コマジェのメンテナンスをしました。

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先日に引き続き、ヤマハ マジェスティ125 のメンテナンスをしていきたいと思います。

フロントカウルの固定

前回のメンテナンス時、ヘッドライトを LED に変更しました。その際に気付いたのは、フロントカウルがボルトで固定されておらず、下部の穴に結束バンドが止められているだけ。後日なんとかしようとフロントカウルを取り外したまま、そのままにしていました。

ボルトで固定されていなくても本体にカチッとはまるようですが、走行時に不安が残るためM6ボルト・ナットのセットを購入しました。

実際に取り付けてボルトで固定しようとすると、正面から見て左下にあるボルト穴とカウル側の穴は買ってきたボルトでは遠くて固定できず、右下に至っては本体側のボルト穴があるはずの部分が割れて欠落していました。

ありゃー…どうしようかな、これ…。

ちゃんとした固定ができませんでした。とりあえず仮止めをして、次回へ持ち越しですかね〜。

エンジンオイルの交換

次は、長い間換えてこなかったであろうエンジンオイルの交換です。車体が低いのでオイルの受け皿が入りません。ちょっとだけジャッキアップしてから受け皿を入れ、ラチェットレンチの19mmでドレンボルトを緩めました。

真っ黒なオイルが出てきて、思わずドレンボルトと網を落としてしまいました。予想はしていたけれど、しっかり黒くなってますね〜。元々の色が分からないほど濃い黒になっていました。ボルトを拾いあげてパーツクリーナーで洗います。

網を支えているバネがあるはずなんですが、元々入ってなかったみたい。ところでこの網って何のためについてるんでしょうか。ドレン穴が詰まらないようにするためかな?

コマジェのオイル量は1.2リットルです。今回は使い慣れたホンダ ULTRA G1/10W-30 (写真中央)を準備しました。1L缶では足りないので、ガレージに落ちていた安物オイル(写真右)も注ぎ足します。

まずは G1 を丸々ジョッキに移して注入しました。90ccカブでも0.6Lなので、結構必要量が多いんですね。

オイルキャップの先端部分を目安にしながら、安いオイルを少しずつ注ぎ足して完了です。本当は推奨オイルが良いんでしょうけど、これまでの真っ黒オイルよりは幾分かマシになったはず。

ギアオイルの交換

次はギアオイルを交換していきます。

ギアオイルの注入口は左リアショックの内側にありました。ドレンボルトはかなり下から覗き込まないと分からない位置にあります。

ちょっとピンボケしてますが、中央に斜め下に突き出たボルトがドレンボルト。12mmだったと思います。よく見えない位置にあるため、ギアボックスのカバーを付けたり外したり、試行錯誤しながら外しました。

エンジンオイルよりは汚れが少ないものの、ギアオイルとしてはかなり汚れているみたいです。こちらも同じく、長い間交換されてなかったようです。

「カバーを付けたままでもギアオイルの交換ができる」という記事を見かけましたが、作業性がとても悪いです。カバーの下部とドレンボルトのクリアランスがほとんどなくて、ボルトを回せません。カバーを外そうとするとキックペダルまで外すことになりそうです。

ちょうど良いところにやってきた嫁ちゃんにキックペダルを踏んでおいてもらい、カバーをずらして交換しました。ちなみにギアオイルの必要量は130ccとのこと。

手持ちのジョッキは注入口が大きくて注ぐのが大変です。残る量も考えて150ccを計量して注入しました。

そういえばこのコマジェ、ノーマルの吸気口ではなく社外品が取り付けられています。中央のボルトを回すと開口部を広げたり狭めたりすることができるようになっているみたいです。エアクリーナーの交換はまた次回かな。

バッテリーの交換

次にバッテリーを交換しようと思います。バッテリーは好調で特に弱っている様子もなかったのですが、簡単に交換できそうだったので念の為にリフレッシュ。シートの下に設置されています。

2箇所のボルトをプラスドライバーで外し、プラスチックの蓋を取り外します。

バッテリーの頭が見えました。ヒューズもここにあるようです。

メインスイッチをオフにし、マイナス側の端子から外していきます。取り出してみると、社外品の GL-PTX7A-BS が入っていました。

今回準備した新しいバッテリーは台湾ユアサの YTX7A-BS。互換品ではなく、コマジェの標準搭載のやつみたいです。

カブに比べると結構大きめで重いですね。ヘッドライトもバッテリーから給電しているし、FI やデジタルディスプレイなど電気を食うのが多いので大きいんだと思いました。

取り出した穴にはめ込んで、プラス→マイナスの順に端子を接続し、カバーを付け直して完了です。

佐世保のシステムエンジニアです。詳しいプロフィールやこのブログについてはこちらをご覧ください。

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