静岡模型教材共同組合は、タミヤ、アオシマ、ハセガワの3社からなるウォーターラインシリーズを出しているメーカーの業界団体です。1992年までフジミも加盟していました。 ウォーターラインシリーズの1000円以上する 1/700 スケール駆逐艦には、各社レーベル共通のウォーターライン小型艦兵装セットが付属しており、その中に水上機も4機含まれています。
付属しているのは、
- 二式水上戦闘機
- 零式小型水上偵察機
- 水上戦闘機 強風
- 特殊攻撃機 晴嵐
です。
二式水戦は、「ジパング」の初めの頃、父島近海で海鳥と戦闘した戦闘機です。強風は紫電・紫電改のベースになった戦闘機で、Wikipedia の記事には、佐世保海軍航空隊所属の強風の写真が掲載されています。二式水戦も佐世保航空隊に常駐していた戦闘隊の主力だったようです。また、晴嵐は、2012年まで世界最大だった伊四〇〇号型潜水艦に搭載されるべく開発された攻撃機です。すべて水上機なので、フロートがついています。いわゆる「ゲタ履き」と呼ばれる飛行機です。
一番最初に作った「吹雪」の時にこの4機の組立に挑戦しましたが、結果は惨敗。まともにゲタを履かせられたのは1機のみでした。
接着剤の使い方・着け方が全然分かってなかった上に、組み立て前に塗装してしまった事が大きな敗因だったと思います。今回、リノリウム甲板の塗りがヒドい事になっている矢矧の状態からの現実逃避に引き続き、「三日月」についていたこれらの水上機作成にリベンジしたいと思います。(「桜」にはこのパーツは付属していませんでした。)
基本的な事で笑われるかもしれませんが…、前回の失敗の経験から、次の点に注意して組み立てました。
- 接着剤は本当に微量で良い。つまようじの先くらいの量で十分。
- 機体を固定する。
- 塗装前に組む。
これだけの事なんですが、ピンセットで慎重にフロートを取り付ける作業は、なんとか無事に4機ともクリアすることができました。
完全に乾燥するのを待って、次は塗装に入りたいと思います。
[…] 前回の水上機の色を塗って乾燥している間、作るものが無くなったので、勇気を出して矢矧の塗り直しをやろうと決意しました。 […]
[…] 前回の水上機の色を塗って乾燥している間、作るものが無くなったので、勇気を出して矢矧の塗り直しをやろうと決意しました。 […]