前日から引きつづき、平戸にいます。今日は平戸島から生月島に渡り、また平戸島に戻って本土に帰りました。
民宿みやじま
朝7時30分。昨晩からお世話になっている民宿みやじまで起床し、顔を洗い、外で一服しました。
昨晩は真っ暗の中で到着したので、明るいうちに辺りを見回すのは初めて。
漁港の朝って気持ちいいですね〜。雲も切れ目が目立ちはじめて、朝日がちらほら顔を覗かせていました。
駐車場のカブさん。
宿の食堂に戻ると、朝食が準備済みでした。朝からウニが出るなんて…!嬉しいです。
朝食を食べながらおかみさんと色々お話をしました。宮ノ浦は漁場として栄えていた話、近くの高島にいるおかみさんのお母さんのこと、宮ノ浦から出ていった娘さんのこと。その土地特有の生活のお話が聞けるのはとても楽しいですね。
宮ノ浦漁港
チェックアウトを済ませて、宮ノ浦漁港を散策することにしました。
今朝は良い天気!やったー! 1月のひんやりとした空気とウミネコの声が良い感じです。辺りにはちらほらと漁業関係者の方もいました。
北側の波止場に「橋で結ばれた日本最西端の港」の表示がありました。本土最西端は佐世保市小佐々町の神崎鼻ですが、本土から陸路で行ける最も西はこの港ということです。 「陸路で行ける端っこ」って、バイク乗りの人が目指しそうな場所なんだけど「西」より「南」の鹿児島に向かう人が多そうな気がします。
他の人の迷惑にならないよう、無人の波止場をトコトコと走っていきます。小さくて取り回しが簡単なカブの本領発揮ですね! 途中、幼稚園児くらいの子供たち数人を荷台に乗せた軽トラとすれ違いました。うわぁ、田舎ってのどかでいいなぁ…。
波止場でつなげられた湾内の小島に神社がありました。
志々伎神社の沖都宮というらしいです。「お邪魔させていただきました」とお参りして、宮ノ浦を後にしました。
平戸島北上〜生月島上陸
前日の宮ノ浦までの道は真っ暗で、山か海かも分からない道を走ってきたので、帰り道はとても新鮮でした。
中でも驚いたのが志々伎山です。本土では見られないような特徴的な山の形!宮ノ浦漁港を散策中に、この山の頂上付近だけが見えていたので最初何が見えているのか分からないくらいでした。平戸って地形もとても面白い。
南端に泊まったので、次は北端…ということで平戸島の北部から橋で渡れる生月島を目指します。特に道に迷うこともなく30分ちょっと走ったところにあるコンビニでホットココアを買って飲んでいると、駐車場の隣に停まった軽トラのおじさんに声をかけられました。
「どこから来たと?」
「佐世保です。」
「そうか、俺も前、佐世保に住んどったよ。このバイクは?」
「ホンダのスーパーカブです。原付です。」
「カブか〜。やっぱりカブはいいね、綺麗にしてるね。」
とっても嬉しいお言葉…! これから生月に行くという話をしたところ、「生月大橋を渡ったところにテラダという定食屋があって、そこのちゃんぽんが美味しいから食べてみ!」と教えてもらいました。今日のお昼は決まりです。
コンビニから北西に進み、海岸を抜け生月大橋に辿りつきました。大橋に入る前に写真を撮れるタイミングがなかったのですが…
運よく(?)橋の真ん中付近が工事のため、片側通行で一時停車しました。
対向車の通過を待っている間に、首から下げていた一眼レフで何枚か写真を撮ることができました。
生月大橋を渡ってすぐのところにあるパーキングエリアの道の駅に行きました。平戸大橋も大島大橋も、大橋の近くにはこういうスペースがあっていいですねー。
海岸沿いに歩いていってみると、冬の澄みきった空気とちょっと強めの風が海面に白波を立てていてとても綺麗でした。
続きます!
[…] 前回記事の続きです。 […]