崎辺地区の見学に行った帰り、近くにある佐世保東山海軍墓地に参拝することにしました。両親から聞いた話によると、旧海軍の大尉だった祖父も生前はよく参拝に来ていたとのことです。
大宮町の通りから少し登った小高い丘の上にあり、福石小学校の南側に位置しています。狭く曲りくねった車道が続いているため、佐世保市民でもこの周辺に用事がない限りあまり通りません。
入口の石碑です。祝日ともあって、私たちの他にも数組の参拝客がいました。
墓地の案内板。陸軍や外国人も等しく祀られています。
駐車場から入った参道の様子です。他のブログ記事では慰霊碑ばかりが紹介されていますが、あくまでも墓地ですのでこのような風景です。
参道の脇には砲弾の形をしたモニュメントも。
第二十七駆逐隊慰霊碑(時雨、白露、夕暮、有明)。400柱以上が祀られています。
航空母艦「瑞鳳」戦役者慰霊碑。216柱が祀られています。
軍艦「妙高」戦役者慰霊碑。90柱以上が祀られています。
軍艦「那智」戦役者慰霊碑。約1000柱が祀られています。
軍艦「足柄」戦役者鎮魂之碑。300柱以上が祀られています。
軍艦「矢矧」戦役者慰霊碑。486柱が祀られています。
軍艦「羽黒」戦役者慰霊碑。800柱以上が祀られています。
軍艦「金剛」戦役者慰霊碑。1250柱が祀られています。
航空母艦「加賀」戦役者慰霊碑。800柱以上が祀られています。
航空母艦「飛龍」戦役没者慰霊碑。800柱以上が祀られています。
佐世保鎮守府潜水艦合同慰霊碑。伊号・呂号潜水艦合わせて2591柱が祀られています。
広場にある東郷平八郎元帥の像。広場では近所に住んでいると思われる子供たちがサッカーをしていました。
オンラインゲームの影響で艦艇ばかり注目され「聖地」として崇められることが増えてきているようですが、自分たちのために戦って散った方々の墓地であり、慰霊のための施設であることを忘れてはいけないと感じました。