鎮守府史跡探訪~海上自衛隊佐世保資料館・セイルタワー~

6,7年ぶりに海上自衛隊佐世保資料館(通称、セイルタワー)に行ってきました。

西九州自動車道佐世保中央インター付近にあるため市外からのアクセスも簡単で多くの観光客が訪ずれている日本有数の海自の資料館ですが、自宅から5分もかからない位置にあっていつでも行けるという安心感と館内写真撮影禁止という理由から、なかなか行っていませんでした。

駐車場完備で入場料は無料。すぐ近くには佐世保バーガーで有名なハンバーガーショップもあります。 また、地図にも掲載されているとおり、この付近には旧佐世保鎮守府内にある海上自衛隊佐世保総監部、自衛隊病院、第一次世界大戦の凱旋記念館(佐世保市民ホール)、米軍住宅などがあるエリアです。

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資料館の前面です。画面の上半分と下半分は建物の様式が全然違いますが、一つの建物です。下半分は、明治期に建築された「佐世保水交社」の建物の形をそのままに作り替えたものです。

↓(2016/05/14追記) 後日、全天球カメラ「RICOH THETA S」で撮影したものです。Google ストリートビューのようにマウスをドラッグすると視点を回転できます。

海上自衛隊佐世保資料館(セイルタワー) – Spherical Image – RICOH THETA

海上自衛隊佐世保地方隊「西海の護り」の解説ページによると、次のとおり。

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佐世保水交社は1898(明治31)年、谷郷町より当地(上町)に移転しました。海軍士官の懇談、外国士官の接待、及び艦隊乗組士官の宿泊等のためにつくられ、大ホール、大食堂を備えた3階建ての洋館造りでした。  戦後、1945(昭和20)年米軍が接収、将校クラブ(タウンクラブ)として使用されていましたが、1982(昭和57)年、日本に返還、1994(平成6)年その一部を防衛庁(現防衛省)に所管換され、修復後、新史料館となりました。

特徴的な8角形の塔がそのまま現在にも引き継がれていることが分かると思います。実は水交社の隣にある保育園に通っていたので、改築される前の水交社も当時から知っていました。子供からは「薄気味が悪い洋館」というイメージしかありませんでしたが、趣のある建物であったことを覚えています。

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正面から向かって右を見ると、すぐ近くにある佐世保凱旋記念館(市民ホール)も見えます。昨年修復工事が終わったばかりで、建築当時に美しい外観が蘇っています。

さて、前述のとおり資料館の内部は一部を除いて基本的に撮影禁止です。受付の方にあらためて伺うと、受付正面のロビーにある記念撮影エリアと7階の展望ホールから外の景色を撮影するのはOKとのことでした。

写真つきの展示内容紹介は、佐世保地方隊のページにも掲載されていますが、ぜひ足を運んで見ることをオススメします。インターネットに掲載できる情報が少ないので伝わりにくいかもしれませんが、何十分もある映像コンテンツがいくつもあったり、明治から現在に至る艦船の模型が大量にあったり、艦船の中で使われていた調度品や東郷平八郎直筆の書などなど…、一日中かけて見てまわっても良いくらいの展示物があります。 貴重な展示品はもちろんのことですが、個人的に佐世保港内でイージス艦を操船できるシミュレータが面白かったです。

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記念撮影エリア。衣装を着て撮影することができます。

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7階の展望ホールより佐世保港を望む。手前の海上自衛隊施設と、高速道路をはさんで向こう側には米海軍艦艇と海自艦艇が見えています。

撮影可能なエリアが限られていると、どうしても他の方のブログで掲載されているのと同じような写真ばかりになっちゃいますね(笑) 屋外には「山内短五糎(センチ)砲」の展示がありますが、撮影を忘れていました。凱旋記念館の写真に移っている画面左手の石垣の上に展示されています。

