筑波大の古橋貞之(viver)氏が開発されたターミナルのキャプチャツールcapttyを使ってみました。ターミナルサイズの動的な変更のサポートに対応しています。
また、氏の提供されているサービス partty!.orgを組み合わせる事により、ターミナルの内容を他の人とシェアしたり、ブログに貼り付ける事が出来るなど素晴しい仕様。
準備
github より、cloneして、ビルドします。
git clone https://github.com/frsyuki/captty.git
./autogen.sh
./configure
make all
エラーが発生しなければ、src ディレクトリにバイナリが生成されます。
$ cd src
$ ./captty
Captty 0.3.4
[record tty]$ captty r[ecord] .pty [command...]
[replay tty]$ captty p[lay] .pty
player keyboard control:
g rewind to start
l skip forward
h skip back
k speed up
j speed down
= reset speed
; pause/restart
録画を開始すると、新しい TTY セッションが開始されます。任意のコマンドを実行し、録画を終了するには TTY セッションを終了させます。
cursesアプリケーションなどのレクチャや rogue ライクゲームのリプレイに丁度良さそうです。
※ 2020/07/02 度重なるブログ移転・ブログシステムのアップデートにより崩れた記事を校正。