コミネ モーターサイクルドームと台風

  • 2022年11月1日
  • バイク

コミネのモーターサイクルドームを設置してから台風シーズンは今回で3回目ですが、令和4年台風14号の到来でカバーが吹っ飛んでしまったのでご報告です。

バイクに直接被せるカバーではなく自立式のバイクテントに憧れを持っていて、スーフォアに乗り換えた際、綺麗な車体だったので思い切って注文。2020年の春先に自宅駐車場に設置しました。

コミネのモーターサイクルドームは、地面に固定したフレームを骨としたテントのような構造です。

カバーをかけたり剥したり飛ばないようにくくりつけたりする手間もなくなって、出発時の面倒臭さも解消されたました。雨天時にカバーが車体が密着することによって結局濡れてしまう、という事も減って大満足です。

普段使いには申し分ないほど便利なんですが、構造上強風の時には気を遣います。公式の使用上の注意にも、

カバーの縫製構造上完全防水ではありません。屋外で使用の場合、台風等の強風時にはご使用をお控えください。自然災害による破損などは責任を負いかねます。

という記載があります。

つまり、台風の中での使用は本来の使い方ではなく完全に自己責任になります。屋内ガレージを持たないユーザーにとっては、台風みたいな雨・風が強い時こそ愛車を守ってもらいたいはず。実際のところどうなの?と気になる方が多いと思います。

また、九州だと毎年何度も台風が上陸してきますので、その都度カバーをつけたり外したりするのは現実的ではありません。なんとかカバーを張った状態でやり過ごせないかな、と思ってます。

台風14号が接近

2020年の夏、2021年の夏の台風はモーターサイクルドームの上からラチェット荷締めベルトで締めて重しを取り付ける対策で事なきを得ました。今回も同じように縛りました。

3年目になるとすっかりカバーの色も陽に焼けて退色してしまっているので、毎年梅雨前に撥水スプレーをかけています。生地自体はとても丈夫に作られており、まだまだ割ける気配はありません。継ぎ目からの水漏れもなさそうです。

フレームをカバーに取り付ける部分はすべて面ファスナー(マジックテープ)になっています。これは着脱時のメンテナンス性を考慮してだと思われます。フレームの棒形状をくるむようにカバーを巻いて面ファスナーを閉じる、といった具合です。

この面ファスナーは、普段の(台風以外の)強風時や開閉時に少しずつ隅から剥れていくんですよねー。上の写真を見ても手前下部分にちょっと隙間が空いちゃってます。本来はここまで隙間は大きくありません。

台風が上陸

18日の19時頃、ちょうど鹿児島に台風が上陸したくらいの頃にカバーが飛びました。

土砂降りの暴風雨の中、慌てて田んぼバイクの様子を見に行ったので映りが悪くてすいません…。見るも無惨な姿になっていて、ひっかかったカバーがバシャバシャ音を立てています。

その瞬間は見てませんでしたが、先述のカバーの隙間から中に空気が入って内側から面ファスナーが連鎖的に剥されていったものと思われます。

雨はそれほど強くはありませんが、四方八方から車体に水が入ってきそう。心臓に悪かったので急遽風の影響が小さそうな軒先に移動させました。

これ以上車体内部に水が入らないよう、ずぶ濡れになりながらカバー装着。サイドスタンド側からひっぱるように荷締めベルトで固定しました。軒先なので普通に雨は触り込んできますが、何もない吹きっさらしの駐車場よりマシかな…。

種子島にツーリングに行った時、台風に直撃した時を思い出しました。

この時の VRX 400 は、民宿の方のご好意でロープを貸してもらえ、無事にやり過ごすことができました。(その後、種子島で貰い事故に遭ってしまって VRX は全損になっちゃいましたが…)

剥げてしまったカバーを屋内に回収して、台風が通り過ぎるまでこの状態で耐えました。

台風一過

9月20日。台風が通り過ぎて雨も止みました。

設置場所は側面にブロック塀、奥に物置と建屋、手前と向かって右側がオープンになっている環境です。右側からの風が強くて吹き飛んだようです。ちなみに、今回の台風14号は観測史上4位タイの中心気圧の低さだった模様。

バイクカバーでぐるぐる巻きにしたスーフォアは転倒もせず無事です。ただ、カバーの中は変わらずびしょびしょの状態。雨が止んだのでカバーを外して乾燥させます。

最初からここに駐輪するようにすれば…と思うかもしれませんが、この奥に建屋の出入口があってここに停めておくと違う事故が起き兼ねないんですよねぇ…どうしたもんか。

ちなみにモーターサイクルドームは底の部分の一部に鉄板があって、バイクの前輪が乗ると加重がかかるようになっています。うちの場合はさらに古い灯油缶に水を入れて重しを追加しています。

また、フレームの下部はコンクリートビスで地面に直接固定しています。カバーが面ファスナーなので金具を取り付ける位置は限定されますが、フレーム自体はびくともせず地面に立っていました。

復旧

21日夜。カバーも車体も乾いたので、モーターサイクルドームを復旧しました。カバーは飛んで一部がひっかかっていただけで、特にダメージはありませんでした。

ドームの中に入り込んで内側から奥のフレーム下部を撮影した様子です。地面への取付金具はドームの構成に同梱されていませんので、ホームセンターで買ってきて取り付けたものになります。

画面上の部分がフレームに巻き付けて面ファスナーでとめた状態のカバーです。カバー生地は頑丈で厚みもそこそこあるので頼もしいです。ただ、私のように地面に取り付けると地面とフレームとのクリアランスの関係で取り付けがしづらい。ぐいぐい押し込んだりひっぱったりして巻きました。(なお、最初の設営時はカバーを張ってから金具で固定しました)

生地が厚いとフレームの角のカーブしているところがたわんでしまいます。たわみが発生すると面としての接着力が低下するわけで…しかも隅っこには加重がかかりやすいので、そこから剥れやすくなってるんだと思います。

ハトメでも開けてステンレスベルトでガッツリ固定しちゃおうかな。でも、そうするとカバーに点で負担がかかってかえって劣化を早めちゃうかな…。それどころか、強風でフレームごと飛んでいくかも…悩ましいところです。

やっぱり撥水処理だけでなく、定期的に潜り込んで面ファスナーの貼り直しをしておくのが無難だと思われます。

すべての面ファスナーを貼ってしまうと、しっかりとした空間が復活しました。2m以上の車体がそのまま入るわけですから、僕が持っているキャンプ用ソロテントよりも広いししっかりしてる(笑)

大きな隙間はほとんど無くなるので、中に風が入って吹っ飛ぶリスクも減りそうです。本当であれば台風前にやっとくべきでした。

まとめ

くりかえしになりますが、あくまでも自己責任です。コミネは台風等での使用を控えるように言っています。

ドームごと根こそぎ飛んでいって、近隣の車や家屋、人に被害を出してしまったらバイクどころの話ではありません。

台風接近が予想される場合は、どこかの屋内に預けるか、腹をくくってカバーを外しておくかにしておいた方が良さそうです。

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