カブのリアタイヤ・スプロケ交換 その3

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昨日、カブのリアタイヤとドリブンスプロケットの交換まで行いました。今日は朝から天気が良い土曜日です。新品のドライブチェーンへの交換、オイル交換と仕上げをしていきたいと思います。

昨晩はタイヤの仮止めまで済ませています。チェーン交換をしている間にオイルを抜きつつ作業します。

このカブはトランスミッションガードを取り付けていて、外すのが面倒なので古いチェーンに新しいチェーンを連結させ、ひっぱって交換できるかチャレンジしてみました。

チェーンカッターは今回の作業のために購入しためちゃくちゃ安いやつです。カブの420から大きな530までのサイズに対応しているので、ビスを押し出す棒が420サイズぎりぎり…。オイルの影響でずれて行くし結構力が入りました。

また、古いチェーンはサビと汚れが酷いので新品と連結させるの諦めました。カバーをあけて正攻法で替えていきます。

カバーを外したところです。ドリブン・スプロケットはボアアップの際に純正13丁からキタコの15丁に変更したものです。前回の掃除から1年くらい経っています。結構汚れがひどいですね〜。カバーを外して正解だったかも。

たるみとシャフトの位置を確認しながら、新しいチェーンを組み込みました。100リンクのものを購入し、2リンク分落としたので98リンクになりました。

チェーンが決まったらシャフトを本締めします。大きい方のナットを 59N・mで締め、ブレーキのリンクボルト、ブレーキ棒を接続します。

ドライブチェーンカバーは今回、純正のものに戻しました。フライホイールカバーとサイドカバー、トランスミッションガードを元に戻しました。

オイル 600cc のうち、400cc は 10W-40。残りは 10W-30 を入れました。本当はすべて 10W-40 を入れたかったのですがストックがなかった…。折を見てまた交換したいと思います。

あ、走る前に空気を入れておかないといけませんね。安物のフットポンプなので目分量程度ですが、230〜240kPaほど入れました。

さて、いよいよテストランです!

テストラン

作業場から1速に入れてスタートした瞬間から、その違いが分かりました。1速で前に進む動作がすごくスムーズになってる…!

とても滑らかに走り出します。これは感動モンだー!

トルクの低下具合は、発進時にもたつく感じもないし、伸びもよくなって、かなり快適になりました。ドンピシャで理想的な発進になりました。

もともと15km/hから唸りを上げていたのですが、20km/hくらいまでひっぱれるようになりましたね〜。これで小さな交差点内は、ほとんど1速だけでカバーが出来そうです。

また、2速も振動や音が少なくなって快適になり、これまで40km/hで唸りはじめ、どんなにひっぱっても45km/hでシフトアップしなければならなかったのが、+10km/h になっています! 50km/hの前半あたりにシフトアップをすれば良い様子。

2速で50km/hまでひっぱれるのは、街乗りだとかなり嬉しいところです。通勤路の2速だと遅く、3速だとパワー不足だった坂は2速オンリーでなんとかいけそう。

また3速はというと、メーターが60km/hまでしかないので目測になっちゃいますが、70km/hまでは振動も音も余裕が出てきている模様。トランスミッションが3速しかないカブにとって、目一杯街乗りで力を発揮できるチューンになったんじゃないでしょうか。

もっと早くやってれば良かったー!

タイヤが0.25インチ(約6mm)太くなったのは、劇的な変化はありませんでしたが、擦り減った溝が復活したことによるグリップは感じられました。

最近、50km以上のツーリングをする時は VRX ばかりだったので、これでカブもまた長距離が楽しくなってきそうです。

佐世保のシステムエンジニアです。詳しいプロフィールやこのブログについてはこちらをご覧ください。

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