スノーピークに修理してもらいました

スノーピークの「ギガパワーマイクロマックスウルトラライト」というシングルバーナーを持っています。めちゃくちゃコンパクトで軽量(58g)なバーナーですが、お湯を沸かすのはもちろん、普通に調理に使えるお気に入りのギアです。僕のキャンプ道具では珍しく、ネット通販ではなく実店舗で購入した数少ないギアの一つです。

最近キャンプに持っていけてなかったので久々に自宅で使おうと取り出してみたところ、ガス缶の接合部(ネジ)に上手くはまらなくなっていました。OD 缶にバーナーを当ててくるくると回して接続するんですが、どんなに回してもちゃんと溝が噛み合わない様子。もちろん、ガスは出てきません。

前回使用時からはバーナーを缶から取り外して、クッションポーチに入れて大切に保管していました。乱雑に扱った記憶もないので首をかしげます。接合部に問題があるのかと、ネットで調べてみると外見上の問題を見つけることができませんでした。

ちなみに、ガス缶はスノーピークのギガパワーガス110イソです。こちらは同じくスノーピークのノクターンでちゃんと使えている缶ですので、接合部が変形している訳ではなさそう。

試しに、コールマンの OD 缶にも取り付けようとしてみましたが、結果は変わりませんでした。

一つのギアに5,000円以上かけるのが億劫な貧乏キャンパーですので、このシングルバーナーは「パッキンさえ交換すれば一生モンだから!」と自分に言い聞かせて購入しました。それが、思いもしない形で使えなくなったのは残念でなりません。

重いスキレットやダッチオーブンを乗せたりしてませんし(そもそも重い鉄器を持ってない)、缶に取り付けたまま落としたりしてませんし、未だ原因が分かりません。でも、僕の所有している間に「使える→使えない」という状態変化があったのは事実で、僕が壊したことに違いはありません。

そのままでは何にも使えないので、修理に出すことにしました。

スノーピークの会員サイトに登録すると、オンラインで修理の依頼を申し込むことができるそうです。早速登録して申し込みをしました。

  1. ギアを梱包しておく。
  2. 希望日時に配送業者が集荷しに来るので渡す。
  3. スノーピークに到着して見積もりをしてもらう。
  4. 見積もりの金額で良ければ、そのまま修理をしてもらう。
  5. 支払いをして返送してもらう。

という流れのようです。

6月10日の昼に翌日集荷希望で修理の申し込みをすると、翌11日に太宰府のスノーピークから「11日の集荷で手配できなかった」という電話があったので、12日の集荷にしてもらいました。13日に九州アフターサービスセンターに到着、14日には見積もりが出たので承認、修理、支払いが終わり、15日に返送してもらいました。そして手元に戻ってきたのが本日、17日の朝でした。

スノーピークのサイトで状況を確認ができるのが安心できますし、さすが日本の最大手といった印象。アフターケアはとても優秀です。

なお、サイトにも書いてありましたが、連休明けなどは修理が立て込んでいるようで、上に記したようなテンポで対応してもらえないこともあるようです。

さて、今回の修理は接合部分のパーツ交換で税込で3,300円でした。送付の往復運賃もすべて込みです。実売が今日付で6,800円の商品ですので、ユーザー目線で見るとそこそこな金額になってしましましたが、メーカー目線で見てみるととても良心的な価格設定です。

3,300円のうち、往復の運賃だけで1,100円になります。残りが2,200円。そこから交換するパーツ代金、作業技術費、その他の人件費を考えると完全に赤字でしょう。頭が下がりますねー。

交換してもらったパーツを見てみると、心なしかネジの溝部分のエッジがシャープなような気がします。(修理に出す前の写真を撮ってなかった…。)

取り付けができなかった OD 缶にも、正しく接続させることができました。メーカーとしては修理よりも全とっかえの方が安くつくケースも多いと思いますが、焼けたチタンの色合いはどれ一つとっても違います。最低限の交換のみで対応してくれることによって、より愛着が沸いてきました。

点火も問題ないようです。良かった良かった!

((ヽ(‘ω’)ノ三ヽ(‘ω’)ノ))

実は、修理に出している間に「OD 缶ギアを全廃して CB 缶のみに統一しようかな…」という気持ちが出たり引っこんだりしていました。でも、小さいながらもたくましい炎を上げるバーナーの姿を見ると、そういう気分も吹き飛んでいまいました。

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