スーパーカブのアイドルスクリュー交換

キャブレターの掃除が終わって、無事にエンジンがかかるようになったスーパーカブ(AA-01)です。燃調しているところで、良いアイテムを見つけたので購入してみました。

僕のスーパーカブは、ボアアップした際にケイヒン PC20 キャブレターに換装しています。ノーマルキャブもそうなんですが、エア量・燃料量を調整するスクリューがマイナスドライバーじゃないと回すことができません。

普通は「一度セッティングが出たら、ここをいじらずに乗り続け、冬になったらチョークで調整する」という運用になるだろうから、まあ簡単に設定がズレたりしないようになっているんでしょう。プラスよりもマイナスの方が舐めにくかったり、汚れに強かったりするのも理解できますね。

うちのカブの場合、ホーンがなかなか邪魔な位置にありまして、エンジンが停まってしまわないようアクセルスロットルを握りつつ、ドライバーでアイドリング調整する作業は難易度高しです。しかもマイナスドライバーだから、しっかり見て押し込んでいないと回転軸がズレて、すぐにスクリューから外れてしまいます。

少なくとも跨がったまま調整できるようなものじゃないです。

で、もしかしてーと思って調べてみるとやっぱりありました。指先で回せるアジャスタースクリューです。

ネジ1本で1,100円もする商品でしたが、今後の恩恵を考えると背に腹は代えられません。そう自分に言い聞かせて購入しました。「京浜PC20用」って書いてあるところを見ると、ノーマルキャブでは使えないのかも。

元々のスクリュー(左)と並べてみたところです。穴に差さる部分の形状は同じで、外に出ている部分が違うだけです。ちなみに、元々のスクリューに付属しているバネは同梱されていないため、バネを新しい方に付け代えて使う必要があります。

キャブレターに取り付けたところです。

エンジンをかけて、跨った状態で調整ができるようになりました!

右手はアクセルスロットルに、ちょっと屈めば左手でアイドルアジャスターを操作できます。めっちゃ楽です。調整に集中できます。もっと早く買っておけば良かったー!

バネが利いているので走行中の振動で回転して、勝手に燃調が変わることもなさそうですし、使えそうで安心しました。

デメリットといえば、作業中に不意に触ってしまって燃調が狂うリスクがある程度でしょうか。

いずれにせよ、僕はメリットの方が大きいと感じました。

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