ハスラーにカヤックを積みました

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個人売買で売りに出されたカヤックを長崎市まで行って引き取ってきました。購入したのは Point 65°n Tequila! GTX Tandem です。Point 65°n というと、バイク界隈でもたまに目にしている特徴的なバックパック BOBLBEE が有名なブランドですね。スウェーデンのアウトドアメーカーらしいです。

カヤック本体についての記事は後日ということで、まずは初体験のカヤックのカートップ積載について。先日の記事で追加したバーとクッションを使って難なく積載することができました。

横から見るとこんな感じです。荷物の積載方法は法律で決まっていて、車長の1.2倍を越えない長さの荷物までOKです。2022年5月13日に法改正があり、1.1倍から1.2倍までになった模様です。なお、前後からはみ出ていい長さは変わらず車長の0.1倍までとなっています。

ハスラーの車長は3.395mですので、前後に33.95cmずつはみ出して良い計算になります。全長4.074mのカヤックまで積める計算ですね。今積んでいる構成は2.95mです。

ただ、写真を見てのとおりベースキャリアの位置が車体中央に寄り気味ですので、あまりにも長いカヤックをそのまま積むと船体に負担がかかりそうです。

※ベースキャリアの取り付け位置は車種別にカーメイトから販売されている専用のステー形状の兼ね合いもあり、ミリメートル単位でメーカー指定があります。

後ろから見るとこんな感じです。

カヤックは幅75cmで、右側だけクッションに乗っている状態です。カヤックの積み方にはいろいろとあるようですが、一番安定しそうな船底を上にした状態で積みました。

ちなみに、幅についても「車幅まで(1.475m)」が「車幅の1.2倍(1.77m)」に緩和されたそうです。左右には車幅の0.1倍ずつはみ出しOKということですので、ルーフボックス(70cm)とカヤックの同時積載もワンチャンあるかも?

普段はルーフボックスとして使えるカヤックを開発したら、1つ積んでおけば全て解決しそうですね。

前から見たところ。船首の跳ね上げ部分が運転の邪魔になるかな、と心配しましたが、そんなことはありませんでした。元々ハスラーは座高が高いと小さな交差点にある信号機が見えなくなるくらい運転席の上方視認性は悪いので、少し出っぱりがあっても気になりません。

むしろ、走行中にカヤックが動いていないかを確認するためにもう少し前に出しても良いかもしれません。

このくらいの位置関係で積載しておくと、後方もぎりぎりリアゲートを全開できました。

荷締めにはラチェット式のベルトを使用しています。ラチェット式はかなり強力に縛りつけることができますが、荷締めする際の手間がかかる点や、ポリプロピレンの船体への負荷を考えると悩ましいところです。

反対側はプールスティックで代用したクッションがしっかり食い込んでズレ防止に役立っていました。

カートップに積んだのはソロ構成、つまり船首と船尾のみの一人乗り構成です。中間部分は車内に収まりました。

モノがごちゃごちゃしていて分かりづらいですが、助手席と後部座席を倒して積み込んでいます。この状態でも運転席とその後ろに2人乗れるから、やっぱりハスラーってスゴい。2人で海まで行って、2人で出艇できるってことです。

軽ワゴンのように室内の積載性を重視した車種には敵いませんが、この外見を維持したままでよく入るな〜と感心しちゃいます。

運搬用のドーリー(カヤックに取り付ける車輪)も準備していましたが、結局出番はありませんでした。

佐世保のシステムエンジニアです。詳しいプロフィールやこのブログについてはこちらをご覧ください。

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