2017年最大のスーパームーン

ここ数日で気温が一段と下がり、寒い日が続いています。風が強い日も多く、夜空を見上げると明るい月に照らされた雲がたくさん流れていく様子が伺えます。 何日か前から月明かりがとても明るいなぁ、と思ったら12月4日が「スーパームーン」で、2017年最大の満月だったようです。

画像の引用元: 大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 国立天文台

1日遅れてしまったけど、SONY α330 とタムロンの70-300mmズーム望遠レンズで撮影してみました。

撮影場所は自宅のベランダ。絞りが5.6、シャッタースピードは1/320、焦点距離は最大望遠の300mm、ISOは最小の100、手持ちです。ブログ用にトリミングしています。僕自身の撮影テクニックが全然ないという最大のハンデを背負いつつも、クレーターが分かるくらいには撮れるんですね~。型落ちのお手軽機種といえどあなどれません。同じα330でも練習したらもっとノイズが少なく撮れるかな。

月のような明るい星でなく、もっと暗い星を撮影するにはISOを上げて露出を長くするけど、露出中に地球の時点によって星の位置が変わるので像が流れます。そこで使うのが赤道儀ですけど、ここはやはりカメラ用品。それなりのお値段が多いようです。

露出中に移動して像が流れるのが問題であれば、露出時間を短くして何ショットもタイムシフト撮影。あとで計算して合成すれば赤道儀を使わなくてもいいんじゃないかな、と素人なりに考えてみたら、やはり実践している方がいました。

赤道儀無しのガイド撮影 (画像処理編)| 十勝野機動部隊
https://ameblo.jp/marbo555/entry-11575215524.html

これなら僕でも試せそう!
何ショットも撮るんだったらリモートシャッターと三脚があったらいいな。α330はどうもワイヤードリモートシャッターに対応してなく、ワイヤレスの SONY RMT-DSLR1 しか使えないらしいです。互換品を謳ったサードパーティのものが348円だったので注文してみました。これならダメでも諦めがつく…週末届くようなので早速試してみよう。

満天の星空といえば、全天球カメラもありますね。THETA ではオート撮影しかしたことなかったので真面目にいじくらないと。

THETAで星景パノラマを撮る(日周運動編)
http://360.hatenablog.jp/entry/2016/08/17/171432

参考になるな~。

鹿町ウィンドファームに行ってきました。

大野台遺跡を後にして、風が強い中、帰路に就こうとすると山の上に聳えたつ大きな風車が目に入ります。鹿町ウィンドファームの風力発電用の風車です。 まだ時間もあるし寄ってみることにしました。

思いついたら行けるっていうのもソロでうろうろする醍醐味ですね!そんな時にスマホのナビがとても便利。ナビを見てみると、同じ「鹿町ウィンドファーム」と名前がある地点が2つ出てきました。今回行ったのは西側の方。

さすがに巨大風車がたくさんあるので、今度は見落すことなく目的地に到着。立て看板にあるように、見学者向けに開放されているエリアらしいです。

説明によると、風車の中心まで68メートルでプロペラの大きさが61.4メートルなので最高部は98.7メートル…!

かなり遠くから何度も見ていたので大きいのは知っていましたが、近くで見ると自分の視野に収まらないくらいの巨大さ。グオングオンと音を立てて回っています。 プロペラの円周は約193メートル、回転数は平均で16.5rpmなので…ええと、計算するとプロペラの先は時速200km近く!こわい!

写真だと伝わりづらいと思いますが、頭上で60メートル以上ある回転体が200km/hで動いてるのを見ているとすさまじい世界に来てしまったと思ってしまいます。

こういうのが周辺だけでも何機も建っています。

自然の中の巨大な動くモノに自分一人。

写真は撮れなかったですが、野ギツネが居ました。

この風車の周辺にはススキの草原が広がっています。枕の綿を切り裂いたような細切れの雲が強風で流れて、短くなった陽が出たり隠れたり。

何もないところに聳える白い塔はとてもシンボリック。「雲のむこう、約束の場所」に登場するユニオンの塔みたいな印象です。

RICOH THETA Sで撮影した全天球写真を貼りつけておきます。ぐりぐり回してみてください。

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カブと来たかったな〜と思いつつ、鹿町ウィンドファームを後にしました。

さて、巨大構造物つながりです。

帰る途中に寄ったホームセンター・ユートクの駐車場から見た相浦発電所の煙突が雲と太陽の光で綺麗でした。今は稼働しておらず、火力での発電設備は撤去される予定らしいので、この煙突を見られるのももう少しかもしれませんね。

大野台遺跡に行ってきました。

寿福寺の逆さ紅葉を見た後、まだお昼過ぎだったのでどこか行ってみようかな〜とギアで佐世保方面に向かって走っていると、「大野台遺跡」という看板を目にしました。行ってみます!

