雲仙に行ってきました。

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良い行楽シーズンなので、人込みを避けて雲仙まで行ってきました。土曜日の午後11時に思い立って、日曜日の未明に現地入りするという弾丸ツアーでした。

佐世保から高速経由で行くと雲仙温泉まで約2時間です。0時前に出発して休憩を挟みつつ向かい、温泉街に到着したのは深夜2時でした。シーズン中ではあるものの、さすがにこの時間だと誰もいませんね。

温泉街から少し離れたところにある公園駐車場の一角で朝まで車中泊をすることにしました。ハスラーでの車中泊は久々です。温泉街は標高が高いので冷え込みが気になるところ。

翌朝。少しずつ紅葉が始まっているようです。昨夜の道中は真っ暗で気付きませんでした。

起きたばかりの車内の様子です。少々散らかってますが、二人で車中泊をするとどうしても荷物をギュウギュウにしなければなりません。貴重品以外はホムセン箱に入れてルーフの上に置いておくのもアリですね。(今回は突発だったため準備していませんでした)

灰色のシーツの下に少しだけ見えている青色のマットは車中泊用に購入した6ツ折りマットです。普通の3ツ折りでは軽自動車のトランクルームに納まらないので、厚みを増やした分面積を取らないタイプのマットで車載しておくには便利です。

フルフラットになるのがウリのハスラー。でも、ご覧のとおりシートを倒しても結構凹凸と傾斜があります。N-VAN みたいな本当の水平平面を確保するには、薄手のマット1枚だとちょっとツラい…。

頭を後方に向けて寝ているので、車体中央、ちょうど上の写真の水色のクッションがあるあたりに腰が来ます。そこから後方に向けてゆるやかに下がっているので腰が痛いし頭が下がってて寝づらい。頭を前方に向けて寝ても運転席・助手席の座面の窪みをなんとか埋めないとやっぱり海老反り状態で寝ることになります。改善の余地がありますねー。

スズキ純正のオプションでフルフラット用のマット(ベッドクッション)が売ってありますが…ワンセット3.66万円、左右合わせて7万円コースとお高い。1ヶ月くらい車中泊で旅をする場合、宿代を考えると充分にモトが取れそうです。しかし年数回ユースだと二の足を踏まざるを得ないですね。

お昼まで時間があったので、駐車場を後にして仁田峠に登りました。さすがはシーズン中といった感じ、午前中だというのに1時間待ちの車列です。徒歩や自転車で登る人の方が早かったです。でも、秋空の澄んだ空気と紅葉がとても綺麗でそんなにストレスは貯まりませんでした。

ちなみにこの日はまだ良かったようで、数日後にニュースで「雲仙の紅葉見頃、3時間待ち」と報道されていました。

仁田峠の駐車場に着くころにはお昼をまわっていたので、売店で少し食べものを買うことにしました。

人と車が多いことから、今回は地獄へは行きません。手頃に食べられる温泉たまごをここで頂きました。良い風景を眺めながら外で食べる温泉たまごは格別です。

雲仙ロープウェイの駅です。前回山頂駅まで登った際は行きも帰りも僕ら夫婦の貸切運行で、山頂側も僕らのほか1組しかいない状態でした。今日は多そうですねー。露天販売もあって久々の和やかな雰囲気です。でも大型バスの大量の観光客はまだ復活していません。

上には何回も登っています。ロープウェイは下から眺めるだけで、風景を満喫して峠を下りました。

昼食を雲仙温泉街のレストランで食べました。入るのは初めてのお店です。僕は「雲仙しまばら豚のカツカレー」。店は屋外を含めてとても綺麗。店員さんの対応も良し、味も悪くないんだけど…んー、いささか観光地値段かなという感想です。僕も嫁ちゃんもそれぞれ1,000円台後半のお値段。それにしては、ちょっと満足できなかったかなぁ(笑)。近くにある無料の足湯代と災害募金と思うことにします。

災害といえば、温泉街から少し離れたところにある青雲荘の方にも行ってきました。うちの両親から兼ねてから勧められいて「今度泊まりに行こう」と下見までしていたのに、今年の令和3年8月豪雨で土砂災害に遭ってしまいました。建物は問題なさそうでしたが現在も休業中のようです。

現場の土砂はあらかた片付けられていました。住宅があったであろう基礎部分だけが残り痛々しい…。観光協会の方のご一家が亡くなったそうでご冥福をお祈りしています。

その後、食後の温泉に入りました。ツーリングで訪ずれる時はいつも共同浴場「だんきゅう風呂」にお邪魔していますが、今回は新規開拓として行ったことがない浴場へ挑戦。

営業に支障が出たら不本意ですので、モザイクを入れておきます。

入口から脱衣所までの建物や内装の雰囲気で少し覚悟をしていましたが…ちょっと観光客として入るのはキツい印象でした。「オッサンのツーリングでひとっ風呂」ではギリギリあり。「夫婦やカップルでの観光旅行」や「女子旅」だと結構アレかも。事実、嫁ちゃんNGが出ましたw ※察してください。

昔から続いている町の銭湯って、むしろ小綺麗にしている方が少ないと思います。そういうのに慣れてない方は生理的に難しそう。

個人的には混雑している洗い場で、隣の人の使用量によってシャワーが熱湯と冷水をいったりきたりしちゃうシステム(?)は困りました。狭く混雑していたので湯船に入らずに退散しました。

佐世保に帰る道中、大村湾サービスエリアで夕陽を見ました。

実質18時間程度の0.5泊1日ツアーで風呂と温泉と観光と車中泊を楽しめました。チェーン規制になる前にまた行きたいな〜。

佐世保のシステムエンジニアです。詳しいプロフィールやこのブログについてはこちらをご覧ください。

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