: 1

スーパーカブ(AA01)のクランクケースに穴が空いていて、オイルが漏れる件です。去年の夏(2021年7月)に、セメダインの金属用エポキシパテで穴埋め補修をしてみました。

あれから1年弱が経過した、今年(2022年)の6月頃にまたオイル漏れが発生。いよいよ腰下バラしか換装かなぁ…と中古エンジンをネットオークションで探していました。仕事が忙しくコンスタントに時間を割くことができず、対処方針を決め兼ねていたらもう10月になってしまいましたね…。

ちょっと時間が確保できるようになったので、応急処置を施したいと思います。

今回使用するのは、ホルツの金属補修用のメタルパテです。耐油・耐水性があり、主成分はクランクケースと同じアルミニウム。これ実は8月上旬には買ってたんです。ようやく使えるぞー。

1mm程度の凹みなどの補修向けなのでいささか頼りない気がしますが、一応用途には「鉄等のネジ穴埋めや、タップの切り直しに。」の文言もあります。

エポキシパテよりも使い勝手が良いですし、ジェネレーターカバーを外すたびに注入してボルトオンして水密がある程度持続すればいいなぁ…という目論みです。

作業をするので、まずはエンジンオイルを抜いていきます。ドレンボルトを抜くと勢いよくオイルが…

出てこない!!

申し分け程度にちょろちょろ垂れてくるだけです。オイルを継ぎ足しながら騙し騙し乗ってたんですが、缶コーヒー1本分くらいしか出てきませんでした。あかんこれは死ぬ。

シフトペダルとジェネレーターカバーを取り外して、オイル漏れを起こしているボルト穴に補修剤を塗り込みました。

表面が硬化するのが5分、完全硬化に24時間かかるそうです。1分で硬化するパテより使いやすいですね。ボルト形状と密着してもらいたいので、固まらないうちにボルトを取り付けました。

2剤を混ぜて使うタイプじゃないので空気に触れてないといつまでも硬化しないような気がしますが…んー、まあ…水密にさえなってくれれば良いので、今回は様子見したいと思います。(いつもながら適当)

にっちもさっちも行かなくなったら、もうこのボルト穴を全部セメダインのパテで埋めてやってもいい気がしてきました。カバーの3点止めの1ヶ所ですし、それほど力が加わる場所でもありません。シフトペダルがあるので、最悪走行中に取れても脱落したり、エンジンの動作に致命傷を与える場所でもありません。

オイルを入れるのは明日まで待って、テスト走行してみたいと思います。

2022-10-14 追記

ダメでした\(^o^)/

オイルを入れて走行したら、すぐにポタポタと漏れてきました。

もともと「1mm程度の小さな穴の補修」を謳っている商品ですし、この用途に使うとダメなのかもしれません。漏れた状態でシリコンシーラントを注入してみましたが漏れは止まらず、ほぼ新品のオイルがたらたらと自然に帰って行きます…。

また一度ちゃんとオイルを抜いて、詰め物を除去して塞ぎ直した方が良さそうです。

(´・ω・`)

佐世保のシステムエンジニアです。詳しいプロフィールやこのブログについてはこちらをご覧ください。

1件のコメント

  1. 初めまして、今後の参考に拝読させて頂きました。
    穴を塞ぐのにパーツクリーナーに拠る脱脂と [防水アルミテープ] は検討されましたか?
    通りすがりに見付けたショップで即買いした中古の2004年型(セル付き4速)をベースに中華製ノーブランドの72ccキットを、20年来のお付き合いのある個人経営のショップさんの力をお借りして腰上だけ交換しました、トリセツと専用工具が無かったので(部品と工賃で15,000円程度)。ちなみにギアボックスとキャブレターとマフラーは50㏄のままですが、60km/h付近でエンジンが唸るのを防ぎ燃費を良くするためフロントスプロケットを15丁・リアスプロケットを38丁にしました(ドライブチェーンは420型の100コマ)。もちろん排気量変更登録を済ませ市区町村黄色ナンバーに。使用目的が [通勤・買物]なので外見は素人目にはノーマルです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください