雨水タンクを増設

去年の夏、225L入る雨水タンクを設置しました。これだけ容量があれば十分だろうと考えていましたが、雨が降るたびにすぐに満水になってダダ漏れ状態になります。一方、10日ほど雨が降らないと、庭の植物への水やりで枯渇しそうになります。

500Lくらい入るガチのポリタンクが買えない事はない価格で売ってあるので、それを設置したくはあるものの、庭の面積も有限なのでどこかで折り合いをつける必要があります。

冬になって植物への散水頻度も少なくなったので、最近は雨が降るたびに溢れています。少しでも確保しておこうと、雨水をいくつものバケツに移し替えて、洗車などに使っています。ストックできる水の量は多いに越したことはないので、雨水タンクを増設することにしました。

225Lタンクを設置した時から、ポリペールバケツをタンクにできないか考え、ホームセンターに行くたびに価格を調べていました。水色のプラスチック製のバケツで、よくゴミ箱として利用されているやつですね。実際にポリペールで雨水タンクを作ってらっしゃる方も見かけまし、ホームセンターの園芸コーナーでも水入れとして使っているケースを目にします。

ただ、ポリペールの場合は 90L タイプで4,000〜6,000円、さらに数千円する蓋は別売になるなど、なかなかのお値段なのです。前回は 225L タンクが4,000円程度で Amazon で購入できたことから、そちらを購入しました。

大型のトロ舟やタライのようなものがリッターあたりのコスパが良いので、いっその事…とも思いましたが、設置に面積が必要なことと、落ち葉や虫といったゴミが入りやすいこと、小さな子供が落ちたら溺れかねないので断念。やっぱり蓋がある方が安心です。

そんな事を半年ほど考えていました。

正月休みの折、嫁ちゃんのリクエストで市外に行った際、ショッピング中の嫁ちゃんを待っている間に売り場で目に入ったのが 45L のポリペールバケツ。90L クラスになると、店頭販売は蓋付きで1万円に迫る勢いですが、45L は本体が1,298円。蓋が437円でした。

北里さんお二人でお釣りが来るので、求めていた容量ではないものの「増設しとくか〜」と軽い気持ちえ購入しました。

水が出せる蛇口を取り付けたかったので、セリアで水タンクを買ってきました。税込110円の商品です。ダイソーやキャンドゥでも似たような製品を売っていますね。

中に入っている蛇口を流用したいと思います。ホームセンターで単体パーツとして購入しようとなると、意外と高かったりしますもんね。

買ってきたポリペールの側面に、蛇口の根元が入るだけの径の穴をドリルで開けます。

たしか12mmくらいだったかな。蛇口の取り付け位置は、高すぎても低すぎてもダメです。高かったら、中に貯まった水が少ししか取り出せなくなりますし、低すぎたら、出てきた水を受けるバケツやじょうろが入らなくなります。(低い場合は、ポリペールを台などの上に置けばいいんですが)

今回は地面に直置きしたかったので、ポリペールの半分の高さの位置に取り付けました。

早速、雨水タンクの設置場所に持っていって水を移してみます。水槽用のシュコシュコ手動ポンプを使って、サイフォンの原理で水を移動します。

既存の雨水タンク(緑)と比べるとやっぱり小さいですね。225L に対して 45L なので小さくて当然なのですが、雨水タンクから溢れていた水を複数のバケツに移し替えていた事を考えると、ちょっとだけ進化した気がします。

先ほど取り付けた蛇口もちゃんと機能しています。水漏れも心配なさそうです。

今のところ、雨樋からやってきた水は元々の雨水タンク(緑)に入って溢れていくだけになっています。次回は、溢れた水を今回増設したポリペールに貯めるよう配管してみたいと思います。

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