ホンダドリームの試乗会に行ってきました

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先週の台風の影響で期間を1週間延期していたホンダドリーム佐世保の試乗会に行ってきました。

ホンダドリームへ

梅雨明けして最初の週末で、よく晴れていてとても暑かった昼下がり。前日は、西海市の大島のペンションに嫁ちゃんと宿泊し、プチ旅行の帰りでした。

お店に寄ったのは午後2時半頃。店頭にはホンダロゴが入った特設テントとチェアが用意されていて、ピカピカの試乗車がずらっと並んでいます。

事前申込みをしていなかったので、ダメもとで試乗できるか聞いてみると、快く試乗OKしてもらえました。車にヘルメット、グローブ、長袖の薄手パーカーを積んでいて良かった〜。

僕と嫁ちゃんの他にお客さんは居ないようで、他の店員さんもテレビ中継されていた鈴鹿8耐を食い入るように見ています。メーカー主催の試乗会に行くのは初めてで、試乗待ちのお客さんが列を成しているイメージだったので、ちょっと拍子抜けです。

書類に住所と連絡先と名前を書いたら、「あとは何台でも、好きに乗っていただいて構いませんよ。」と優しく応対していただきました。

店員さん曰く、「人数が多い時は先導車アリ、順番待ちアリで、コースも指定の順路を通っていただくけれど、今日は他にお客さんもいないので、この近辺の好きな道を走ってきてOKです。目安は20分くらい。」とのこと。

他のお客さんに迷惑をかけないし、僕としてはとてもラッキーでした。

ピカピカの新車が並んでいて、テンションがめっちゃあがる…!

ホンダ モンキー125

チキンな僕は「まずはモンキーから…」と125ccクラスを選びました。

モンキーは新型どころか、50ccも跨った事くらいしかないので、運転は初めて。割とドキドキします。

跨ってみるとシートもそれなり高くて足が窮屈な感じがしません。また、ハンドルも絶妙な高さにあるので、自然な姿勢で乗ることができました。車体は100kgちょいと軽いので、取り回しが凄く楽です。

さて、エンジンをかけていざ出発〜!

撮影: 嫁ちゃん

125ccのMT車自体初めてだったんですが、衝撃も小さくてとても快適です。100kgオーバーの重い僕が乗っても、意外とちゃんと走ってくれて嬉しい!

取り回しの楽さ、シートやハンドル位置による姿勢の快適さ、マニュアルクラッチ操作の楽しさ、トコトコと小気味良く走ってくれる楽しさ、すべてにおいてパーフェクトですねー! そりゃあ新車で40万もする訳だ(笑)

僕自身がデブなので、小さいバイクに乗ると重心位置がかなり上方に上がり、気になってくるのはタイヤのグリップ力なんですが、径が小さくて肉厚な純正タイヤは思った以上のグリップ力で、普段使いのカブよりも安心してリーンできました。タンク自体が小さいので、ニーグリップはしづらいかな。

近くのホムセンの駐輪場まで行って撮影。北区ナンバーでした。

また、モンキーと言えば、50ccがカスタム前提のイメージもあり、純正マフラーの音のイメージがありませんでした。乗ってみるとまるでスクーターみたいなパタパタ音。最近の単気筒・小排気量のバイクはみんなこうなのかな?

近所を15分ほど走ってホンダドリームに戻りました。

ホンダ クロスカブ110

僕は普通自動二輪免許(いわゆる「中免」)しか持っていないので、試乗車で乗ることができるのは、

  • CB400SF
  • CBR400R/250RR/250R、
  • CRF250RALLY
  • クロスカブ110
  • モンキー125
  • PCXハイブリッド

の8車種です。本命は、スーフォアやCBRなんですが…2台目に乗ったのはクロスカブでした。カブならきっと安心…!

撮影: 嫁ちゃん

普段から原二カブに乗っているので快適に乗れると思いきや!

うぉおおっ…怖ぇええええっ……!?

ステップ、シフトペダル、ブレーキの感覚がすべて違っていて、いきなりガクンガクンしちゃう始末。

発進直後に下を向いているのが分かると思います。急いでペダル位置を確認しました。自分のカブでは慣れたもんである減速時のかかとシフトダウンもタイミングが分からず全然できないっ(やる勇気が出ない)。

他人のカブと言えば、弟のリトルカブ(同じAA01型)も乗ってみると感覚の違いで苦労します。

新型とは言え、慣れるまでにはちょっと時間がかかりそうな印象を受けました。1日も走っていたらしっくり来るようになるんだろうけど、慣れるまでシフトチェンジの時の「ガクガク」を公道でやるのは神経を擦り減らしそうです(笑)。

