フッ素加工メスティンとミニストーブ

先日の記事でダイソーのアルミメスティンをガリガリ洗いました。キャンプ用具を整理していたら、購入したまま忘れていたフッ素加工のメスティンを発掘したので、調理に使ってみたいと思います。セリアで売っている激安110円のミニストーブも使います。

ダイソーのフッ素加工メスティン

右の黒いのがフッ素加工バージョンのメスティンです。サイズは1.5合炊きで、価格は1,100円です。左の通常のアルマイト加工バージョンが880円なので、どちらを買うかは悩みどころかと思います。
※なお、左の通常バージョンの外側はアルマイト加工が全剥げしています。内部だけです。

僕の場合は、通常バージョン3種類(1合、1.5合、3合)が発売された順に買った後、このフッ素加工バージョンが発売されたので結局、通常1合、1.5合、3合、フッ素1.5合の4種類を購入しました。通常1合と3合は使い勝手を考えた際に手放しちゃったので、今は1.5合の通常とフッ素の2つを持っています。

フッ素加工バージョンの寸法は通常バージョンと変わりないので、1.5合炊きメスティン用の網や竹のまな板などがぴったり納まります。炊飯での使い勝手はそれほど変わらないと思いますので、今回は焼く調理をしてみたいと思います。といっても目玉焼きなんですけどね。

セリアのミニストーブ

さて、今回は五徳としてセリアのミニストーブ(税込110円)も使用したいと思います。

昨今のキャンプブーム以前に購入したエスビットのポケットストーブは、安いとはいっても2,000円くらいしました。ダイソーで330円で出ていた時も驚きましたが、本家エスビットのストーブを持っていたので買いませんでした。110円で出されてしまうと、無駄と分かっていても買っちゃいますね(笑)

表面はサラサラの亜鉛メッキ加工がされたスチール製で、銅製のリベットが稼働部分になります。本家のストーブと比べても遜色が仕上り。エスビットのロゴがないだけの全く同じ形状のコピー商品です。

調理開始

作るのは目玉焼きです。目玉焼きとはいってもあなどることなけれ。アウトドアでの出番は非常に多いメニューですし、アルマイトだろうがフッ素だろうが焦げ付く時は焦げ付きます。クッカーの蓋にこびり付いた目玉焼きをボロボロにしながら食べた経験がある人もいるかと思います。

ストーブに固形燃料を入れて点火して、メスティンに生卵を入れて置いてみました。一応、油を引いています。早く火が通るよう、少しずらした蓋をしました。

本家と同じように、五徳の開閉角度を45度と90度の2パターンに設定することができます。開く時に少し力が要るのも本家同様です。あまりに緩いと、五徳として使っている時に潰れてしまいますからね。

数分後、良い感じに目玉焼きが出来ました。

上から見ても、縁の部分にうっすらと焦げ目が付いていることがわかります。綺麗な焼き具合です。目玉焼きを皿に移して、メスティンの底を確認してみると…

びっくりするくらい綺麗な状態でした!

フッ素加工してあるので当たり前といえば当たり前ですが、キャンプ場での焦げた洗い物との格闘から開放されるのは素晴しいことです。

長期的に見ればフッ素加工は

  • 摩耗に弱く、雑な扱いだとすぐに消耗する
  • 高温に弱いので、火力調整しづらい焚き火では使いづらい

というデメリットもあるので、用途に合わせて使っていくことになると思います。まぁ、2番目の高温に弱いという点は、そもそもが薄いアルミの調理器具なのでどんな表面加工だろうが言えることでしょう。

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