大野池と呼ばれるため池の隣にある林が大野台遺跡です。ぱっと見ただの林だし、初めて行ったということもあり、通りすぎてしまいました。鹿町小学校付近から立て看板「↑大野台遺跡」はあったものの、肝心な目的地を見落して通りすぎるとは…。

ナビを頼って2度目に辿りついたら、道路に面したところにちゃんと立て看板がありました。最初は大野池に目が行って見えてませんでした。ぐふふ。

ちなみに周囲百メートル、民家や小学校、畑などはあるものの、ほとんど人がいませんでした。もちろん遺跡の中も。

なるほど、縄文から弥生にかけてのお墓かあ。見取図を見ると結構多くのお墓があるようですね。

林の中に足を踏み入れると、ちらほらと苔が生えた石がありました。これが石棺の跡らしいです。 あまり詳しくないので、遺跡と言われなければ良く分かりません><

あ、こっちの小さな石は人為的に長方形に並べられられているのが分かりますね!

こういう四角く並べられた石がいくつも足元にありました。人がそのまま入るのには小さすぎるので、火葬して埋葬していたんでしょうか。

2300年前からこの場所にあるっていうのを考えると、色々なことを考えます。縄文時代や弥生時代にも、今とあまり変わらない人たちが住んでいて、営みがあって、大切な人が亡くなって、悲しんで、お墓を作って…。 その時に持ち寄った石をこういう形で組んでいった人たちは、2300年経った今もその「形」が朽ちることなく姿を留め続けているとは想像もしなかっただろうなぁ…。

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遺跡内で撮影した RICOH THETA S の全天球写真です。マウスのドラッグや指のスワイプで回して見ることができます。

遺跡の隣に接する大野池。こちらは堤防のようなものがあったので農業用の人口ため池かな。

寿福寺の逆さ紅葉を見てきました。

バイク屋さんでカブのメンテナンスをしてもらっている間、代車として貸してもらったヤマハのスクーター「ギア」で、佐世保市江迎町にある寿福寺の逆さ紅葉を見てきました。

カブ同様、労働者のバイクらしいです。50ccのスクーターは初めてだったので色々と新鮮でした。

江迎町が合併して同じ佐世保市内になっているとはいえ、初めて行った寿福寺。

思った以上に広く、立派なお寺です。

本堂前。結構人が多いです。一眼レフを持った方もたくさんいました。靴を配布してあるビニール袋に入れて本堂の中へ。

まずは本堂でお参りです。逆さ紅葉の拝観料は無料ですが、気持ちばかりのお賽銭とお線香をあげてきました。見学者があげたお線香の煙がモワモワしていて幻想的な雰囲気の本堂でした。本堂の隣にあるお座敷が逆さ紅葉の間になってます。

見学者がとても多かったので椅子に腰かけていて待っていると、お寺の方にあたたかいお茶をいただきました。ひんやりした空気の中、原付で走ってきたのでとっても温まります。ありがたや…。

お茶をいただきながら、同じ佐世保からやってきた年配のご夫婦とおしゃべり。テレビでやっているのを見て来たとか。ちなみに僕は Google アラートで届けられた西日本新聞の記事で来ようと思いました。

視線の先にはこんな素敵な景色。お座敷の畳の上にアクリル板が敷いてあり、庭の紅葉が映り込んで幻想的な景色なのです。

とっても綺麗。

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RICOH THETA Sで撮ってみましたが、かなり強いHDR補正をもってしてもお庭が白飛びしてしまいました。自動的に室内の暗さの方に補正を合わせちゃったのか、写さなくてもいい無精ヒゲのオッサンがばっちり写っています。

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スマホでちゃんとTHETAの設定して撮りつつ、お庭を眺めながらゆっくりお茶を…とは行かず、たくさんの見学者がいたので邪魔にならないよう10分ほどでお座敷を後にしました。

ビニール袋に入れていた靴を履いて、お庭を散策。

銀杏の木も色づいて綺麗。

また雪の季節になると替わった表情を見せるんでしょうか。お庭もとても素敵なお寺でした。

雲仙に行ってきました。その1

普通自動二輪免許も無事取得できたところで、あとはカブをボアアップのみ!となりました。キタコの85ccボアアップキット、ビッグキャブ、15丁Fスプロケ、ノーマルヘッド用ハイカムシャフトをAmazonでポチっていたところ、ハイカムのみ注文から10日経った今でも届きません。

