Amazon で注文していた USB 電源キットと、スマホホルダーが届いたのでヤマハ・マジェスティ125に取り付けていきたいと思います。島旅仕様にするには、どちらも必須のアイテムですね〜。
USB 電源を取り付ける
今回取り寄せたのはこちらのパーツです。特にコマジェ専用というものではなく、汎用の 12V 車・バイク用のパーツです。2ポートあってスイッチ付きのもの。
以前、スーパーカブに取り付けたやつと同じでした。レビューも良いので無意識に同じ商品を選んで注文していたみたいです。
コマジェの配線は全然把握していませんが、カブと同様にホーンから電源を取ろうと思いました。メーカーやバイクが変わってもキー ON 時に通電し、そんなに負荷がかからないはずの場所です。まずはフロントカウルを剥がします。
このコマジェのフロントカウルはどうやら社外品のコレのようです。ノーマルの風防の部分まで一体となったもので、正面から見るとめちゃくちゃデカそうに見えるやつですね〜。原付なのにビッグスクーターに見えるようにカスタムされているんだと思います。(個人的にはスクーターはスクーターなので、あんまり魅力的じゃない…)
ボルト固定されていないので外すのは簡単。走行中のガタつきもないし、いっときはこのままの運用でもいいかも…と思い始めています。
ヘッドライトのちょい奥にホーンがありました。このままだと作業ができないので、上に被さっているメーターパネル部分も取り外します。7本のボルトで固定されていました。うち6本はプラスネジ。1本は10mm六角です。
バコォ…と取れました。スピードメーターケーブルなどの長さ的な問題で、取り外すのはここが限度のようです。以前、スーパーカブのハンドルまわりをバラした時にスピードメーターケーブルを根元の穴に落とし込んでしまい、ひっぱり上げるのに難儀したので、外さなくて良いケーブル・配線はできるだけそのままで作業しています。
夜の作業なので暗くて分かりづらいです…。ホーンは下矢印のところ。配線があまり余裕がなく繋っていますね。
暗いのでちゃんとしたライトで照射しました。(やっぱり分かりづらいか…)
コマジェを全体的にメンテされている方の Youtube の動画を参考にすると、上の写真の下矢印部分をアースとして使っているようです。
USB 電源のマイナス線をこちらに固定しました。
ホーンの配線はギリギリまでチューブで保護されていました。この配線のプラスを USB 電源のプラスに結線するため、チューブを剥きました。
んー、どっちがプラスだろう?
動画では「プラスが赤、オレンジがマイナス」とのことでしたが、あちらのコマジェはちょっと型が違うみたい。こちらはデジタルメーターの FI 車。出てきた配線はピンクとオレンジで配色が違うようです。
とりあえず、手持ちのエーモンの配線コネクタに USB 電源のプラス側を接続し…
ホーン側のピンクの配線のビニールを剥き、結線させました。ピンクでダメならオレンジでしょう…。(本当はしっかりテスターで確認した方がいいです。最悪、繋った機器を破壊してしまうかもしれません)
キーを ON にしてエンジンをかけ、USB 電源のスイッチを押すと、充電ランプが点灯しました!
やった、成功だー!!
と思った瞬間、夜の住宅街にホーンの大きな音が響きました。あわててキーを OFF にします。おそるおそる、もう一度キーを ON にして充電を開始すると、またもホーンが鳴り響く…!
これはどうしたものか。もちろんホーンボタンは押してません。うーん、近い金属フレームに付けたアースが悪さをしているのかなぁ。中は埃まみれでめちゃくちゃ汚いし、どこかがショートしてる?
