僕の ホンダ VRX Roadster は中古購入した時から、タコメーター(回転速度計)のバックライトが光っていませんでした。
夜、回転数が分からない
最初は、「『スピードメーターさえ分かれば良い』として、タコメーターのバックライトは省略されてるのかなぁ」とか、「FTRやCB223Sみたいにそもそもタコメーターが付いてないバイクもあるくらいだし…」程度でしか考えてませんでした。前オーナーからの説明もなかったし…。
しかし、サービスマニュアルを見るとちゃんとバックライト用のバルブが取り付けられてるみたい。しかもスピードメーターが1灯に対して、タコメーターは2灯。
ホンダのサイトでは、
メーターは、新デザインのスポーティな砲弾型ケースを採用し、表示部はLED(発光ダイオード)の採用や水温警告灯回路の簡素化によってコンパクトなものとしながら、インジケータ部は高輝度青色LEDなどを採用した視認性の高い絵文字表示としている。
Honda | 力強く鼓動感溢れる走り味が楽しめる味わい深くシンプルなフォルムのロードスポーツバイク「ホンダVRX Roadster」を発売
っと言う説明があったんですが、メーターのバックライトは LED じゃないんですね…。
バックライトはメーター Assy. を分解しなくてもタマ交換ができるようになってるみたいです。インジケータ(ハイビーム、スタンド、オイル、ニュートラル)用のLEDは、メーターを分解しないと交換できないみたいです。
とりあえず、現状で車検を通っているので問題はなさそうなんですが、LED バルブは1個数十円〜数百円程度らしいので交換してみたいと思います。
Nanpoku T5 LED
大陸の香りがする安い LED (レッド) を購入しました。僕が買った時は 10% オフクーポンがあって、送料込みの558円。
4個入りのはずなんだけど、5個入ってた。ワアイ。1個あたり111円の計算です。
交換、取り付け
先日、LED 化して光軸調整をしたヘッドライトをまた外します。最初はメーターだけ外そうと思って格闘しましたが、ヘッドライトが邪魔で作業が出来ませんでした。大人しく外すべきです。
ヘッドライト側から覗き込むと、メーター1つあたり2本の六角ボルトで止められているのでそれを外し、メーターをステーから取り出します。メーターの裏側にあるネジを外すとカバーが外れるので、メーターの配線にアクセスすることができます。
上は、タコメーター側の配線を出したところ。スピードメーター側も同じ仕組みです。ただ、タコメーターはバックライトが二つあります。黒いパッキンではめ込まれているところですねー。ひっぱり出します。
ひっぱり出したバルブ。多分、2灯とも切れてるんでしょうね。バルブを指でつまんでひっこ抜き、新しい LED バルブを差し込みました。
LED はハロゲンと違って、電気が流れる方向が決まってますので、この状態で光るかどうかをテストします。光らなかったら抜いて、裏返して差し込み直します。
光りましたー! …めちゃくちゃケバい色だなっ!
実は最初、3灯を交換してメインスイッチをオンにしても光らなかったのでとっても焦りました。バルブ切れじゃなくて配線系のトラブルかな?不良品かな?
結局、たまたま3つとも逆方向に差し込んでいただけだったので、気付いて良かったです。
スピードメーター側も同様に LED バルブに交換してテスト。ちゃんと光ってくれて良い感じです。しかし、光源剥き出しのままだと色合い的にも車検通らないだろうなぁコレ…。
それぞれケースに入れて光り具合をチェックしてみます。
よし。輝度が抑えられて、ぼんやりと光ってて良い具合です。ただ、やっぱりちょっと赤すぎるかなぁ。丸メーターにほのかな光って、なんだか松本零士の世界観ですね(笑)
一応、ほぼ予想通りになったので、メーターを取り付けてヘッドライトを元に戻して光軸調整をし直しました。
まったく見えてなかったタコメーターの回転数が見えるようになり、スピードメーターも輝度が上がったことによる視認性アップができました。
ただ、当たり前と言えば当たり前なんですが、赤色 LED を入れていて(正面や背面からは見えないものの)赤いので整備不良にならないかが少し心配です。ネットで調べたところ、メーターのバックライトの色までの議論はないため、確認してみたいと思います。