CB缶を使う時はイワタニのジュニアコンパクトバーナー、OD缶を使う時はスノーピークのギガパワーマイクロマックスウルトラライトを愛用しています。どちらもコンパクトでとても気に入っているのですが、コンパクトな分、五徳が少し小さめです。
重いものでも安定して乗せることができるよう、後付け五徳を購入しました。
左が汎用品のステンレス五徳、右がジュニアコンパクトバーナー専用の十字タイプの五徳です。まずは左の五徳から説明します。
円筒のステンレスパーツに円形の天板パーツが乗っている形状をしています。側面部分に切れ込みがあり、元の五徳を差し込むことによって安定させます。放物線状に3本、または4本の五徳が伸びるタイプに使用することができます。
ギガパワーマイクロマックスウルトラライトは3本タイプで、中心からずれた状態で鍋を置くと不安定になったり、3本の五徳が使用中に閉じてしまったり、使うには少し注意が必要です。後付けの五徳を置くことにより、五徳が閉じなくなり、安定的に鍋やフライパンを置くことができます。
デメリットといえば、もともとウルトラライト設計されているバーナーを全力否定するかのような重さと重量感です。しっかりとしていて人が乗っても潰れなさそうなくらい頑丈です。面取り加工がされてなかったので、ペーパーがけをして使っています。
次はジュニアコンパクトバーナー専用五徳です。
2枚のステンレスプレートを十字にクロスさせて、元の五徳に差し込んで使います。こちらはコンパクトで、ジュニアコンパクトバーナーのケースに本体と一緒に収納できて便利です。
昼休みにちょうどご飯を炊く必要があったので、兵式飯盒4合炊きで4合分の白米を炊いてみたいと思います。
ギガパワーに比べると、もともとの五徳も頑丈に作られているジュニアコンパクトバーナーですが、五徳が円形のクッカーを中心に置くための形状をしているため、メスティンや兵式飯盒といった円形以外のものを置いたり、底が小さなマグやシェラカップなどには不向きな五徳でした。
バーナーキャップの真上にある何もない空間を埋めるような形の五徳ですので、円形以外のものも正しく置くことができます。
横から見たところ。左側にちょっと隙間が出来ていますが、元の五徳で支えているだけよりもかなり安定していました。
元の五徳は、サイズのあった円形クッカーを中心に置くとしっかりとホールドしてくれるので、下手に支える面を平面にしてしまう五徳よりも安定感が高く、小さな傾きや振動にも強いと思います。
バーナーパッドを敷いたり、円形以外のものを置くことも多いので、この五徳を買って正解でした。
兵式飯盒で炊飯するのは久々でした。底がちょっお焦げになってしましましたが、それも御愛嬌。
バーナーキャップの上で加熱されている時、五徳が真っ赤になっていたので強度的に大丈夫かなァと不安でしたが、そこそこ肉厚のステンレス鋼なので特に変形することもありませんでした。
焼き色はこんな感じです。
ギガパワーの五徳は、次回レビューしてみたいと思います。