カブのリアタイヤ・スプロケ交換 その2

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ハイ! 前回に引き続き、カブのリアタイヤとドリブンスプロケットの交換をしていきたいと思います。今日は、嫁ちゃんと遅くまで寿司屋に行っていたので、作業開始は夜11時過ぎになりました。1時間ほどで出来るところまでやります。

タイヤの組み立て

バラしておいたタイヤを組み立てます。

リムバンドを取り付けます。リムにあるチューブのノズル用の穴を確認して…

リムバンドの穴を合わせて取りつけます。リムバンドに捻れや部分的な伸びがないように注意しましょう。ダンロップの安いリムバンドを購入しましたが、ガムテープを巻いて済ませる人もいるんだとか。たしかにチューブへのダメージを減らせれば専用品でなくとも良い気がしますが…、安心のためにも正攻法でやっておきます。

次はタイヤです。購入したのは、ダンロップの 2.5-17 の PR4 のやつです。タイヤ自体の善し悪しがまだ分かっていないので、大手メーカーの中で一番安いものをチョイスしてみました。

ビートクリームをキッチンペーパーに付けて、ビート(タイヤの内側部分で、リムに当たる部分)に満遍なく塗っていきます。

塗ったところです。結構ギトギトになってますが、写真では分かりづらいかなぁ。ビートクリームを塗ることにより、タイヤをリムに入れやすくします。クリームがない場合は、洗剤や石鹸で代用している方もいるみたいですね。ゴムに影響を与えずに滑りを良くするものなら何でも良さそう。

次に、タイヤのビートをリムに入れていきます。

このタイヤパターンは前後方向は関係なさそうです。パターンによっては入れる回転方向が決まっているので、必ず確認しておきましょう。

タイヤレバーを使って片方のビートをリム内に入れ、裏返したところです。こちらの面から、チューブを入れていきたいと思います。

今回購入したチューブはIRCのものです。本当は当初、タイヤもIRCのものを買う予定でしたが、安さに釣られてダンロップになりました。IRCのタイヤは柔らかくて入れやすいという話ですね。

チューブのキャップ、虫ゴム、ナットはあらかじめ失くさないように取っておきます。

ノズル部分をリムの穴に通し、ナットを軽く取り付けて抜けなくします。あとはチューブがタイヤ内で捻れたり、ビートに挟まったりしないよう丁寧に突っ込んで行きます。チューブを傷つける恐れがあるので、工具は使わない方が良さそうですね。

チューブを入れ終わったら、虫ゴムを付けて、フットポンプで軽く空気を入れてみます。チューブを膨らませることによって位置を正し、パンクをしてないかを確認することができます。

問題なければ、空気を抜いて、こちら側の面のビートを入れていきます。タイヤレバーでチューブを傷つけないよう注意して、はめて行けば完成です。

ドリブンスプロケットの交換

今回は、スーパーカブ50デラックス(AA01)の純正40丁から、キタコの37丁に替えていきます。3丁減るだけで、ぱっと見ても小さくなってますねー。

古いスプロケを固定しているのは4本の緩み防止ナット。スプロケの錆と緩み防止効果でこのままではどうにも取れません…。

5-56を吹いて、先ほど組み立てたリアタイヤにはめ込むと、力をかけられるようになりました。

ナットが4本とも取れたら、新しいスプロケを入れて締め直します。

外す時にトルクレンチを使ったので、一応トルクレンチで締めておきます。この4本のボルト&ナットがカブの全エネルギーを受け止めて車輪を回している訳なので、欠落したら結構な大事故。30N・mくらいだったかなぁ…(適当)。

1本ずつ締めていくのではなく、対角線上にバランス良く締めていけば完成です。ふぅ、コーティングが剥げていない真新しいスプロケが眩しいぜ…。

タイヤを仮組み

ガレージに様子を見に来た嫁ちゃんに手伝ってもらって、ブレーキをはめ込んだタイヤを元通りに組み直しました。チェーンの調整があるので、本締めとブレーキ棒などの連結はまた明日です。

佐世保のシステムエンジニアです。詳しいプロフィールやこのブログについてはこちらをご覧ください。

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