この後、旧佐世保飛行場があり現在は佐世保教育隊・米軍施設がある崎辺地区と佐世保東山海軍墓地に行ってきました。

鎮守府史跡探訪〜陸軍佐世保要塞 石原岳堡塁〜

色々とお世話になっている920さんの運転する車で、長崎県西海市にある陸軍・佐世保要塞の石原岳堡塁に行ってきました。

920さんのお兄さんの吉川拓朗さんは、去年話題となった「佐世保軍港クルーズ」で船上ガイドを勤めている方で、佐世保の歴史・特に明治期以降について大変お詳しい方です。今の季節は寒いので軍港クルーズの定期運航はないようですが、この日もチャーター便での出航があったようです。そんなお兄さんのご提案で、夕方から「石原岳堡塁」に連れていってもらえることになりました。

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石原岳堡塁は森林公園として整備されていて、地図を見てもわかるとおり、ちょうど佐世保港の入口付近にあります。敵艦の侵入に備えて陸軍が明治期・日露戦争の頃に設営した堡塁らしいです。

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佐世保から西海橋を経由して北西に進むとあります。佐世保に住んでいてもこちら方面には用事がないため、ほとんど来たことがありません。さいかい交通のバスすら久々見た感…。

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公園に到着すると、周りを緑に囲まれた自動車が数台止められそうな駐車エリアがあり、その奥に上の写真のような史跡が見えていました。想像以上にちゃんとしている!

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駐車エリアに設置されていた立て看板です。

この堡塁は、記録によると、佐世保軍港防衛のために1897年(明治30年)10月21日に起工し、1899年(明治32年)12月31日に竣工したもので、全面積は約2haあります。 標高73〜77mに備えられた砲種は、クルップル式10センチカノン砲6門、鋼製9センチ臼砲4門、砲座数は7基となっておりました。 この後、1929年(昭和4年)6月14日には、陸軍の台帳から全部が除籍されました。(佐世保要塞築城史より)

日清戦争が明治27〜28年、日露戦争が明治37〜38年なので、ちょうど艦隊戦でドンパチやっていた頃に設営されたようです。お兄さんのお話によると「太平洋戦争の始まった頃は日本の海軍力が増強・制海権もしっかりして、このような本土防衛のための対艦射撃施設は不要になっていたのでは」とのご説明がありました。

なるほど、太平洋戦争時期に佐世保湾に敵艦が入ってくるような状況ではもはや日本が負けているような状況でしょうし、昭和初期の陸軍は既に大陸への進出を伺っている頃合いでもあります。昭和4年に除籍されたことに納得がいきました。

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堡塁は一段低く掘ったコンクリートと石積みの堅牢な壕の中にたくさん並んでいました。木々が生い茂る小高い山の中にこんなに立派な建造物があるのは、まるで異世界に来たみたいな感覚。思わず「おおっ」と声をあげてしまいました。

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並んだ堡塁の向かって左手には、地下へとゆるやかに下るトンネルが…。

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中に入ってみると、外よりは少し暖い感じがしました。なんだかミステリーハンターになった気分です(笑)。 30メートルほど奥に進むと、突き当たりが二手に分かれており、それぞれ小部屋がありました。

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50mm の単焦点レンズしか持っておらず、小さな空間を全体で撮ることができなかったので分かりづらいと思いますが、壕の中に侵入してきた敵を射撃するトーチカのようでした。

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分厚い石造りの壁に空けられた小窓からは外が伺えます。

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辺りも薄暗くなっておりブレてしまっていますが、トンネルを出て外堀の中を進むと、トーチカを外側から見ることができました。

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駐車エリアにあった案内板です。中央にある堡塁跡から左上に描いてある説明書きがないイラストの部分にあるトーチカまで地下トンネルで行き来できるようでした。

この案内板にはテントのイラストや、トイレ・炊事棟が描かれているので、この堡塁にも泊まることができるのかな、と思いました。

九州でも大雪となる前日の寒い日だったので、自分たち以外の利用者はなく、とても静かでした。

艦船キットコレクション Vol.6 スリガオ海峡 1/2000 駆逐艦「山雲」

エフトイズの艦船キットコレクション Vol.6 スリガオ海峡 1/2000 駆逐艦「山雲・満潮・朝雲」のうち、山雲を作りました。これら3つは同型艦ですので、一つのキットの中に同じモデルが3組入っています。

