普通自動二輪(MT)の卒検

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カブを原付1種(50cc)のまま公道を走っていると道交法と実際の安全性を両立するのが大変…という理由から普通自動二輪の教習に行っています。

10月7日に入校して28日に卒業検定。仕事が終わってからの通学にしては早く卒検に辿りつけました。

教習所の狭いコース内で40km/h→急ブレーキをかけて停まる急制動がとても苦手で、卒検全日の夜まで納得がいく停止ができていませんでした。短距離での加速におけるシフトアップ、タイヤをロックさせないよう前後ブレーキをじわりと効かせての停止…。

不安を抱えながらの卒検は土曜日の午前中でした。

台風が来ていてなんと雨!

ザーザー降る本降りではなく小雨だったのがせめてもの救いです。待っている間にどんどんと雲行きが怪しくなっていくのが気が気じゃなかったです。

garage – Spherical Image – RICOH THETA

この日検定を受けるのは、自分と普通四輪MTの人が一人だけでした。閑散期だったため少ない。検定前のドキドキ感をシェアできる人もいなければ、他の人の検定を見てイメージトレーニングすることも出来ない。良い面でいうと、周りからの精神的な影響を最小限にして臨めるということでもあります。

卒検で乗ることになったのは、33号車。教習中に幾度となくギア抜けを体験したやつです。二輪用のプロテクターやロッカーがある棟に移動する際、検定のスタート地点を通ります。

教習所についた頃には既にスタート地点に準備してあり、雨でびっしょり濡れたコイツと目が合う。思わずツバを呑んでしまいます。

検定がスタートしてからはとても大変でした。そうでなくともシフトチェンジが下手くそで、さらにテンパっているのに、雨でシフトペダルがツルツルすべるッ。シフトアップできないッ。あたふたしていてめりはりの効いた加速もできず、本当に大変。

さらに、ジグザグ走行のスラローム中にギア抜けというアクシデントもありました。ハンドル・アクセル・リアブレーキに集中してたら緑のNランプが点いてるるる/(^o^)\ギャーーー

スラロームの途中で必至になって態勢を立て直し、セカンドに入れ直して命からがら通過…。パイロンに当てたら即中止。本当に生きた心地がしませんでした。

安堵する暇もなく一本橋を抜けて、次は急制動です。これまでも雨の日の教習はあったものの、雨でやったことがありませんでした。普通二輪の急制動の停止距離は、路面が乾いている時は11m、湿潤時は14m以内と決まっています。この日は小雨と水溜りの中だったため、当然湿潤時扱いではありますが、不安だらけでした。停止線を少しでも越えれば即中止!というプレッシャーもあってもうガクガクブルブルでしたよー!

実は既に頭が真っ白になっいてあまり覚えてませんが、14mの手前の11mの線で停止できたと思います。50cmほど後輪が滑った気がしましたが…(減点項目)。

クリティカルな検定即中止項目は出さずになんとかスタート地点まで戻ってきた時には、雨でびしょびしょでヘトヘトになってました。

検定員の方に、「スラロームでニュートラルになってたけどよく立て直したねー」と笑顔で声をかけれました。もはや苦笑いしかできない!

プロテクターを外して、レインコートを着替え、待合室で合格発表を待ちます。

結果は合格!

わあい!これで免許交付手続きとボアアップをすれば、晴れてカブを原付2種登録できます!

スーフォアにももうちょっと乗りたかったんですが、一時お休みになりそうです。教習1回、コース内で4、5kmくらいしか走ってません(GPSロガーの値)。全課程の17コマでも100kmも走ってないんですよね。レンタルバイクで保険と補償をフル装備して借りて、もっと練習していけたらなーと思ってます。特に公道だと卒検なんかよりももっとエキサイティングな体験が待ってるだろうから、注意しないと。

佐世保のシステムエンジニアです。詳しいプロフィールやこのブログについてはこちらをご覧ください。

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