一度慣れたら手離せなる事は分かってるよ〜。だってカブだもの。

車体について思ったことは、「やっぱシリンダーでかいな。」「ちゃんとタンデムステップが標準装備なのか」くらいでした。あと、気持ちシート高が高くなってる印象。

クロスカブは怖さが先立っちゃったので、10分ほどでお店に帰ってきてしまいました。

CB400 スーパーフォア

気付くと店に来てから30分以上経った15時すぎ。試乗会は16時までだったはずですが、モンキーやクロスカブに乗っている間の休憩中も誰もお客さんは来ていない様子でした。並べてある試乗車も綺麗にそのまんま。

本音を言うと時間ギリギリまで(できれば全車種に)乗ってみたいところだけど、ぐっと堪えて次を最後の試乗にしようと思いました。お客さんが他に居ないとは言え、一人でだらだら乗り続けるのはお店にも、待たせている嫁ちゃんにも悪い。

125ccクラスからは値段が倍以上に跳ね上がるので、一応お店の人に声をかけます。

「あのう…、400ccのも乗ってみたいんですが」

すると、店員さんは笑顔でOKしてくれました。100万弱もするモノを二つ返事で貸していただける店員さんめっちゃ神でゴザル。

フルノーマルの新車。オドメーターもまだ3桁でした。

2019年最新モデルの CB400 スーパーフォアです。かっこいいーーー!!!

スーフォアは教習車以来、乗ったことがありません。教習車は市販モデルの出力を抑えたものらしいので、フルスペックのものは初めてです。

ライディング姿勢は、VRX よりもやや前傾。ただ、シート高は755mmとVRXの770mmよりも低く設定してあるので、足つきが良好です。

エンジンをかけると4気筒独特のアイドリング音と振動が。うわぁ、たまらん。アクセルを開けると、気持ち良いマフラー音がしました。

撮影: 嫁ちゃん

純正マフラーは嫌なうるささもなく、アクセルに連動して綺麗な音が出ています。スピード寄りの車種とは言え、そもそもの最高出力が56馬力と、VRXの倍に迫る出力があるので、加速もぐいぐい押してくれます。

姿勢がちょっと前かがみなので、ちょっとだけ腰が心配でしたが、操作感がとても良くてめちゃくちゃ楽しい。腰痛持ちでさせなければ完璧なんじゃないかというほどパーフェクトです。

ガチャガチャとした操作の機械感がある VRX と比較すると、キュィーンと走ってくれるハイテク機器というイメージ。これだけパワーもあって、走りもスムーズだったら高速道路も怖くないんだろうなぁ…。

いかん、ヨダレが止まらん(笑)

カラーラインナップでは一番好きなブラックでした。

ちなみに、モンキーやクロスカブでは一切なかった「ヤエー」ですが、スーフォアに乗ったらお店を出た途端、対向車線の1台からされ、さらにツーリング中の数台からも挨拶されました。やっぱり見てる人は見てるんだな〜。

スーフォアの2019年モデルだぜっ? (僕のじゃないけどな!!!)

もっとも長い20分ほど乗って、惜しむようにお店に戻ってきました。

さて

お店に帰ってきて店員さんと色々お話をしました。スーフォアは新車価格90万、中古でも70万。衝動買いできる金額じゃありません。

非常に迷いどころですね…。

前述のとおり、中免しか持っていないので

  • 大型免許を取って、制約なしに車種を選べるようにする。
  • 大型免許は将来に残しておいて、400cc クラスを堪能する。

の2つの選択肢があると考えています。中免のみの人は、大型保有者の2/3しか居ないらしく、本当に好きな人はさっさと取得しちゃうようです。大型保有者の人からすると、「車検もあってそこそこ大きい車体なのに貧弱な400cc?」というイメージだとか。持ってないけど、確かにそう考えるかも。

大型免許を持ってしまうと、CB400SF には見向きもせず CB1300SF に走ってしまいそうな気がしてならないです。(下手なコンパクトカーより全然高いけど…) 400cc をあまり知らないうちに大型免許を取るのもなぁ。

かと言って、先細りの未来しかないガラパゴスな 400cc クラスに90万も出すかーっていうのもまた然り、で…困ったもんです。

そして、いざ今乗っている VRX を手放すかを考えたら、やはり乗りやすいし、不調なく、下道では不便は全くないし、既に年代モノで売値も付かないと分かっているため、気軽に山道に入っていけるという強みも。

結局、現状の「カブ、VRX を持っていて、たまにレンタルバイクで CB400SF を借りる」パターンがベストなのかもしれません。

結論はまだ出ていませんが、これからも色々と悩んでいきたいと思います。

佐世保のシステムエンジニアです。詳しいプロフィールやこのブログについてはこちらをご覧ください。

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