山雲は朝潮型駆逐艦6番艦。スリガオ海峡にて米駆逐艦の魚雷攻撃を受けて轟沈、乗員全員が戦死している艦です。 昭和18年、祖父が乗っていた潜水母艦「長鯨」を護衛しつつ日本本土に戻る際に以下のようなエピソードがあったようです。

11月中旬、「山雲」は駆逐艦「若月」と共に日本本土へ向かう巡洋艦「鹿島」と潜水母艦「長鯨」を護衛する。19日、「山雲」は船団を追跡していた米潜水艦「スカルピン」を発見する。「山雲」は爆雷攻撃を加えて「スカルピン」に損傷を与え、浮上した同艦を砲撃により撃沈した。「山雲」は米潜水艦乗組員42名(41名とも)を救助した。乗組員達は「龍田丸」の仇を討とうと色めきたったが、小野(山雲艦長)はそれを制して救助を行い、コーヒーやトーストをふるまったという。

その後、スカルピン乗員は捕虜として空母「雲鷹」「冲鷹」に分乗して本土に輸送されている途中、米潜水艦により冲鷹は撃沈。乗っていたスカルピン捕虜21名のうち救助されたのは1名だけだったそうです。戦時下とはいえ、なんとも切ない話です。

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自分が購入したものはフルハルVerでした。それでもパーツ数は18個と非常に少ないです。(洋上Verは13個)

実物は全長118メートルの特型並みに大きい船体。モデルは10円玉と比較しても非常に小さいのが分かります。細かい作業が苦手な自分でも20分程度で組むことができました。いつもどおり、部品を切り取って接着するだけの素組みです。

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アップの写真で見ると、さすがにモールドが甘い気がしますが、プラスチックモデルの、さらに食玩というジャンルでこのクオリティはいつも凄いなあと感心していしまいます。

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12.7センチ連装砲や61センチ4連装魚雷発射管がコンパクトに配置されている姿が格好いいです。 レイアウトに比較的余裕があって艦ごとにまちまちな戦艦よりも、太平洋戦争中〜後期に竣工した軽巡・駆逐艦の姿はしっくりと安心感がある形をしていて大好きです。

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なお、艦船キットコレクションは Vol.7 が既に出ているようですので、積み艦を早くこなしていかないと…。

艦船キットコレクション Vol.6 スリガオ海峡 1/2000 戦艦「扶桑」

\扶桑姉さまが鎮守府に着任しました!/

Google ハングアウトの画面共有をしながら同僚とペアプロもどきをしている最中、手元が暇だったので、数週間前に購入した「艦船キットコレクション Vol.6 スガリオ海峡」の扶桑を組みました。

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1/2000スケールモデルなので、全長192メートルの姉さまでも手のひらに乗るサイズになりました。ちなみに、全長だけでいうと航空巡洋艦最上の方が大きいです。(200メートル)

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調子に乗って最近購入したばかりの50mm単焦点レンズで撮影したら、被写界深度がめちゃくちゃ小さくてボケボケになってしまいました。見苦しくてすみません。もっとカメラの方も練習せねば…。

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丸みを帯びた木の葉型の船体に棒が突き刺さったような艦橋が、日露戦争の頃から第二次世界大戦まで試行錯誤して作り上げてきた日本海軍の艦の過渡期を彷彿させます。ちょっとアンバランスな感じがまた、扶桑型らしいです。

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このシリーズで最初に組んだ航空巡洋艦「最上」との比較です。戦艦と航空巡洋艦なので兵装を単純比較することはできませんが、改装を受けた最上の方がなんだか近代的な感じがしますね。

次回は山城…と言いたいところですが、気分を変えて駆逐艦「山雲・満潮・朝雲」のいずれかを組みたいと思います。

艦船キットコレクション Vol.6 スリガオ海峡 1/2000 航空巡洋艦「最上」

エフトイズの艦船キットコレクション Vol.6 スガリオ海峡 航空巡洋艦「最上」(1/2000スケール)を作成しました。

1/2000スケールの艦船キットの話をIRCでしていたら、知人からちょうどこの艦船キットコレクションを教えてもらいました。その後、西海模型さんに入ってみると、ちょうど「山城」「扶桑」「最上」「山雲・満潮・朝雲」の4種類があったので大人買い。それでも一つ500円ちょっとなので、2000円でこれだけ楽しめるのはリーズナブルでよいです。特に1/2000スケールモデルはパーツ数が少ないので、造り始める前に気合いを注入しなくていいのも良いです。このシリーズはいいぞもっとやれ、です。

