タープを買ってみました。

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緊急事態宣言解除後の晴れた日に、友人と一緒に近場のキャンプに行きました。友人が持ってきたのは DOD のタープ。これまで、独身・バイク・一人旅の3点セットだったため、タープは贅沢品だと思ってました(…というか眼中になかった)が、コンパクトで軽く、設営すると日差しを遮り、快適な空間ができることに衝撃を受けました。

野外であんなにも快適な空間を体験していて良いんだろうか…と思うほど快適(笑)。

実は最近、バイクでのツーリング時に宿泊費を浮かすために寝るキャンプから、ハスラーに乗ってみんなで楽しめるキャンプへと趣向が変わってきています。嫁ちゃんがついてくることも多いし、若い頃はしょっちゅうアウトドアに連れて行ってくれていた両親も外に連れていってあげたい。

そんなこんなで去年よりタープを「欲しいものリスト」に加えて吟味していました。さらには百均のブルーシートやロープを組み合わせて貧乏タープにトライしてみたり。そこに、友人のちゃんとしたタープを体験してしまい、背中を押されてしまいます。

タープを買っちゃった

DOD のタープよりははるかに安上がりなタープを揃えました。中華メーカーのもので、タープ本体(シート)、ロープ、ペグ、ポールはすべてバラバラに購入しました。

ロープとペグはダイソーのものを使いましたが、こういうセットを買っておくのがトータルコストでは安くなりそうです。

タープ本体は 3m × 3m のもので、上の写真のように張ると大人4人はしっかり入れました。写真では分かりづらいですが、裏面は銀色のコーティングがしてあり、一応、紫外線カットもしているようです。材質がペラペラな分、折り畳むとコンパクトになりますし、とても軽いです。値段も安いので、火の粉が舞って穴が空いても諦めがつきそう。

ポールはアルミ製・分割して持っていくことができるので、用途に合わせて本数を減らせば装備が軽くできそうです。赤なので視認性もヨシ。軽いし、コンパクトだし、なかなか良い。

ちゃんとテンションをかけて張れますし、タープとしての役割は十分に果たしました。

問題点としては、

  • 一人での設営がしづらい。
  • 設営に時間がかかる。(といっても、10分程度)
  • ロープが張れる場所以外は設置不可。

の2点。まぁ…上2つはどちらも慣れで解決できそうですが、3つめはバイク旅にはちょっと問題があります。また、アウトドアユース以外での活用方法がなくなります。

タープ(自立式)を買っちゃった

そんな時、嫁ちゃんの買い物ついでに寄ったホームセンターで、自立式タープが投げ売りされているのを見つけてしまいました。

低価格系国内アウトドアメーカーとして最近ぐいぐい来ている BUNDOK (バンドック) のワンアクションタープ!! 3,300円(税込)!

よく分からない中華メーカーの Amazon 経由・直接販売より、やっぱり、(メイドインチャイナであっても)日本国内メーカーが責任をもって市場に流通させ、しかも低価格なのはありがたい。

200cm 四方なのがちょっと小さいかなー?と思ってましたが、FIELDDOOR の自立式タープをずっと「ほしいものリスト」に入れていた僕としては衝撃価格でした。もちろん購入。

同じ型番のものは Amazon にはないようです。ただ、サイズと構成、色などを見ると「BUNDOK(バンドック) ワン アクション タープ 200 BDK-120N【3~4人用】 組立簡単 UVカット」と全く同じものみたい。

家に持ち帰って開封してみると、店頭で見るよりもなかなかデカいです。

デカいし…重い!!

重量約11kg…スチールの脚と折りたたみ梁があるんだからこれは仕方ない。自立式のメリットは、「ロープが張れないところでも設営可能」と「ロープを張らないので設営が数十秒で可能」というところ。脚で自立してくれるので、一人でもなんとか設営できそうです。

最初なので嫁ちゃんに協力してもらって設置です。

自宅の屋外駐車場に出し、シェイドを被せます。なぜキャンプサイトではなく自宅駐車場かと言うと、僕がタープに求めていた機能がもう一つあったんです。それが駐車場(雨天時)の作業スペースの確保…!今は梅雨どきで何週間も雨続きで、カーポートもないんで、本当に切実な理由なんです。

キャンプでも時短設営でき、普段も使えて3,300円…なかなかのコスパ。

値段が値段だけに縫製は雑ですが…実用上は特に困ってません。

シェイドを脚に固定する方法はこれ。マジックテープと言われたり、面ファスナーと言われたりするアイツです。強度は大丈夫なのかな。結ぶよりも簡単ですが、強風が吹いて「バリバリ!! (やめて!!)」にならないかちょっと心配。(後日、風速7〜8mを経験しましたが全然大丈夫でした)

だんだんタープの形に…

脚を四方に広げながら、バリバリでシェイドを固定していきました。

中に入り、中央部の黒いパーツを上に押し上げます。傘と同じ要領でカチッと音がするまで上げればシェイドが綺麗に張れました。

開封したり、シェイドと脚を固定する初回作業があったので、設営時間は5分程度。2回目からは、置いて広げるだけなので数十秒で設置できました。

これで、数ミリくらいの雨なら余裕で防いでくれる作業スペースになりました。

小雨くらいなら全然平気!

脚は3段階に調整することができます。脚にそれぞれストッパー用の穴があり、スライドすることができます。一番脚を短くして収納状態と同じ長さにすることもできるので、実質は4段階。写真は最大の高さ設定にしたところです。

作業中は最大にしておき、離れる時は脚を短くしておけば、横から入り込む雨を少なくできます。また、ロープとペグも付属していたので、それなりの固定も可能です。

脚がスチールで、屋外置きっぱなしはさすがに錆びないか気になるので、小まめにガレージに収納しています。一人で展開・収納もできますね。

折りたたんでガレージに収納しているところ。

同じ駐車場にコイツの10倍くらいのお値段の、コミネのモーターサイクルドームを設置していますが、錆とシェイドの紫外線、台風対策をしっかりしていたら常設の簡易ガレージにも流用できそう。2台は停められます。

バイクいじり用であれば、本音を言うと 250cm 四方ほどあった方が車体が完全にシェイドの下に入るのでベストです。ただ、あまり広い駐車場ではないのと、とりまわしを考えると 200cm でも及第点といったところでしょうか。

折りたたんだ状態でも結構大きいので、軽のハスラーに4人乗った状態だと車室内への積載は厳しそう。次のキャンプ・バーベキューの時はルーフキャリアに載せて行きたいと思います。

佐世保のシステムエンジニアです。詳しいプロフィールやこのブログについてはこちらをご覧ください。

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