普通なアースはボディアースと言って、車体フレームの
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10184736155
金属部ボルトに配線を付ければいのですが、このコマジェ
は車体によりボディアースが落ちない車体をたまに見かけます。
という記事も見かけました。
マイナス線もホーンの配線に結線してみました。ホーンに接続していないと充電も開始されないようです。再度チェックし、またもホーンが鳴ったので、午後10時を過ぎた住宅街でやる作業としては限界です。
考えてみれば、マイナス側はホーンスイッチに落ちるはずなのでこの配線はホーン通電時にのみ USB 充電ができる形ですよね。それでも、ホーンスイッチ OFF なのにホーンが鳴って充電もできるということは逆流でもしてるんでしょうか。あぶねえ。
明日、明るくなってから再チャレンジしたいと思います。ちゃんと下調べしておかないとダメですね…。
スマホホルダーの取り付け
USB 電源と一緒に届いたスマホホルダーの取り付けは静かにできそうです。気を取り直して付けておきます。パッケージがいかにもメイドインチャイナという感じですね。
入っていたのはこんな感じ。説明書もありましたが、読まずに作業ができそうです。スマホの厚みに合わせてスポンジシールを重ね貼りするみたい。
取り付け前に、まずは自分のスマホが入らないと意味がないのでフィッティングさせてみます。
↓部分のスイッチでOPEN/CLOSEを切り替えるようです。OPEN にした状態でギザギザのダイヤルを回すとアームが広がり、CLOSE(手を離すと勝手にこちらになる)状態で回すと、カチカチと音を立ててアームが狭まります。
材質はチープだけど締め付ける力はしっかりしているみたい。スーパーカブにもスーフォアにも、デイトナのしっかりしたホルダーを付けていますが、今回は安さに引かれてコレを購入しました。同じ機構の類似商品がたくさんありますね。アーム部分は紫外線で劣化しないかなー。
僕のスマホは、透明ケースの裏に「貼るタイプのスマホスタンド」を取り付けているので厚みが結構あります。厚み調整用のスポンジシールを貼らない状態で、アームをぐいっと調整しながらようやく固定できる感じです。がっつりホールドしているけど、操作性はちょっと悪いかな。
ちょっとコンビニに寄る際にスマホをサッと取り、戻ってきてチャッと取り付け…というのはデイトナのやつに比べると難しそう。
バーハンドル化してあるので、付属のアダプターで難なく取り付け完了。4点でしっかり支えていると安定感があって良いですね〜。耐久度や振動がどの程度かは走ってみないと分かりませんが、とりあえずは満足です。
(スマホによって縦横サイズ比が微妙に違うはずだけど、そこんところはどうなってるんだろう?)
リアサスのプリロード調整
そうそう。もう一つ届いたものがありました。
リアサスのプリロードを調整するためのフックレンチです。弟がガレージに置いてるとのことだったけど、見つけきれずに購入したもの。
このコマジェは入手時から、リアサスのプリロードが最弱(最長)に設定されていました。
ピザまっしぐらの僕と、小柄とは言え成人女性の嫁ちゃんのタンデム走行時、サスペンションが弱すぎてすぐに底付きになってしまい、乗り心地が良くありませんでした。
さらに、タイヤ径に対してホイールベースが長いスクーターに慣れてないせいもあってか、カーブが曲りづらく感じることも多々あります。
そんなことで、プリロードを強くしたいと思っていました。
今は最弱なので、上の溝にフックレンチをひっかけて回していきます。錆で固着していそうだったので、オイルを吹きながら作業を開始。
すると、拍子抜けするほどあまり力を加えることなく、回すことができました。強すぎたらまた弱めればいいや、と最強にしてみます。
次に反対側のサスも…と、車体を回り込んでみると唖然としました。
リアタイヤとマフラーの間にあって、レンチが入らない。しかも左側よりもサビが多くて固着してそう。うーん…今からマフラーを降ろすのは想定外。夜も更けてきたし、あまり時間をかけたくない。
でも左側は最強・右側は最弱のままだと、とりあえずの走行にも支障をきたすかも。
仕方がないので、サス下側のボルトを外して、後方に持ち上げての作業です。ちょうど良いタイミングでやってきた嫁ちゃんに手伝ってもらい、なんとか回すことができました。
スマホホルダーの取り付けも、プリロード調整も、ホーンが勝手に鳴り出すのを解決しないと走って試せません。今夜は不完全燃焼気味でした。明日なんとかするべ…。
[…] コマジェにUSB電源・スマホホルダーを取り付けました。 2020年7月17日 […]