先日届いたスノーピーク トレック1400は、もともと持っていたトレック900を綺麗にスタッキングすることができます。届く前から試してみたかったのが、水蒸気炊飯です。
まず、大きいトレック1400の方に水を張り、嵩上げのためのちょうど良いサイズの木片を入れました。木片の厚みは1.5cmくらいです。あまりに嵩上げしてしまうと、蓋が閉まらなくなるので注意が必要です。安定性を求めるなら、セリアなどで売っている金属製の丸型ネットを底に敷けば良いと思います。
写真では500mLほど入っていますが、結論から言うと入れすぎました。途中で吹き出してしまったので、もう少し水は少なくていいと思います。
米を研いで水に浸した状態のトレック900を1400の中に入れます。木片が下に入っているので、900の底が1400の底に密着しません。900のまわりに1400の中の水があるので、100℃以上の温度になりづらく、結果的に900の中の米は焦げつかづに炊きあがるという寸法です。
900の蓋はせず、1400の蓋をして火にかけます。1400の水分が沸騰すると水蒸気となり、900の中の米をよりふっくらさせるようです。
先日届いたキャプテンスタッグのオーリックを使って炊いていきました。前述のとおり、水を500mL入れると噴きこぼれてしまったので、もう少し減らした方が良さそうです。
蒸らした後確認してみると、芯が残らず綺麗に炊けました。少しやわらかめです。
900の底を見てみると、もちろん焦げつきはありません。一部がほんのりと茶色になっていますが、ご飯自体は焦げていませんでした。
900を取りのぞき、1400の底を見てみました。まだ水が残っていますね。200mLくらいでしょうか。炊飯中にこの水が蒸発して無くなってしまうと完全に空焚きになってしまい元も子もなくなってしまいますので、水量の調整は大事そうです。
その他で気付いたところと言えば、900の表側がご飯によってベトベトしていました。キャンプ場などで複数日に渡ってクッカーを使いたい場合は、表面も内側もしっかりと洗ってあげる必要がありそうです。