さて、エフトイズの食玩モデルは、去年の「現用艦船キットコレクション」の護衛艦「しらね」以来です。食玩といえど、手軽に塗装済みモデルを組めるのは楽しいです。

このシリーズは、「山城」「扶桑」「最上」「山雲・満潮・朝雲」がそれぞれフルハルモデル・洋上モデル(いわゆるウォーターラインモデル)の2種類があって、合計は8種類になります。自分が購入したものは、最上だけ洋上モデルで、その他はフルハルモデルでした。外箱にはどの艦が入っているか、ちゃんと番号が記載されていますが、フルハルか洋上なのかは買ってみてのお楽しみということです。

今回は最上から作成することにしました。

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箱から出して、本体に煙突や飛行甲板を取りつけた直後です。重巡ですらこの小ささ…、さすが1/2000スケールです。全長200メートルの船体が、自分の人差し指とほとんど変わらない大きさです。かわいい。

ちなみに最上は、建造時にはロンドン軍縮条約の絡みで15.5センチ砲装備の軽巡として誕生しましたが、条約失効後に改装を行い、20.3センチ砲を備えた重巡として生まれ変わっています。ミッドウェー海戦後、後部の主砲を撤去して飛行甲板の延長工事を経て、航空巡洋艦になりました。レイテ沖海戦の米軍による猛攻の結果大破し、味方駆逐艦により魚雷処分されました。

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小さい点と食玩という割には、塗装はしっかりしています。外箱には「おまけ…中国製 菓子…日本製」と書かれています。中国のパートのオバチャンたちが丁寧に塗装してくれているんだろうなあと考えると頭が下がるばかりです。

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一通り組み終わった状態です。パーツ数は船体・船底を除いて17個と少ないので、パーツ自体が小さいものの、そんなに時間はかかりません。大きな面もほとんどないので、ランナー接合部を削る手間もほとんどありませんでした。(やすりがけをしようと思い始めると、そもそも塗り直しになっちゃうので、というところもありますが)

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アップです。さすがにレンズから数センチの距離まで近づくと、特にアンテナ支柱などの作りが甘いのが分かってしまいますが、強度上最低限の細さと1/2000スケールということを考えたら大健闘なんじゃないでしょうか。

なお、公式サイトやパッケージには記載がなく、組立説明書にも表記がありませんが、単葉の艦載機(瑞雲?)が3機同梱されています。写真ではボケていますが、後部飛行甲板に搭載してみました。ちゃんとエンジン、風防、日の丸、裏面の薄いグレイ塗装までしてあって、さらにはちゃんとフロートがモールドで表現されているなど、素晴しいの一言です。

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シリーズの他のキットと並べたところ。上から「山城」「扶桑」「最上」「山雲・満潮・朝雲」です。手前の駆逐艦に至っては10円玉との対比で分かると思いますが、ボールペンやタバコでも隠すことができるほど小さいです。

また、扶桑と山城は同型艦ですが、こうやって並べてみると色々と違うところがあるのがよく分かりました。(山雲・満潮・朝雲はモデルは同一のもののようです)

HTML5+WebGLシーンがブラウザで簡単に作れる「Goo」を試してみた

siren で船型を作成し、Maya で艤装を作成して、Blender に持っていって Unity 向けに出力した FBX 形式の駆逐艦「島風」のモデルを試しに読み込ませてみると、難なく使うことができました。

上の画面内でマウスをドラッグすることにより、視点を変更することができます。また、Android の Firefox や Chrome でも、こちらの URL に直にアクセスすることにより、3D 表示&フリックによる視点回転とズームができました。

簡単な操船や海戦ゲームくらい作れそうですね!

