日本通信 IDEOS 200日パッケージを購入

Amazon.co.jpで「IDEOS+U300の200日パッケージ」を購入しました。
日本通信(b-mobile)が提供しているIDEOSというAndroid端末とU300というモバイルデータ通信用SIMカードのセットです。送料無料で17,998円でした。

ちょっとばっかしレビュー、というか感想を書いておきます。

コストについて

200日使えるU300のSIMカードが同梱されているパッケージなのですが、日本通信の公式サイトで、そのSIMカードが365日使えるというキャンペーンをやっていました。
丸1年使えるということは、月あたりのランニングコストは約18,000円÷12ヶ月=1500円。Yahoo!オークションでのIDEOSの相場は現在、5,000円前後ですので、内訳は通信費1083円・端末代417円といったところでしょうか。日本通信が出していた旧パッケージ品だと、今でも20,000円以上するものも流通しています(計算にならない)。
通信速度は理論値300kbpsと貧弱なものの、メールとちょっとした調べもの用途では不自由しません。やはり月1000円ちょっとでモバイルデータ通信が使い放題というのは、かなり魅力的です。

U300のSIMでは、電話回線を用いた音声通話はできない為、auのガラケー(W63CA)を電話専用機として運用しています。こちらの契約もデータ通信関連のプランを全て解約している為、基本料金・月1200円程度で運用できています。私はあまり通話発信をしない為、毎月ついてくる無料通話分の範囲内に収まっているようで、今年になってから月1200円以上請求されたことがありません。

端末の2台運用となりますが、電話代1200円+データ通信費1500円(端末代込み)=月2700円にまで抑えて運用できるようになりました。年間の費用に換算すると32,400円です。
auと電話もデータ通信も契約していた頃は、月に7500円(端末のローンを入れると毎月1万円以上)ほど支払っていたので、年間だと90,000円という計算になります。
差は60,000円弱で、なかなか大きいですね…。

端末について

中国の通信機器メーカー華為技術有限公司(Huawei)製です。Android2.2、現在の他社のスマートフォンの性能に比べると低スペックな部類に入りますが、なかなかコンパクトであり、筐体も安物っぽさはありません。
コンパクトなAndroid端末というのは、手にしてみて実感したのですが、かなり使い易いです。私の場合、スマートフォンが主力のネットワーク・デバイスとはなり得ないので、IDEOSに動画の表示性能やウェブブラウジングの快適さを求めていません。もちろん、何でも快適にできるにこしたことはありませんが、スマートフォンの環境を快適にする為に大きなお金をつぎ込むくらいだったら、極端に安いコストで割り切って使う方が魅力的に感じました。「動画?それならスマホじゃなくて、パソコンでフルHDで見るわ」的な考え方ですよね。費用対効果に加え、片手で操作できるコンパクトな筐体っていうのは思いがけない嬉しさでした。

回線について

U300のSIMカードは、通信速度を最大300kbpsに制限しています。ドコモのFOMA回線を利用しています。回線自体はもっと太いから、実ハードウェアの理論値300kbpsに比べたら効率いいのかな、と素人予想。

普段のライフスタイルにも大きく影響するところですが、私の場合、自宅も職場もインターネットに接続されたWiFi環境が整っています。WiFiとWiFiの切れ間だけ、データ通信回線が利用できれば十分ですし、そのタイミングで大量の通信が発生するような利用の仕方はありません。300kbpsという貧弱な回線でもメールならば十分です。

SkypeやLINEといったデータ通信回線を使った音声通話も一般化して久しいですが、果たして月1200円で維持しているauの電話回線と比べていかがなものか、と考えてしまいました。同じ値段を支払ってデータ通信回線速度を増強しても、つながりやすさとか品質、万が一の時に使えるかどうか、などいろいろ疑問点が残ります。
こういう書き方をすると疑っているように見えますが、単に知識がないだけですので、機会があれば検証してみたいなあ、と思うところです。

その他、メリット

IDEOSはSIMロックフリー、テザリングが一般化する前から公式サポートしていた数少ない機種の一つでもありました。これで、出先でラップトップや他のモバイル端末からインターネットに接続したり、自宅サーバにログインすることができます。

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