カブのヘッドライトをLED化しました。

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以前交換したヘッドライトバルブのロービームが切れました。この時は中古購入時についていたバルブ(多分300円程度の安いやつ)のハイビームが切れて、「M&Hマツシマ PH-7 12V30/30W (B2・CL) 4 4B2C」に変更してみました。前のものと比べて明るくなって嬉しかったんですが、7ヶ月半での交換。カブ歴8ヶ月の初心者なので、これが長いか短いかの判断がつきません。

もう一度、同じバルブを買うのもいいのだけれど、同じ値段で LED 化キットが売られていたので、良い機会なので LED 化しました。※なお、うちのカブさんは 2002年式の BA-AA01 スーパーカブ DX。12V車です。

未来デパート…ではなく Amazon に注文したのは「RTD 直流交流兼用バイクLEDヘッドライトH4 H6 HP7 HP8対応 Hi/Lo 切替式 30W DC&AC 9-18V 6000K Hi 3000lm/Lo 2000lm 冷却ファン内臓 取付簡単」という商品。

商品タイトルにある対応ソケット名が「PH7」ではなく「HP7」になっているところなんかが怪しさプンプンですが、直流・交流対応で1500円前後ですので、試してみる価値はあるかなと購入を決めました。

もし使えなかった場合のバックアップの意味でバイクパーツセンターの安いバルブも同時購入。写真右のやつです。青いバルブですが、発光色は白らしいです。

箱の中身。ちょっとピンボケしてます。バルブ、コンバータ、ソケットがついています。さあ、付けていきましょう!

カブ以外の車種もそうなのかもしれませんがうちのカブは、消費電力が多いヘッドライトはバッテリーを経由せずジェネレータから直接つながっています。バッテリー出力(直流)ないしレクチファイア出力(半整流化された交流・一定方向にしか流れないので直流として扱える)であるその他の灯火類とは違い、ガチ交流らしいです。カブのような小さなジェネレータでヘッドライトを効率よく明るく照らすための工夫なのかな、と思いました。LED が登場してからは半整流化された電力でも十分に明るくなるので、交流であるのはかえって不便。メンテナンス性からフル直流化する方もいるようです。

購入したキットには、直流・交流対応のコンバータがついているので、ACジェネレータ─(AC)→スイッチ─(AC)→コンバータ─(DC)→ヘッドライトバルブの経路になります。

リフレクターを取り外して、前のバルブを摘出。型式によって違うかもしれませんが、僕のカブは

  • 白 … ロービーム(常時通電)
  • 青 … ハイビーム(スイッチがONの時だけ通電)
  • 緑 … アース

でした。LEDキット側も同じ色。すべてギボシがついています。カブ側の青・緑・白の線にノーマルで付いているコネクタはそのままでは使えないので切断しました。

本体側の剥き出しにした線をギボシで挟み込み、LED側についていたビニールカバーで覆いました。元に戻す時に面倒だし、しっかりショートできてるみたいなので半田付けしなくても良さそうかな。

おそるおそるエンジンを始動させると

うおっ まぶしっ!

ちゃんと点灯しました!

ハイ・ローの切り替えもばっちり動いています。LED 発光部は三角柱になっており、ロー時には2面が光り、ハイ時にはすべての面が光るようになっています。この商品に限った話ではないですが、ソースが交流だとエンジンの回転数が低い時はちらつきが結構分かりますね。走行中は問題なさそうですし、信号待ちのアイドリング時でもこれまでのバルブに比べると格段に光量が上がっているので、僕としては満足です。

配線の束でギチギチのハンドルケース内にコンバーターを押し込み、リフレクターを取り付けて作業完了。外が明るい時間だったので、また夜に光軸調整をしたいと思います。 あとは、Amazon のレビューで「○ヶ月で使えなくなった」という話があるので、どのくらい持つかなーというのを見ていこうと思います。 これからあたかかくなってくるので、放熱が上手く行けばいいけど…。

佐世保のシステムエンジニアです。詳しいプロフィールやこのブログについてはこちらをご覧ください。

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