スーパーカブのヘッドライトの LED 化して1年3ヶ月、兼ねてよりやりたかった Honda VRX Roadster のヘッドライトの LED 化を行いました。最近は陽が長くなったものの、夜道を走るとハロゲンランプの暗さが怖いです。
H4 ソケット LED バルブ
VRX は H4 ソケットですので、ソケット形状の合う LED を探したら以下のものが見つかりました。
小型の冷却ファンを搭載していて、値段もそこそこでレビューも良かったので試しに購入。カブとは違って、VRX のヘッドライトは直流なので AC/DC コンバータが不要で楽ですね! バルブを交換するだけで LED 化できてしまいます。
想像どおりの形状・大きさでした。これなら VRX のヘッドライトユニット内に綺麗に収まりそうです。
取り付け
ノーマルであれば、プラスドライバーだけで3箇所のネジを外せばOKです。僕の VRX は先日苦労して取り付けたビキニカウルが付いているので、そのままでは作業できません。
てことでまず、ビキニカウルから取り外します。ワッシャーを何枚も噛ませて苦労して固定していましたが…案の定、取り外しの際にワッシャー数枚が雑草の茂みの中に消えていきました。おおっと、いきなり本日の現状回復不可能コース。/(^o^)\
ビキニカウルがないノーマルの顔に戻ると、やっぱりこちらの方が好みですね!これから雨の季節だし、そんなに長い高速ツーリングはしないから外しておこうかなぁ。
次に、正面から見た時に0時、4時、8時の方向にある3本のネジを緩めて、ヘッドライトユニットを外します。当たり前ですが、通電はOFFにしておく必要があります。
でろん。ヘッドライトの配線を外します。
止めていたネジも3本とも若干錆がついていましたが、中も結構錆びていますね〜。今のところ実害はないし、下手に処理をすると表面のメッキまで傷つけそうですので、内側はこのまま放置しておきます。
取り外したヘッドライト本体の方です。ソケットまわりは幸いなことに錆もなくとても綺麗な状態。針金のようなストッパーでバルブは固定されていますので、それを外しました。
これが刺さっていたハロゲンランプバルブ。とても綺麗です。まだ使えるし、バックアップ用にとっておこうと思います。バルブは素手で扱ってはいけません。
上下の向きに注意しながら、LED バルブをユニット内に入れます。取り外しとは逆の手順でバルブをストッパーで固定します。
ストッパーで固定したら、配線をつないでみてちゃんと光るかテスト。
問題なく点灯しました!…ってか眩しい(笑)
内蔵のファンが回っているかどうかは眩しすぎて確認ができませんでした。とりあえず、ハイ・ロー切り替えも問題なさそうなので、3本ネジで固定し、作業は完了です。
近所を10分ほど走ってみても大丈夫そう。バッテリーからの直流回路につながっているので、カブのようなちらつきもありません。安定した光量で光ります。
ちなみに、ヘッドライト本体をフロントフォークに固定しているボルトがビキニカウル取り付け用に長めのものに交換しているので、明日ホムセンで適正な長さのものに変更する予定です。
ハロゲン vs LED の比較
交換前のハロゲンランプと LED を比較すると…
効果は一目瞭然ですね! 光量の絶対量が増えた感じで、拡散する光で周囲の明るさを底上げしてくれている感じがしました。(写真を撮る場所がもうちょっと広ければ、光の広がりの差が分かりやすかったかなー)
好みで言えば、もう少し色温度は低め(3000-4000Kくらいの暖色)の方が好きなんですが、路面のちょっとした凹凸にも気を遣わねばならない二輪車。安全に運転できることに越したことはありません。
あとはどのくらい耐久性があるか、様子を見ていきたいと思います。
2019/6/13 追記
内蔵の LED 冷却ファンについて
エンジンを切ってヘッドライトをつけ、顔を近づけて聞いてみると「ふぃいいいん」という音がヘッドライトの中でしています。どうやらファンも回っているみたい。ただ、ヘッドライト内部のようなほぼ密閉された小さな空間の中でファンを回して、どれだけ効果があるのはか疑問です。
ヘッドライトの固定ボルトについて
ビキニカウル用に止めていたステンレスボルトはM10x30mm(ソケットサイズは17mm)です。今回、ビキニカウルを外したので固定にM10x20mmのものをホムセンで購入。(本当は15〜16mm程度の長さのものが必要だったのですが、行ったホムセンでM10ステンの一番短いもので20mmでした。)
片方につき、厚み1.5mmのステンレスワッシャー2枚とステンレスバネワッシャー1枚を噛ませて光軸調整をしました。
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