ハセガワ 1/700 ウォーターラインシリーズ 軽巡洋艦 龍田

お盆の間、実家に帰省していました。実家にいる間に佐世保海軍工廠で建造された軽巡洋艦「龍田」を作りました。

龍田は大正時代に作られた艦で、艦影も三本煙突に高いマストと古き良き時代の形をしています。さて、このハセガワのモデル自体も古い気がして、ランチやモールドなど、かなり大雑把な印象を受けました。自分はほとんど素組みして色を塗るくらいしか技術がないので、完成時のクオリティが元の品質に大きく影響するので大変です><

さて、これまでの駆逐艦の空中線は、ウォーターラインシリーズの説明書に書いてあるよう伸ばしランナーを使っていました。これはこれで作る楽しみが増えるので良いんですが、太さを整えるのが難しかったり、あまり細くすると切れてしまう強度の問題がありました。また、アンテナ支柱との接合や空中線同士をテンションをかけながら結び合わせることを考えると、釣り用のテグスを使った方が簡単にできるようです。ということでテグスを使ってみました。

ダイソーで購入したディスプレイケースが大活躍しています。龍田クラスの1/700軽巡であれば、横長サイズのケースに斜めにすれば入ります。

14cm単装砲が4門と、大戦末期の軽巡に比べたらかなりすっきりした武装です。ちなみに諸説あるようですが、龍田の艦名は竜田揚げの由来になったようです。

アオシマ 1/2000 空母エンタープライズ

以前、アオシマ1/700雪風のオマケで買ってきたアオシマの 1/2000 空母「エンタープライズ」を作ります。いつものように、西海模型さんで300円で売っていました。値段も手頃ですし、空いた時間にサクサク作れるから面白いですね。

このエンタープライズはCV-6のヨークタウン級2番艦で、太平洋戦争で日本とやりあったり、日本本土空襲を行なった方です。1968年に佐世保に入港した原子力空母エンタープライズ(CVN-65)とは別です。

さて、「俺様海軍工廠」にとっては初の正規空母の建造です。 がんばっていきましょうー!

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このシリーズは裏面が組み立て説明書になっているので、購入前に大体の難易度が分かって嬉しいです。前回作成した零戦二二式や護衛艦しらねよりも簡単そうですね!

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パーツ全部はこのような感じ。同シリーズの戦艦ミズーリ作った時にも書きましたが、こいつも船体が分かれています。さらに喫水よりも上の船体も両舷がバラバラです。少ない接点で固定するのは難易度が高いので、気合いを入れていかねば…。

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そう思って意気込んで船体を組むと、喫水より上の船体は組み立て用の補強パーツが入っており、難なく組み立てることができました。右舷・左舷にそれぞれ空いた穴に補強用に独立したパーツをはめ込んで接着できます。これなら楽チン。

さらに、ちゃっちゃか飛行甲板と上部構造物を載せたら一通り完成!

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はやっ。

削り出しと接着を含めて、10分くらいしかかかっていないと思います。さて、組み終わったら次は塗装です。写真でも見てわかるように、未塗装の状態だと安いプラスチック感がすごいです。ちょうど、タミヤの呉カラーを買ってきて使っていなかったので、色の確認ついでに吹いてみたいと思います!

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塗装後です。マスキングをする前に撮影すれば良かったんですが、写真が抜けていましたね。分かりづらいですが、色はよく使っているMr.Colorの佐世保カラーよりもかなり明るめな風合いで、護衛艦しらねの船体色に近い感じがします。これなら、出身地別に船体色を変えた駆逐艦を並べると色のメリハリが出て楽しそうです。

さて、このマスキングは何かというと、飛行甲板のラインを引く練習台です。空母といえば、フジミの1/700海鷹が飛行甲板の設置を前に作業がストップしていますが、初めての空母だったので「飛行甲板の塗装はどうしようかな〜」と考えながら止まっていたのです。

今回、良い機会なのでエンタープライズさんにはライン引きの練習台になってもらいましょう。

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あまり溶かしすぎないようにした白を筆でぶりぶり塗ります。乾燥を待ってからテープを剥がすと

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なかなか良い感じにラインが引けました! マイナーな軽空母はデカールなどもあんまりないですし、この方法で自力で線を引けばいいみたいです。

