LXC のウェブインターフェイス「LXC Web Panel」を使う

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LXC Web Panel を去年の10月くらいにインストールしたのですが、早速忘れかけていたので覚え書きしておきます。

LXC Web Panel は AWS の EC2 のように WWW ブラウザから LXC コンテナを制御できるインターフェイスです。英語ですが、ごちゃごちゃとしておらずシンプルで使いやすいものになっています。

インストール

Github のページからインストールスクリプトをダウンロードして bash に食わせるだけで OK です。

wget http://lxc-webpanel.github.io/tools/install.sh -O - | bash

Python の Flask と Bootstrap で書かれているようです。もしかすると python-dev パッケージが必要かも。公式ページのインストールマニュアルを参考にしてください。

FAQ に

Can i use LXC Web Panel on Debian?

  • Nope, sorry… It doesn’t work :(

と書いてありましたが、さくらの VPS 上に作ってる Debian サーバにもインストールできました。しかし、公式サポートはあくまでも Ubuntu のようですので、自己責任で。

使う

インストールが成功すると 5000 番ポートでリスンします。WWW ブラウザで開きます。

firefox http://example.com:5000/

ログイン画面が出てきます。ユーザー名「admin」、パスワード「admin」で入れます。ログインできたら、http://example.com:5000/lwp/users でパスワードを変更しておきましょう。

lxc-web-panel

あとは見てのとおりです。必要な時にスマートにインスタンスを作ったり動かしたりできるので、いろいろとはかどりますね!

このウェブインターフェイス以前の問題ですが、ホストが Debian の場合、LXC の設定ファイルをちょっと工夫してあげなければならないので、新しいコンテナを作成する時にはシェルからコマンドを叩いているのが現実ですが、個人ユースでももっともっと VM を使うことが一般化してきたら、設定の煩雑さも解消していくと思われます。(他力本願)

ユーザごとにリソースを切り分けたりできるようになると、EC2 のようなサービスも個人でできそうですね!

参考リンク

書いた後で気付きましたが、Qiita でもっとスマートにまとめている方がいらっしゃいました。

佐世保のシステムエンジニアです。詳しいプロフィールやこのブログについてはこちらをご覧ください。

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