このブログでも何度か書いているとおり、僕のスーパーカブはバイク店で中古販売されていた時点で既に今の空色でした。純正色にはない目立つ色なので、ツーリングに出掛けると声をかけられることもしばしば。カブのレトロ感たっぷりのスチールのフレームにポップな空色のペンキ塗装というのは、公園の遊具のような印象。そこが可愛かったりする訳でもありますが、一方で30代後半のガタいが良いオッサンが乗るのもどうかなぁ。そもそも自分の趣味ではないからなぁ。という葛藤が購入当初ありました。そろそろ塗り変えようかな。
前オーナーの自家塗装のようで、塗りムラ、はみ出し、塗料の垂れ…となかなかワイルドな仕上りです。また、フレームのポールを配線まで綺麗に外して塗装しているにもかかわらず、シート下のガソリンタンク天板は純正カラーのままだったり(でもステッカー類はなかったり)、結構不思議な塗り方をされています。
AA01の2002年モデルの50ccデラックスで、元の純正色は「タスマニアグリーンメタリック」だったようです。塗装の剥げを見てみると、純正塗装の上に下地のホワイトを吹き、その上から空色のカラーを吹いているようです。
実は半年前にもちょっと補修してました
そういえば、今年(2021年)の1月31日にフロントフェンダーの塗装剥れが目立ってきたので補修をしました。補修ってほどでもなかったので記事にすらしてなかったんですが、写真を部分的に撮っていたので記事の肥やしにしておきます。
上の写真の矢印の部分ですね。下地のホワイトが見えてきています。
水色以外でオールペンし直したい前提での補修のため、特に下処理をすることなく適当に養生して適当にスプレー塗装。
前オーナーの話をうんうん言えるレベルではないくらい垂れてきてました…(笑)
写真の撮り方のせいか、前の写真とこの写真とでは空色が違う色に見えますね。実際には前オーナー塗装の色とこの時吹いた色はそれほど差がありませんでした。
ま、いずれにせよ遠目でわからなければこれでヨシ!
使ったスプレーはダイソーで100円で売っているアクリルスプレー。この塗装から半年経ってますが、今のところ剥げもなく目立ちません。よく見ると、塗装が剥げていた部分の厚みの段差があるんですが気にならないレベル。
センターバッグを空色に塗装した時は、元の塗装剥ぎ、ペーパーがけ、サーフェイサーでの下地処理、塗装複数回、クリア塗装…と時間と手間をかけてテンプレ通りにやってました。
でも、費用対効果を考えると上から適当に塗装・剥げたら再塗装程度でもいいかもしれません。特にものぐさな僕だと、丁寧に仕上げた状態でコンディションを維持するのも期待できないし、そもそも時間と手間のせいで重い腰が上がらない。結果、モチベーションを維持しつつお手軽路線でいける方法を模索することになりました。