普通自動二輪免許も無事取得できたところで、あとはカブをボアアップのみ!となりました。キタコの85ccボアアップキット、ビッグキャブ、15丁Fスプロケ、ノーマルヘッド用ハイカムシャフトをAmazonでポチっていたところ、ハイカムのみ注文から10日経った今でも届きません。
久々に快晴に恵まれた今年最後の三連休、どこにも行かないのは勿体ない~ということで、カメラを持って雲仙に出掛けることにしました。全行程300km弱は初めてなのでできるだけ軽装に。
Amazon で左右セットで1980円の安いサイドバッグに一眼レフ、RICOH THETA S、モバイルバッテリー、1泊分の着替えを積め込みました。リアキャリアにある黒いモコモコはグローブとタオルです。これは積載せずに装備していきます。
佐世保市から行きのルートは次のような感じです。
※GPSをONにするのを途中忘れてて、橘湾付近がちょっと途絶えてます。
カブさんが50ccの姿で遠出するのはこれが最後の機会になると思います。毎回のごとく、交通量が多い道路を避けてできるだけ裏道を通ることにしました。佐世保付近の道は分かるものの諫早から島原半島は10年以上行った記憶がありません。大丈夫かな~。
烏帽子岳中腹
朝9時26分、自宅を出発して烏帽子岳の中腹を走る道路から佐世保の街を撮影。朝日がとってもいい感じです。
諫早市内
諫早市内のコンビニで道を確認しつつ休憩している時です。佐世保は経済圏が県北になっているので、観光目的でない限り大村以南に行くことはあまりないんですよね。今回はソロで気ままな観光なのでゆっくり進みます。
諫早に至るまでの大村市も前回の運転免許試験場のある中心地ではなく、山を通る道を走ってみました。
唐比
橘湾に面する唐比の「とれとれ旬家」でお昼ご飯を食べ、向かいにあるガソリンスタンドで給油をしました。まだ燃料はたくさんありましたが、これから雲仙に登る道。自分もカブも早めの満タンです。
中にレストランもありました。ちょうどお昼時で人が多かったため、地元の手作りらしいおにぎりと唐揚げで済ませて出発。
島原街道
島原街道から雲仙岳を臨む。とっても気持ち良い道です。
これから登るので、全景を見られるのはこのタイミングと思い撮ってみました。
おしどりの池
登る道を間違えて小浜方面に少し南下し、途中で気付いてナビを確認しながら登りました。いやー50ccでもちゃんと登るもんですね!
もう雲仙温泉街の入り口、おしどりの池は紅葉が始まっており、とても良い景色でした!
おしどりの池に面する駐車場に入った時には、250と125ccのオフ車に乗った父娘?(夫婦?)の方がいました。 登ってくる途中も大きな排気量の二輪にどんどん追い抜かれていきました。50ccっぽいのは途中で停車していたモンキー1台だけ。意外とカブって少ないのかな。
小さな排気量・小さなエンジン音でゆっくり山の空気を堪能しながら登るのも良いと思いますよ〜。
カブ50に大柄な自分が乗っても20km/hを切る速度までしか伸びない道はあんまりありませんでした。 それ以上にくねくね道が続くので、トルクというより小回りの方が有り難い気がします。
仁田峠へ続く道
今日宿泊する宿のチェックインの時刻まで少し時間があったので、雲仙岳・普賢岳が間近に見られる仁田峠に登ることにしました。
自然保護区になっているので、料金所で寄付金100円を払って進みます。紅葉が始まったばかりということで、とても混雑していました。
仁田峠に続く展望所から見た平成新山です。子供の頃、20年くらい前に来た時も普賢岳の噴火の後だったのでこの様子だったはずですが、改めて見ると元の普賢岳・雲仙岳の原型を全否定するような盛り上がり様ですねー。とてもテンションが上がります。ここで標高1000メートルくらいとのことなので、雲がかなり近いです!
眼下には島原市街。奥の対岸に見えるのは熊本県の天草かな〜。 見晴らしは最高ですが、まあ寒い寒い寒い!
元々、青いカブの表情も寒さでより一層青く見えました。
仁田峠
仁田峠の一番上の駐車場まで到着。写真奥の山が妙見岳でロープウェイの駅があり、自分の足以外の乗り物で登れる終着点です。遠くから見て薄々分かってはいましたが、雲こゆい!視界ゼロ空間…!
カブを仁田峠の駐車場に置いて、徒歩で下の方のロープウェイの駅を目指します。
ロープウェイのワイヤーが雲の中に吸い込まれていました。登りたかったものの、周りの観光客の話が耳に入ります。
「上は何も見えない!」
んー、何も見えないと分かりつつ往復運賃1260円を払うのはカブのガソリン代と天秤にかけるとかなりリスキーな賭け。(カブと比べちゃアレだけど) ここで写真だけ撮って、上には登らないことにしました。
ちょっと残念と思いつつも、こんな天候でもロープウェイを運行しているのは驚きました。慣れたもんなのかも。
雲がずっとむわっと漂っています。
普賢岳の噴火で火砕流が流れた方向。砂防ダムが見えました。
ロープウェイの下の駅にあった記念メダル刻印機。とても懐しい感じが素敵。
来た道を降りて温泉街に戻りました。
ゲストハウス TSUDOI
さて本日お世話になる宿がこちらのゲストハウスTSUDOI。
1階がバー・カフェ、2階と3階がゲストハウスになっているらしいです。雲仙の温泉街というと、子供の頃に泊まった雲仙観光ホテルのイメージがあってめちゃくちゃ高い気がしていました。ここは二段ベッドに他のお客さんと寝て、素泊まりで3300円。とてもリーズナブルで、雲仙に遊びに行く決め手になりました。到着して外観を見るととてもオシャレ…!立地も島鉄バスの停留所・温泉神社・地獄の湯気が見える中心地にあってとても良い場所です。
お店の前に停めさせてもらったカブです。奥に見えるのは温泉神社の鳥居。
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