オープンソースの三次元数学ライブラリ OpenCASCADE のトレーニングを受けるべく渡仏するにあたり、海外でも使える VISA カードを取る必要が出てきた。
VISA カードといえば、GNU Project で有名な Free Software Foundation ( フリーソフトウェア財団 )がイカしたデザインのカードを発行している。
Introducing The Free Software Foundation Visa Platinum Card
インターネット上から取得申請手続きが出来るわけだが、米国の社会保障番号( SSN )の項目を埋めない限り、それ以上先に進む事が出来ない。FSF のフォーラムや ML で聞く勇気もない自分は、info@fsf.org にメールを投げてみた。
info@~ なんて、個人的な質問メールを送る窓口じゃなさそうな臭いがプンプンしていたが、FSF のメンバーページに”Questions or feedback? info@~”とあるので仕方ない。大量のスパムメールに埋もれてしまいそうで、リプライは期待していなかったのだが、半日もせずに返事が来た。
FSF のプログラムアシスタントであるジャンヌ・ラサタ氏曰く、
US residency is unfortunately a requisite, so living in Japan you would not be eligible for the card.
との事。
SSN がないと取れないのは残念だけど、初めてサポートらしいサポートを受けた気分になれた。
※ 2020/07/02 度重なるブログ移転・ブログシステムのアップデートにより崩れた記事を校正。