前回記事では、ハスラーのルーフに載せるための以下のパーツを揃えました。今回はいよいよ載せていきたいと思います。
- カーメイト ルーフキャリア inno ベースシート SU用 IN101
- カーメイト ルーフキャリア inno ベーシック取付フック K443 (取扱説明書)
- カーメイト ルーフキャリア inno スクエアーベースステー INSUT (取扱説明書)
- カーメイト ルーフキャリア inno ベーシックバー 127cm ブラック INB127
- カーメイト ルーフキャリア inno アルミラック100 IN557 (取扱説明書)
パーツがたくさんありますが、上手く分けてあるなあという印象を持ちました。ベースシートはオプション。取付フックはルーフ形状に依存しているのでハスラー専用。バーはルーフ幅に依存。ステーやラックは共通部品。組み合わせによって色々な車種やアタッチメントに対応できるよう、パーツ単位で分けて販売されているようです。
その分、車種によって取り付ける位置やパーツが変わるので注意も必要です。手の数は多い方が良さそうだったので、近所に住む弟に手伝ってもらいました。
ベースキャリアの取り付け
力の必要な作業はなく、位置を測って微調整、のくりかえしです。さすがどちらも日本製。パーツの工作精度はとても高く、ミリ単位で測って位置を決めていきます。
ベースキャリア(ベースシート、取付フック、バー、ステー)の取付に別途工具を準備する必要ありません。ルーフとベースキャリアの固定は4箇所のボルトですが、これらは同梱されているトルクレンチを使います。
手順は説明書のとおりです。前後のバーの両端にステーを取り付けて、測って決めたルーフ上の位置に載せます。フックを取りつけて、それぞれが歪まないようにボルトを締めていくだけです。
「○○の中心から××ミリメートル」といった、測って位置決めをしなければならないことが多いので、マスキングテープで目印をつけながらやると捗りました。
ルーフキャリアの取り付け
ルーフキャリアの取り付けには、プラスドライバー、マイナスドライバー、10mm のレンチが必要です。
説明書のとおり、サイドフレームと7本のポールで四角形のルーフキャリアを組みあげます。プラスドライバーとマイナスドライバー(マイナスは硬貨でもOK)を使います。その後、ベースキャリアの上に載せて、ベースキャリアのステーに干渉しないよう取り付け金具の方向(内向きか外向きか)を決めます。
ルーフキャリアを一旦おろして、取り付け金具を固定した後、再度ベースキャリアに載せて、手まわしのノブがついたボルトで締めれば完成です。
2人がかりで午前10時すぎに作業を始めて、すべて出来上がったのは11時半。1時間ちょっとの作業です。慣れたら1時間かからないと思います。
1人でも出来ない事はないですが、バランスを見たり、計測しながら左右前後の位置を合わせていく作業は2人いた方がいいと感じました。
今回、手伝ってくれた弟にとても感謝です。
テスト走行した感想
その後、佐世保市内から佐賀県の武雄市に乗っていきましたが、キャリアはビクともせずにとても安定していました。下道で約1時間の道のりです。
高速道路はまだ走っていませんが、郊外道路の追い越しなどで瞬間的にスピードが出た時も安定していました。荷物を積んでいないので、特に運転した感覚が変わった様子もなし。
風切り音については、気になるレベルではありませんでした。スピードが出て、向かい風になった時に一瞬だけ、頭の上でコォー…と鳴っているかな?程度。走行音の方がよっぽど大きいので、オーディオをつけると分からなくなるレベルに感じました。
ハスラーといえばツートンカラーのルーフ色(カラフルなベース色に加えて、白や黒のルーフ色)が印象的ですが、僕のハスラーは予算をケチったので[efn_note]ルーフをベースと別の色にするにはプラス4〜5万くらいでした。その金額があれば今回のキャリアが載せられるもんなぁ…。[/efn_note]、ルーフ色はベース色と同じメタリックカーキ。脚立のようなオシャレなシルバーのルーフキャリアが載ることによって、ちょっとしたワンポイントになったと思います。
契約前にイメージ図として作ったものに似てきました。実際に取りつけた様子を見ると「イメージしていたものより、キャリア部分が狭いかな?」と思ってしまいそうですが、近くで見ると割と広々しています。ホームセンターで売っているアイリスオーヤマのボックス(通称「ホムセン箱」)の85cmサイズが2つ積める計算です。
これ1つだけでも、後部座席を下げた状態の荷室容積が倍になる計算です。4人がゆったり座って、4人分のキャンプ・バーベキュー用品を積むことができるようになりました。キャッキャ。
車高アップ
今のところ、高速走行も強風の中大きな荷物も積んでいないので、車高が高くなった影響は全くありません。
ただ、機械式立体駐車場に停める場合はノーマルより注意が必要になりそうですね。
ノーマルのハスラーだと車高1660mmらしく、機械式立体駐車場だと1550mm制限もあるので、ルーフキャリアの有無に関わらず駐車できません。N-BOX+も1780mmなんでダメですね。
ルーフキャリアまで載せた状態だと、車高がプラス十数cmになっているはずですので(後でちゃんと測ろうっと…)、余裕をもった制限のところに停めるのが無難だと思いました。
[…] 次は、いよいよルーフキャリアを載せていきたいと思います。続く。 […]
[…] 折りたたんだ状態でも結構大きいので、軽のハスラーに4人乗った状態だと車室内への積載は厳しそう。次のキャンプ・バーベキューの時はルーフキャリアに載せて行きたいと思います。 […]
[…] スズキ・ハスラー(MR41S型)を新車購入してそろそろ3年が経とうとしています。納車直後にルーフバーを装備し、その上にルーフキャリアを載せて走っていました。 […]