そしてどうやら、線を一本引いたところで満足しちゃった模様。手を加えたくなったら、完成後でも気軽に加えられるところも、低価格モデルの良いところです。

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戦艦ミズーリに比べ、ディティールがすっきりとしています。空母なので当たり前ですが、細部の表現が難しい 1/2000 スケールのモデルだとなおさらモノ足りない感じもしますね(笑)

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細かなところに色をつけ、船体を結合、船台に乗せれば完成です! 接着剤と塗料の乾燥時間まで含めて、1時間半で完成しました。上手い人ならもっと早いのかな。 艦載機は申し訳程度に2機付いていましたが、ずらーっと甲板に並べるか、何も載せないのが好きなので、今回は出番ナシです。

前回のしらね、零戦二二式と一緒にディスプレイするとこんな感じです。

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百均に売ってあるディスプレイケースは、1/700 ウォーターラインシリーズの駆逐艦にはピッタリで、重ねて置くこともできて重宝してます。

零戦は1/100、しらねは1/1250、エンタープライズは1/2000とスケールがバラバラですが、しらねとエンタープライズは図らずしもいい感じにまとまっています。

翼コレクション第18弾零戦飛行隊/現用艦船キットコレクションVol.1 その2

前回、開封して中身の確認だけしていた「零戦飛行隊」と「現用艦船キットコレクション」を作りました。

エフトイズ「現用艦船キットコレクション Vol.1 海上自衛隊護衛艦」

まずは護衛艦「しらね」からです。こちらはガム1粒入りの正真正銘の食玩です。パーツ数もそんなになく30分もかからずに完成できました。

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接着剤を使わずともちゃんと組めるよう、パーツを穴にしっかりと差し込む方式(?)になっています。細かなパーツが後で外れるのが嫌だったので、自分は接着剤で固定しながら組みました。

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完成するとなかなかカッコいいです!

船体色は素のプラスチックの色ではなく、ちゃんとツヤ消しグレイで塗装されているので質感もなかなかいいです。また、自分レベルではどうしても汚なくなってしまいそうな白いラインもパキッと決まっていて、精巧さをアップさせている気がします。

CIWSなどの小さいパーツの塗装が若干弱い気がしますが、こういう部分こそ自分でも塗れるので、ディティールアップしがいがあるモデルだと思いました。(ただしスケールは1/1250) フルハルな艦は、1/2000戦艦ミズーリに続いて2隻目ですが、今回は立派なラダーやプロペラ、シャフトまでついているモデルで満足しています。

ちなみに、船首が右にくるように船台に固定しているのは、ちょっとしたこだわりです。

童友社「翼コレクション第18弾 日本海軍零式艦上戦闘機21型/22型/52型 零戦飛行隊」

1/700スケールを除いて、軍用機を作るのは通算3機目です。中学か高校の頃に二式水戦とSu-34を作った以来でちょっとだけテンションが上がります。

こっちは途中経過の写真を撮る間もなく夢中になって作ってしまいました。

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写真ではあんまり分かりづらいですが、塗装のディティールがかなり細かいです。主翼の「ノルナ」「オスナ」の表記まで小さいながら再現されています。

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出撃を待機している様子にしたかったので、人形はあえてコクピットに載せませんでした。ちなみに、主翼に接着しているわけではありません(笑)。

このシリーズ、予想以上の出来が気にいってしまって、また西海模型さんに足を伸ばしたのですが、既に売り切れてしまっていました。もしかしたら自分が買ったコレが最後の一つだったかもしれません。残念。

翼コレクション第18弾零戦飛行隊/現用艦船キットコレクションVol.1

ここのところ忙しかったのであまりプラモデルに手を出せてなかったんですが、今日はまた、仕事帰りに西海模型さんに行ってきました。2回に1回の来店の確率で「店内の客は米兵のみ!」という感じになっています。外国人にも人気のお店のようです。

ちなみに今日の四ヶ町アーケードはインド兵だらけでした。玉屋の前を突っ切っただけですが、100人以上見たと思います。というのも、インド海軍のシヴァリック級「シヴァリック」、ディーパック級「シャクティ」、ラジプット級「ランヴィジェ」の駆逐艦やフリゲート艦など3隻が佐世保に寄港しているらしく、ちょうど店舗に設置されているニュースでもその日米印合同演習の話題をやっていました。

