ついこの間「新世紀になった!」と思ったら、気付けばもう2019年になってしまいました。僕が初めて移動体通信音声デバイスを運用したのは、今から20年前の1999年。ちょうど良い節目なので、これまでどういうデバイスを使っていたか、覚え書きとして書いておきます。
1999年春〜 ケンウッド ISD-P67
中学3年生の時に初めて持った PHS です。元々、母が契約・購入したものですが、あまり使う用途がなかったのか、おねだりしたら貰うことができました。
当時は中学生で携帯電話・PHSを持っている人は少なくて、クラスでも片手で数えられる程度だったと思います。最近話題になっていたポケベル世代、よりはちょっと後なので、「携帯電話・PHSを持っているか否か」で考えてOKと思います。
本体カラーは白。画面はモノクロ液晶で、緑色のバックライトでした。着信音は単音。通話とショートメールに対応。
今のデバイスと比較するととても質素ですが、持っているのと持っていないのとでは大違いでした。中学生なので、用途はもちろん友達との遊び用です ;-D
1999年冬〜 東芝 C301T
高校生の頃に使っていた cdmaOne に対応した携帯電話。当時はまだ KDDI じゃなくてセルラーだったと思います。
本体カラーはシルバー。画面はモノクロ液晶で、オレンジ色のバックライトでした。前の PHS に比べれば格段に表示できる情報量も多く、Eメールにも対応。それまで PC でしかできていなかったEメールが手元のケータイでできて、夜遅くまで友達とつながっているのはとても楽しかったです。Emoji が進化してきたのもこの頃ですね!
着信音は三和音で、EzWeb によって i モードサイトの表示もできていました。
高校生世代とその当時の背景から、周辺でもケータイ保有率が一気に上がった気がします。高1の頃はクラスの1/3、高3の頃には、クラスの2/3くらいは持ってたんじゃないかな。
着メロ作りや、携帯電話でも閲覧できるホームページ作成など、それなりに楽しかったです。
2002年冬〜 カシオ A5302CA
高3の冬から使っていた携帯電話。カラー液晶を搭載して、(僕として)初めての着うた対応モデル。本体は白。
他社が「写メ」という言葉を出してきた頃で、au ケータイにもカメラが付きました。写真が撮れてメールに添付できて表示ができる…コレはスゴい。
広い画面でカラー画像が見れるし、今まで電子音だった着信音が音楽になったのは感動でした。マルチメディア時代の到来ですねー!
2004年秋〜 三洋電機 W22SA
専門学校生の時に購入した携帯電話。CDMA 1X WINで、BREWアプリ対応しています。本体は青。サブディスプレイが搭載されていたのは地味に便利でした。
この機種の前と後はそれなりに良い進化が分かるのですが、この頃のケータイはあんまりパッとしません。驚くような進化率じゃなくなってるって意味です。知らないだけで色々と新しい技術が盛り込まれているんでしょうが…
電話ができて、ケータイサイトが見れて、アプリが充実して、メールができて、写真が撮れて、音楽が聴けて、ちょっとした動画の撮影・再生もOK。
2008年秋〜 カシオ W63CA
地元に戻ってきた頃に購入した携帯電話。カシオのデジカメ EXILIM の機能を盛り込んだ「EXILIM ケータイ」らしく、カメラレンズがかなり大きいです。画面をひっくりかえすと本当にコンデジのような見た目になります。始まったばかりのワンセグのチューナーも搭載。本体は黒。
ワンセグチューナーを搭載した機種は初めてだったので、一人暮らしの僕にとっては良い相棒でした。風呂でもトイレでも自室でも簡単に持っていってテレビを見ることができます。
コンパクトでおさまりも良く、操作性も悪くなかったのですが、バッテリーの持ちが怪しくなってきたのと、世界がスマートフォンのビッグウェイブに乗りかけている時期だったので、次の IS01 に買い替えをすることにしました。
2010年秋〜 シャープ IS01
Android 1.4 搭載の au 初の Android スマートフォン。結果から言うと地雷でした。腐ってやがる…早すぎたんだ…!
ここから数年間、携帯電話を携帯しない率が高くなります。
ハード的なスペック不足と初期の頃の不安定な Android のために動作がカクカク。着信があっても、タッチ操作の処理が追いつかずに電話がとれない事もあるレベルでした。電話ができない電話機っておま。
この端末を持ってからほどなくして、au とのインターネット通信 (2Gかな?) を解約して音声プランだけにしました。インターネットはモバイル Wi-Fi 経由で、事業者は日本通信 b-mobile。
当初は月額費用を抑えるためと、PC でテザリングをするために通話と通信の事業者を分けて契約したのですが、携帯でネット接続するたびにモバイル Wi-Fi を携帯して電源を入れて接続して…のくりかえしの煩雑さに嫌気が差し、モバイル Wi-Fi を携帯しなくなりました。すると、もろもろの割引サービスが全解除されて高額な通話しかできない・デカい・遅い IS01 を不携帯、という現象に拍車がかかりました。
メリットは、広くて自立する液晶画面とワンセグチューナーを搭載しているので、小型テレビとして使える点。レトロゲームのエミュレータを入れて携帯ゲーム機にするとおさまりが良い点、くらいかな…。
2014年2月〜 シャープ SHL22
IS01 から4年。「そろそろ Android も脂が乗った頃で、買い替えても良いだろう…」と購入したスマートフォン。