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教習車

仕事の合間をぬって普通自動二輪MTの運転免許を取りに自動車学校に通っています。通い始めた頃は取り回しの不慣れからか「やっぱりカブがいいな」と思っていましたが、クラッチ操作に慣れてくるとスーフォアの安定感や力強さが嬉しくなってきますねー。 カブは取り回しが良い反面、ちょっとした路面の凹凸でもしっかりと支えてあげる必要があります。スーフォアは自分よりも大きくて重い車体で、安定していて、またがっているだけでどこまでも連れていってくれる気がしてきます。

Honda CB400 Super Four 教習車仕様

教習で乗っている Honda CB400 Super Four 教習車仕様。ヘッドライトとテールランプ付近にカラフルなランプがついていて、遠くからでもギアやブレーキの状態が分かるようになってます。

今のカブを85ccにボアアップすることが目標で通っています。3ヶ月・1500kmしか乗っていませんが、50ccのままだと

  • 二段階右折
  • 第一通行帯強制
  • 時速30km制限

という法律がつきまといます。法を守れば命が危険だし、命を守ると捕まりかねない。普通四輪の付帯免許で教習なしで誰でも乗ってしまえる区分なので、制限ガチガチなのは仕方がないところだと思ってます。

つまり、ちゃんと二輪に乗りたいのならやはり免許、ということだと思いました。ホンダの公式ページにも原付二種の話が乗ってます。

ランニングコストも使い勝手も原付二種最強かも…!つまり、125cc以上のバイクを購入する予定は今のところありません。

とは言ったのの、大きめの排気量&クラッチ操作の感覚はもっと楽しみたいなーとも思ってます。原付二種に乗りたいのであれば小型限定でもいいのですが、通常の普通二輪で通学しているのは、ほとんど値段も期間も手間も変わらない点と、小型限定の免許交付がもっと簡便化される議論が今年から上がっていて、今から通うには微妙だった点があります。

125ccとそれ以上の排気量の2台持ちの人も結構いるようですね。前者を下駄に、後者を長距離や趣味、鑑賞用にと。たしかに自分でボアアップしたり、メンテで何日も使えない日が続くとなると、代替のバイクが欲しくなるところではあります。ただ、通勤には電動アシスト自転車、長距離と天候が悪い時は車、片道50km圏内の移動と趣味がカブという現状があるので、仮に400ccのバイクを買った日には電チャリを処分しカブが下駄に繰り下げ、通勤快速仕様になってしまいます。(まあ、それはそれでカブ本来の設計思想に合致する事でもあるんですが…笑)

1回のお値段がそこそこかかってしまうことに目をつぶれば、早岐にレンタルバイク屋さんがあるらしいので、まずはボアアップしたカブと月1くらいでレンタルバイク、という運用でもいいのかも。

なんだかんだ言いつつ、こうやって迷ってるのも楽しいんですけどね(笑)

Suzuki SkyWave 400 教習車仕様

MT免許だとAT車も乗れるので、1コマだけAT教習がありました。

その時に乗った Suzuki SkyWave 400 教習車仕様。こちらも教習用ランプがついていますが、マニュアルじゃないので数が少ないです。何度も書いたとおりカブにしか乗ったことがないので、ギアチェンジなしのスクーターは初めてでした。アクセル回すだけで進みます!これ!(当たり前だ)

収納も多いしシートは調整できて楽だし、指導員の後でタンデムしててもとても楽。まわりが言っていた「ホイールベースが長めだから小回りが利かないよ」というのも乗ってみると分かりました。

楽とはいえ、なんだか融通が利かない神輿の上に乗ってる気分。あくまでも個人の感想だけど、「努力して練習しても、自分の手足のようにはなりそうにないなあ」と思いました。楽に移動したいだけなら二輪じゃなくても車や公共交通機関がありますしね。運転や見た目だけでなく運用などの面も含めた理想のバイクスタイルに合致する人だけが乗っていい感じがしました。

将来、カブの自動遠心クラッチも「自分の手足にならない」と思う日が来ちゃうのかな。マニュアルクラッチ4速にできたらなあ…。できない事はないらしいが、今の僕にはスキルとお金と時間がたくさんいるぞ!

Honda CB125F 教習車仕様

教習では1度も乗ってない小型限定用のCB125F。これとかエイプ100とか原付二種でクラッチ操作ができるのが楽しいかな。免許交付まで色々悩んでみよう。