平戸島の宮ノ浦に行ってきました。

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これまで2度ほどチャレンジして上陸できず終いになっていた平戸島と、その先にある生月島に行くことができました。

今回宿泊するところは平戸島の南西端に位置する宮ノ浦漁港。佐世保から宮ノ浦まで直線距離はあまり離れていませんが、本土と平戸島を結ぶ平戸大橋は島の北側にあるので下道で80km弱。車で2時間の距離です。 佐世保から2時間の移動といえば自家用車、電車、高速バスで福岡の中心部に行ける距離。原二乙なカブにとってはちょうど良いドライブです。

5日の天気予報は雨のち晴れ。せっかくの泊まりでの旅行なのに、昼過ぎまで小雨が降っていました。雨が止むのを待ってたので出発は遅れに遅れて午後2時半。初日に平戸島の名所をいくつか周る予定でしたが自分の運転技量からすると避けた方がいいと判断しました。んー残念。

平戸島上陸(その1)

佐世保から相浦、佐々、江迎、田平と北上し、平戸島に渡ったのは結局3時半を過ぎていました。

平戸大橋を渡ったすぐのところにあるパーキングエリアで休憩。ここが2時間の移動のちょうど半分の地点になります。

天気予報では午後から晴れとなっていたのに、陽が差す様子もなく路面も濡れています。冬の3時半すぎということもあってちょっと暗い。

息抜きに缶コーヒーでも飲もうかとパーキングにあるレストラン前の自販機に行って、お金がないことに気付きました。銀行から下ろしておいた宿代もろとも自宅に忘れた…! キャッシュカードも持ってなかったし、行った民宿ではクレジットカードが使えそうにない…。これから取りに帰るとすれば、またここに着いた頃には6時前になっています。日没は5時半。

うーん…。ま、迷ってる暇すら惜しい!

平戸島上陸(その2)

午後5時47分。2度目の平戸島上陸です。/(^o^)\

日没後なので平戸大橋には灯火が煌いています…。うう、寒いよう。予約時に「6時頃到着する」と伝えていた宿に遅れる旨を電話しました。

パーキングにあった観光案内板。明るい時に見たかったなー! 暗いし寒いし、心踊るようなデザインと最南西端までの時間「55分」の文字が逆胸アツ状態です。

自分の運転では走ったことがない道、夜道、路面の状態あまりよくない、寒い、1時間連続走行という初心者の僕にとっては難易度の高い行程。 スマホのナビを頼りに気合いを入れて進みました!

大橋から南下するにつれて周りの車列が少なくなってきて、とうとう真っ暗な山道で一人になってしまいました。カブの弱々しいヘッドライトだけでは50m先もほとんど見えない。街灯も民家もありません。 急ぐ気持ちと寒さを堪えつつ、スピードを抑えて走りました。

宮ノ浦漁港到着

午後6時45分。ようやく宮ノ浦漁港に到着しました。

辺りは真っ暗ですが、波の音と磯の香りに、暗闇に揺れる漁船が見えました。長かったー! 案内板があったのでスマホでパシャリ。一眼レフカメラを出してる余裕もないです。寒いー!

寒さから逃げるように今夜お世話になる民宿「みやじま」さんに行きました。この宮ノ浦には民宿が3軒ほどあるようですが、釣り人向けの瀬渡しがメインの宿のようです。今回、原付旅で釣りをする予定はありません。みやじまさんは瀬渡しがメインではなさそうだったので、こちらにお邪魔することにしたのです。

中は想像していたとおり、「ザ・民宿!」という感じ。とても落ちつく感じがして居心地が良さそう。「みやじま」のおかみさんに出向かれられて、まずは冷えた体を温めるべく入浴。5時間近くずっと外で風に晒されていたのでとても気持ち良かったです。ファァアア…!

次に夕食です。食事なしの素泊まりでもいいかな〜と事前に調べたところ、周辺に食事をするところがなさそうだったので2食付きをお願いしました。

やったー!スゴい豪華…! 長崎で有名なウチワエビの刺身とボイルしたもの丸々2匹、宮ノ浦の近海で獲れたというイカ、刺身に魚のフライにナマコにと盛り沢山。

鯛の頭の煮物もありました。思わずおかみさんに、「これ全部食べていいんですか!?」と聞いてしまいました。話によると今夜の宿泊客は自分一人だけ。お風呂も部屋もお料理も全部、僕のために用意してくれたものでした。お客とはいえ、一人のためにこんなに準備してもらえるのは頭が下がる気持ちでいっぱいです。

寒さに耐えてやってきたのが報われる食事です。美味しくいただきました。

夕食後、部屋に戻ってゴロゴロしました。予定外の忘れものもあったため、今日の移動は148.5km。予定よりも70km余分に走りました。 雨で出発が遅れて、結局初日は平戸観光ができませんでしたが、最後に美味しい料理が食べられたのでこの日はヨシとします!(笑)

明日はどこに行こうかな〜。

佐世保のシステムエンジニアです。詳しいプロフィールやこのブログについてはこちらをご覧ください。

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