キャプテンスタッグのシェアラカップとクライムストーブ

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佐世保にはいわゆるアウトドア用品専門店が存在しないので、実際の商品を見てみたい時にはホームセンターのアウトドア用品売り場かスポーツ用品店の売り場程度しかありません。

広田にあるイオン系のホームセンター「ホームワイド早岐店」のアウトドア用品売り場に立ち寄ってみました。この店舗だけなのか、それとも全国のホームワイドがそうなのかはわかりませんが、やたらとキャプテンスタッグ商品が充実しています。店頭販売しているのは、チェアにしてもバーベキューグッズにしても、タープもテントもクーラーボックスに至るまでほとんどがキャプスタ製品。提携してるんでしょうかね〜。

同じ市内にあるホームセンター コーナン大塔店やナフコに比べると、ホームワイドはアウトドア用品に力を入れている感じはしない気がします。取り扱い製品がほぼキャプスタ限定ということ以外にも、テントや用品のディスプレイや売り場規模も力を入れているようには見えません。

ただ、そういう感じの店舗は良い意味で流行りに流されない傾向がありまして、ネットで需要が高まって値段が上がっている商品が定価売りされていたり、在庫処分価格になっていることが往々にしてあるんです。穴場感があって面白いですねー。

今回、ちょっと気になった商品があったので試しに買ってみました。

キャプテンスタッグ シェラカップ (630ml)

ステンレス製のキャプテンスタッグ シェラカップ 630ml です。2021年10月24日時点で参考価格2,376円、販売価格2,229円です。えらい高いですね…。ホームワイドの店頭価格で1,180円(税込1,298円)で、1,000円近く安かったので購入してみました。商品としては僕が買った値段が妥当なところかと思います。

ちなみに、これより小さい320mlタイプも店頭に同じ値段で売ってありました。320mlは、佐世保市内のドンキホーテでも売っています。

シェラカップは、エバニューのチタンカップ(400ml)を持っています。チタン製で硬くて軽いこと、取っ手が折れるのでスノーピークのトレック900の中に入ることは満足していますが、目盛りが150ml、250mlの2箇所しかついていません。他のアウトドア用品メーカーの商品全般に言えることなんですが、目盛りを真面目に付けている商品って少ないですよね。なんなんだろう…僕がメーカーだったらシェラカップどころかマグにも鍋にもしっかりと「使える目盛り」を付けまくりたいところです。

以前から気になっていたキャプスタのシェラカップは、そんな痒いところに手が届く商品で、目盛りが50ml単位で振られています。今回購入したのは630mlタイプですので、100〜500mlまで振られていますね。これだけあれば一人分のカップ麺のお湯は充分沸かせますし、二人分の即席スープのお湯も沸かせます。ちょっとした鍋としても使えるサイズで良い感じ。即席麺の調理もギリギリ出来るというレビューもありました。

加えて、飯を炊く時に必要な180ml(米1合)と360ml(米2合)も計ることができるようになっています。こっちの米用目盛りは日本のメーカーだからこそと言ったところでしょうか。嬉しいポイントです。

実際に「日清 どん兵衛」のお湯を沸かしてみました。

600ml あるので、必要な430mlが沸騰した場合でも安心して火を止めることができました。320mlタイプでは一回で沸かすのは無理な湯量ですね。縁に返しがついているのでお湯の後引きもなく使い勝手が良いシェラカップです。

エバニューのカップと比べると、柄の部分だけデメリットがあります。まず柄が折れないため収納時に工夫が必要な面があります。また、柄にコーティング等がないので油を使った高温調理の時にどのくらい熱くなるかが沸かりません。(お湯程度であれば全く問題ありませんでした)

料理をメインに楽しむペアキャンプ以上では、充分活用できそうで満足しています。

キャプテンスタッグ クライムストーブ UG-86

スチール製のポケットストーブです。黒の電着塗装をされている商品です。2021年10月24日時点で参考価格880円、販売価格820円です。ホームワイドの店頭価格は398円(税込438円)でした。

ポケットストーブは、最近ではダイソーやセリアといった百円ショップで330円で売られていますね。百円ショップに並ぶ以前から本家本元のエスビット製のものを持っていたので買っていませんが、品質はそれほど変わらないようです。

今回なぜ購入してみたのかというと、サイズがエスビットと比べてひと回り大きいということです。

開封してみると、箱にそのまま本体が入っていました。(養生のビニール袋すら入ってなかったw)

作りは至って普通で、バリ取り処理も丁寧にされています。ポケットストーブではなく、キャプスタのコンロの方のレビューですが、黒い塗装は熱によってすぐ剥げてしまうというレビューを見かけたことがあります。直接炎が当たらないにしても、こちらは使ってみないとわかりませんね。

サイズ感は店頭でディスプレイされていたサンプルを見ていたので納得のサイズ。これなら大きめの鍋が安定して乗せられそうです。大きいサイズが欲しかったのは、冬場の風がある外で飯を炊く時、固形燃料が一つだけだとどうしても火力不足になってしまう点です。そこで、複数の固形燃料を入れて燃やせるサイズが欲しかった訳です。

複数の固形燃料が入るコンロは他に SOTO のミニ焚き火台ヘキサを持ってますが、こちらはコンパクトになる分組み立てに時間がかかります。(とは言っても1〜2分ですが) 1秒で使える状態になるポケットストーブの形は魅力的です。

エスビットと並べてみると、サイズ差は一目瞭然ですね。縦横だけでなく、厚みも若干大きいようです。

エスビットがすっぽり中に入りました。上の写真では撮影用に五徳の一部を開いていますが、完全に中に収納できます。エスビットではギリギリ入らなかった市販サイズの固形燃料も内包できそうです。

サイズが大きくなった分、下部から鍋底のクリアランスも若干増えていそうです。アルコールストーブも使いやすそうですね。

実際に使う時にレビューしてみたいと思います。

佐世保のシステムエンジニアです。詳しいプロフィールやこのブログについてはこちらをご覧ください。

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