突然チャーシュー作りに目覚めるのはいかにもアラフォー男性っぽくて興味深いです。ほろほろで柔らかくて香ばしいチャーシュー…いいですよね。僕は独身時代から、たまに豚の角煮を作って食べていました。久々に食べたくなって作りました。
いたってシンプルな豚の角煮です。
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準備するのは、豚バラ肉と玉子と調味料だけです。まずは、豚バラ肉をブロック状にぶった切ります。煮ると縮むので気持ち大きめに切ります。
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次に、ラードを引いたフライパンで表面に焼き色を付けます。肉汁を閉じ込める効果があるとかないとか。あまり火を通しすぎると硬くなるので、強火でサッと焼きます。
次に、圧力鍋に水を入れて、しょうゆ・みりんで味付けします。火をちょっとだけかけて汁を温め、砂糖と料理酒で調整します。そのままでも飲めるくらいの濃度・味付けにするのがコツです。
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今回は水を600cc入れてしまいましたが、ちょっと多かったです。調理可能な量は圧力鍋の内側に記してあるので、適宜調整します。
使っている圧力鍋は、10年以上愛用しているパール金属の圧力鍋です。パール金属といえば、キャンプ用品でも有名なアウトドアブランド「キャプテンスタッグ」の会社ですね。
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汁が出来たら、焼いた肉をすべて投入して蓋を閉じます。スチームコントロールダイアルを高圧の「2」に設定して、最大火力で加熱します。
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オレンジ色の弁が上がってきて、ダイアルから湯気が噴出し出したら加圧開始のサインです。火を中火に弱めて、20分間加圧します。20分経ったら、火を止めてゆっくりと冷まします。
圧力鍋に調理を任せている間、一緒にぶっこむ煮玉子の準備をしました。沸騰したお湯に、穴を開けた生卵を入れて8〜10分茹でて、冷水で粗熱を取ります。殻を剥いて準備完了です。
圧力鍋は火を止めてから15分くらいでオレンジ色の弁が下がりました。ダイアルを「蒸気排出口」にゆっくり合わせて、内部が高圧になっていないことを確認して、蓋を開きます。
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良い感じに煮えていました。脂がたくさん浮いているので、できるだけ脂を避けるようにしてタッパーに移します。
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準備していたゆで卵を一緒に漬け込んで、冷蔵庫で一晩寝かせました。
翌日、食べる分だけお皿に取り分けて電子レンジでチンして食べます。
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一旦冷蔵庫で冷ますと赤身の部分が少し硬くなってしまいますが、まあ許容範囲のほろほろ具合です。煮玉子もしっかり汁に漬かっていて美味しかったです。個人的にはもうちょっと脂身があっても良かったかもしれません。
チャーシューのように薄めに切って、横浜家系風にラーメンに乗っけて食べても美味しそうです。