我が家には、家の外に置いているスチールラックがあります。コーナンで売っていたラックで、高さは180cm。重量17キログラム。2つあります。

あまり見た目がよくないのと、草刈機や薪や炭のストックといった「室内に入れておくほどではないけど、直接風雨には晒したくないもの」を収納する場所を増やすため、このスチールラックを筐体にした物置小屋を作ろうと思います。
Blender で適当なモデルを作ってみて、作り方を考えてみました。

当初はツーバイ材で壁と屋根を組んでいこうと考えてみましたが、価格が高騰しています。2019年6月にベッドを作った時のメモによると 2×4 の 6ft が 300 円だったようですが、1月16日時点でのコーナン店頭価格は税込657円ですので、倍以上のお値段に。
今回は、人が常に触れている場所ではないので面取りや肌触りは二の次でいいことと、小屋としての強度はスチールラックが担保してくれていることから、もっと安い角材でいい。ホームセンターを物色していると、36mm×21mm×2000mmの角材が1本税込90円で売られていました。

場所によって断面が長方形ではない端材ですが、波板を支える用途ならなんとか使えそうです。必要な長さにカットして、ざっくりペーパーをかけて、防腐剤を塗って、スチールラックに取り付けます。

スチールラックの柱には棚板の高さを自由に設定するため、たくさんの穴が空いています。その穴にボルトを通して、角材を固定していく方法をとりました。ラックを一切加工することなく壁をはることができます。

プラスネジとナットで締めているだけですので、将来、劣化が進んで壁を交換する場合もドライバーひとつで対応できますし、解体してラックの状態に戻したくなった場合も同様です。
壁用の角材をとりつけたら、その角材にポリカ波板を貼りつけていきます。

波板固定用の釘を買ってきたので、それで波板と角材に対して打ちつけていきます。

ハンマーで打ちつけると波板が振動して、思った以上に音が響きますね。打ちつけるたびに「バラァンッ!バラアァンッ!」と響きます。日中はいいとして、暗くなってからの作業となると躊躇ってしまいます。ということで、ハンマーではなく電動ドリルで作業ができるようビスと座金を買ってきました。

ちょっと余計な出費になってしまいましたが、これで平日の夜でも作業を続けることができました。

壁を貼り終えたところで一旦、物置小屋っぽく2つのラックを配置してみました。まだ屋根がないんですが、壁があるだけで既に区切られた空間っぽさが出てますね!
次回は屋根を作っていきたいと思います。