雨水タンクを購入して設置したので、書いておきたいと思います。先日から、屋根に降ってきた雨水を貯めるためにホムセン箱をタンク替わりにしていました。(以前の記事)
ナフコの120Lボックスで、灯油のポリタンクなどを屋外保管する用途で販売されているようです。容量も価格も満足していましたが、中に水を貯めるとなれば話は別です。水による圧力がかかって強度が足りずに変形していました。
変形しているので当然、蓋を閉めることができません。樹脂が折れかかっているのも看過できません。
そこで、以前から気になっていた安い雨水タンクを購入することにしました。購入したのはこの商品です。梅雨時に注文したので4,400円でしたが、この記事の執筆時点では4,150円に下がってますね。似たような製品がたくさんあり、レビューもまちまちだったのでちょっとした賭け商品です。
容量は225Lタイプです。120Lボックス×2個の時とほとんど容量は変わらないと思います。縦長になった分、場所はとらなくなりました。他の方のレビューを読んでいたので、水漏れやパーツが心配でしたが、うちに届いたのはそれほど問題はなさそうです。
ちゃんとした国内メーカーのしっかりした貯水タンクの方が長期的に見るとお買い得なのかもしれません。家庭用の雨水タンクはデザインが良いけれど高いですし、悩んだ上での安物買いでした。さて、このオリエンタルな製品の耐久度はどのくらいあるでしょうかね…。
側面の底部分に排水用ノズル(赤いハンドル)がありました。底に貯まったゴミもろとも排水する用だと思います。側面の真ん中くらいのところに白いノズルがあります。給水用と思われますが、流量が小さすぎて、じょうろに水を汲むだけでもかなり時間がかかりました。しかも、半分くらいの高さに取り付けられているので、100Lくらい貯まってないとノズルから水が出てきません。
よって、水を使う場合は上のファスナーを開けて汲むことが多くなりそうです。
ファスナーを開けたところです。
写真右下にオーバーフロー用、もしくは注水用のノズルがあるのがわかると思います。雨樋から続くホースをこのノズルに接続しようかと思いましたが、上流からゴミが流れてくるとタンク内に入る前にノズル内部で詰まってしまう構造でしたので、ホースはタンク内に直に垂らしています。
また、タンクの中にはおまじない程度に銅製の網や針金を投入しています。
生地や縫製はそこまで悪くはないものの、毎日のようにファスナーを開け閉めしていたらそのうち壊れないか心配になりました。
天板にはメッシュ付の穴が空いています。何らかの原因で内圧が上がって破裂するのを防ぐためでしょうか。ここからの蚊の侵入が気になりますね…。
ちなみに、普通の国内メーカーのタンクのほか、ポリバケツも調べてみていました。近くのホムセンでも園芸コーナーの貯水タンクとして用いられています。
120Lタイプで税込7,678円。さらに蓋が2,728円。本体だけで1万円を越してしまいます。しっかりしているだけに意外と高いのです。これを加工してノズルを付けて…となると、大人しく貯水用のタンクを買った方が良さそうです。
運用してみて気になる点があれば記事にしていきたいと思います。