さて、宮崎駿監督の最後の長編アニメ「風立ちぬ」の影響もあって、九試単戦、九六式艦戦などのプラモもいいなあと思って眺めていると、童友社の「翼コレクション第18弾 日本海軍零式艦上戦闘機21型/22型/52型 零戦飛行隊」を見つけました。 実は、西海模型さんの店舗の一番奥に置いてあるのは前から知っていたんですが、中身に何が入っているか分からない食玩はあまり手を出せずにいたんです。あ、これはお菓子なんかが入ってないから食玩ではないのかな…。

また、ちゃんとした1/48や1/72スケールの戦闘機のプラモデルも、前々から興味があったんですが手持ちの塗料は艦船カラーばかり。一つでも買うと初期投資が多そうだなぁと及び腰になっていました。 今回、「風立ちぬ」の影響で弟が1/48スケールの零戦を買っているのを見てやっぱり欲しくなり「零戦飛行隊」だったら塗装済みみたいだし648円だし、きっと許されるよね!というダメな言い訳をしつつ手にとってしまいました。

「中に何が入っているか分からない(かつ塗装済み)」のを買うので気が大きくなったのか、直前まで買うつもりがなかったエフトイズの「現用艦船キットコレクション Vol.1 海上自衛隊護衛艦」も買ってしまいました。だってレジ横に540円で積んであるんだもの。買っちゃうよ、そりゃあー。

ちなみに、なぜかアオシマの1/2000ドイツ戦艦テルピッツタミヤの1/700日本海軍小艦艇セット、タミヤの呉色も手に持ってましたなぜか。そしてなぜか買いましたなぜか。

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まず「現用艦船キットコレクション」を開封。

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中学生の頃、祖父に連れられて五島列島沖であった観艦式に行ったことがあり、そこで見た護衛艦「こんごう」を期待してましたが、しらねでした。ちょっと残念と思いつつ、現用艦船モデルは初なので少しテンションも上がります。ちなみに、こっちにはガムが1粒ついているので食玩です。写真の左上の見切れている白いのです。

次に「零戦飛行隊」。

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こちらは狙っていた二二型でした。開封してみると意外と大きい! 艦船に付属している1/700艦載機・水上機などを除くと、軍用機は高校以来なのでスケール感があまりないんですが、1/72くらいのサイズなんじゃないかな? 塗装もしっかりしていて、700円弱とは思えない満足感です。色も渋い!

2014/08/03 追記 1/100スケールのようです。

そういえば、食玩ではなくプラモデルの話なんですが、軍用機のモデルって価格帯が1000円〜1500円でもしっかりしたものが買えるようですね。艦船でその価格帯だとちっさい駆逐艦や軽巡クラスです。パーツ数や金型の複雑さに依存してるんでしょうか、それとも軍用機の方が人気で量産の結果、価格が低いんでしょうか。あ、元となる軍用機の種類が艦船より少ないっていうのもあるのかもしれませんね。(艦船の場合、ラインナップを多くしなければならない為、需要総数が同じでもモデルが細分化してしまって、その分量産化が難しいのでは?という意味で)

さて、パーツを見てて思ったんですが、まず塗装しないので接着剤をつけるのに注意しなければいけないな、という点。いつもは主要パーツを接着した後に塗装して接着剤の跡を隠蔽しているので大丈夫ですが今回はいつも以上にはみ出し注意です。

次に、枠のプラ棒とくっついた状態で塗装がされているので切断面に色がついていないんじゃないかな、という点。ガンプラのように色が練り込んであるプラではなく明らかに吹いています。また、塗装済みなので切断面のヤスリがけもあまり派手にできそうにありません。

当たり前と言えば当たり前ですが、あらためてそういう視点から見ていろいろと思うところがありました。さてどう作って行こうかな。

オマケ

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「風立ちぬ」のヒロイン・菜穂子がかわいいです。病弱で健気で気丈でちょっぴりお茶目で美人っていう黄金比は、普通の70過ぎのお爺ちゃんでは描けませんよね!