個人売買で購入したチョイノリを引き取ってきました。月曜日の深夜に取引を決め、火曜日にレンタカーで軽トラを借りて100km離れた場所で引き取って帰宅、水曜日に軽トラを返すという弾丸ツアーです。
目的
軽トラやもう少し大きいトラックは、ホームセンターで借りるケースは何度かありましたが、長時間使うのは今回が初めてです。
- 軽トラのレンタル、長時間運転をしてみたい!
- バイク用アルミスロープを使って軽トラへのバイクの積み下ろしをしてみたい!
というのが今回の目的です。
バイク系ユーチューバーさんが軽トラでバイクを引き取りに行ったり、軽キャンピングカー・車中泊の人の動画を見ているとわくわくします。今後、スーパーカブやその他のバイクを積んで遠出のトランポ旅行をすることもあるかもしれないので、こういう機会にやり方や使い勝手を経験しておこうという目論見です。
軽トラのレンタル
さて、佐世保で一般人が軽トラを借りるには選択肢があんまりなくて、ニコニコレンタカーの代理店をやっているイエローハット佐世保店で借りることにしました。
ニコニコレンタカーの評判をネットで見てみるとあんまり良くないのが多いですね〜。個人でやっている中古車ショップなどが片手間で営業しているケースが多く、対応にしても借りれる車についても、安かろう悪かろうのレビューが多いようです。
今回は、そもそも快適な旅を期待したレンタルではなく荷物を運ぶための軽トラ利用です。また、対応していただいたのがイエローハットだったのでネットで書かれているような批判的内容は一切ありませんでした。
仕事が終わった後、マイカーでイエローハットに向かってレンタル手続きをします。ネット予約・決済していたので本人確認と署名程度の手続きだけで完了。
借りたのはスズキ・キャリイのATです。走行距離8万2,000kmのがっつり使い込んだ車両でエアコンがほとんど効きませんでしたが、荷物を運ぶ分には特に問題なし。借りる時に車体の傷チェックをしましたが、荷台より後ろは「軽トラですし特に確認してもらなわくても良いです」という対応でした。それはそうだろうな〜借りる前から傷だらけです。
ちなみに、イエローハットは19時閉店で翌10時開店です。営業時間と僕の仕事時間の都合から、翌日の昼休み(12時台)に返却することとなり、24時間レンタルコースとなりました。実際に利用したいのは片道2時間・往復で4時間、余裕を持っても6時間程度だったので、こういうバイク引き取りのためのレンタルだと、日を跨がない営業時間内返却ができそうな週末の方が良いですね…。
他のレンタカーショップでも大体そうだと思いますが、乗ってきたマイカーを預かってくれないので軽トラを僕が運転し、嫁ちゃんがマイカーを運転して一旦自宅へ。マイカーを置いて、嫁ちゃんとバイクスロープと荷締めラチェットベルトを軽トラに積んで、先方が指定した取引場所へ向かいました。
あかん
取引場所は県内とはいえ100kmほど先で、下道で2時間ほどです。18時半に出発して20時半が約束の時間だったので、あまり休憩している時間はありません。高速道路を使うと30分ほど短縮できますが、慣れていない車で高速を使うのも安全面でどうかな、と思ったのでフル下道で進みました。
ところが、運転を始めて30分を過ぎた頃から右足が痛くなってきました。
僕は体が大きい方なのでキャリイの運転席はとても窮屈で、アクセル・ブレーキペダルを操作する時、つま先を上げた状態をキープしなければなりません。シートを後ろに下げることはできず、ペダルを前に調整することもできません。右足を横に逃がして距離を稼ごうとしますが、ドアのボトルケース(上の写真でペットボトルを入れている内側に突き出している部分)が干渉してしまいます。
結果、かなりキツめの姿勢で運転を続けることになりました。たまらずにコンビニで休憩をして、右足の甲をストレッチするのが2回。引き取りの時間に遅れてもいけませんし、慣れない車で無理な体制での夜の下道(特に山道が多い)はかえって安全性に疑問ありでした。帰りは無理しないで高速道路を使いました。
その他、遅い・うるさい・揺れる…などなど、普通の最近の軽自動車に比べるといろいろとありますが、これは最初から分かっていたこと。ペダルとシート位置についての問題に比べると微々たるもんです。今回、もろもろ4時間ほど運転しましたが、課題が見えてきました。
将来軽トラを購入したら、ペダルの前後位置を微調整することはできると思います。あと、運転席が大きめなスーパーキャリイという選択肢もあるようですね。(トミカを持ってます)
スーパーキャリイなら、40mm ほどシートを動かせますしリクライニングもできます。その分荷台サイズが犠牲になりますが、原付程度なら積めるようです。
いろいろと勉強になるので借りてみて正解でした。ぶっつけ本番で軽トラをレンタルして、四国あたりにカブを乗せて行ってたら途中で頓挫してたかも。