松浦市に行ってきました。

最終更新日

Comments: 0

三連休が始まってから嬉野・武雄温泉旅行、九十九島かき食うカキ祭り、ボーリング大会からの飲み会…と遊びまくってました。連休最終日なので、松浦方面に足を伸ばしてみました。

例年の佐世保では雪が降るのは年に数回、積もるのは1回か2回程度のことです。今年はとても雪が多いです。曇りの予報でも雪が降ったり止んだりする日がよく続きます。今日も降水確率はそれほど高くなかったですが、雪が降ったり止んだりしていました。2.25インチの細いタイヤを履いている僕のカブ。いつも以上に気をつけて運転しないといけません。

佐世保市から伊万里市、松浦市と反時計周りで移動するルートです。佐世保から伊万里は国見山を抜けて行くのが近道ですが、雪のための交通規制をしていました。西九州自動車道が通行止めになっている今、福岡方面に抜ける最も近い道が国見道路経由です。もともと交通量も多い山道ですし、矢峰から見えた国見山山頂は雪雲と降雪で真っ白になっていたので、交通量が少ない柚木から有田へ抜ける道に変更しました。(ちょっと遠まわりだけど)

[cardboard id=”4187″]

柚木のジェラード屋さんの近くで撮影。雪が止んだタイミングでしか落ちついて写真を撮れないので、今日の写真はほとんど雪が降ってないです。実際は4時間の行程中の半分以上は雪が降っていました。

川谷トンネル前。川谷ダムも真っ白になっていました。ここのダム、車道からは安全かつ良い構図で撮れる場所がないのかな〜。ダムに続くフェンスはいつも締まってます。

超ローカルな「ほたるバス」のバス停もあります。

[cardboard id=”4245″]

里美トンネルを抜けたところ。

ここから有田側に下っている途中でどんどん雪が強くなり、伊万里に向かっている際は視界と寒さと体の痺れがとてもヤバかったです…。(写真どころじゃなかった) ヘルメットはもちろんフルフェイス状態にしてましたが、雪で視界が奪われるし、手で払ってもすぐに雪まみれ。路面は注意しなければいけないのでそんなにハンドルから手を離したくありません。さらに、溶けた雪でメットの中も水滴だらけで、シールドを完全に閉じると曇りがち。はっとするような危険なシーンはなかったものの、安全に運転できるにはまだまだ工夫がいると勉強になりました。雪の進軍!こわい!

伊万里市内に到着し、逃げ込むようにココイチへ。

13時48分。ちょっと遅めの昼ご飯です。佐世保を出発したのが12時半だったので、1時間以上かかっているわけですねー。

昼食を済ませて松浦市方面に進んでいると、「梶谷城址」という標識が目についたので行ってみました。

[cardboard id=”4246″]

住宅街が途切れてすぐに山道になりました。このくらいならカブでも平気ですが、オフ車だともっと安心して走れるのかな。史跡や遺跡めぐりをするなら避けては通れないのがこの手の道です。

梶谷城址に続く道沿いにトイレとパーキングエリアがありました。大きな説明板も。

僕もカブも溶けた雪でびしょびしょになってます。

…なるほど。松浦水軍発祥の城というわけですね!

[cardboard id=”4249″]

さらに山頂へと続く舗装道路があったので進んでいきます。

あっ…これはヤバいかも。それなりの上り坂で、溶けた雪と溶けていない雪と凍った雪とじゅくじゅくに濡れた苔がタイヤを空転させます。

雪が積もり始めてから、車両どころか人すら来てないみたい…。道路はかき氷の上にパウダー雪を振りかけた感じでした。

さらに傾斜もキツくなり、これ以上進んだら危険そうだったので、カブは途中でお留守番です。なんとか登れても下れる自信がない〜。

注意しながら徒歩で登っていくと、古い石垣がありました。諸説あるらしいですが、築城から900年くらいは経っているらしいです。

お城の中に入っていきます。写真では分かりませんが、風が非常に強く、茂った木々が轟音を立てていました。

木のトンネルを抜けると、ちょっとした広場に出ました。 車道はここまでで、Uターンができるくらいの広さ。

さらに上に続く階段があるので行ってみます。

[cardboard id=”4247″]

雪道で登りづらい道を20mほど進むと、主郭に着きました。

非常に見晴しが良い分、風当たりのハンパないです。寒いよう。

人間の足跡がないのでやっぱり誰も来てない様子。

小さな足跡を見つけました。タヌキかな?

東屋には謎の石のモニュメントが…。観光客が積んだものなんでしょうが、吹きっさらしの頂上でなぜ崩れないかは謎です。

奥に進むと、天守台の跡がありました。どうやらここがこの付近で一番高いところみたい。

登ると、中央に石があるだけでした。

なるほど、この石は観光案内か〜(よく展望台とかにあるような)。 確実に新しい時代のものですが、こういう景観を壊さないテイストの案内っていいですね!

[cardboard id=”4248″]

見渡してみると

たしかに良い景色です。対岸にある造船所まで見えました。おおう、遠くからでも吹雪いているのがよく分かる…。

天守台から主郭を見たところ。結構小ぢんまりとしています。平安時代末期のお城ということなので、本当に日本のお城の黎明期の山城なんでしょうねー。

んんー、行楽シーズンの晴れた日に弁当持参で来るには素敵なロケーション。 あまりに風が強くて、雪の坂道に停めたカブが心配になって山を下りていきました。

梶谷城を後にして、ぎぎが浜の近くで雲が切れ、陽が差してきました。

晴れていると、海沿いの道はとても気持ちが良さそうです。太陽はすぐに雲に隠れてしまいました。

海も白波を立ててます。手前の海の色が濁っているのは荒波のせいかな。

海沿いの道を松浦方面に進むと、

「道路公園」というものが目に止まりました。

道路…公園…だ、と…!とっても魅力的な響きです。迷わず寄ってみました。

すると、目に飛び込んできたのは

デカい首…!

なるほど。松浦のPRモニュメントってことですね。ここだと目立つしみなさんの目に触れる機会も多そうです。

道路公園には、パーキングスペースとトイレ、ベンチ、そしてこの兜のモニュメントがあるだけでした。文字通り、道路に面した公園?ということでしょうか。

公園の名前はあんまり松浦水軍をPRする感じではなさそうです。あ、でも逆の意味でインパクトがあるのかな。僕も名前に釣られて入ったし…(笑)

その後、松浦市街を抜けて吉井町経由で佐世保に帰りました。12時半に出発して帰宅したのは16時半。4時間のプチ旅行で走行距離は約100kmでした。

佐世保のシステムエンジニアです。詳しいプロフィールやこのブログについてはこちらをご覧ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください