これまで長かった一人暮らしでは、大抵の場合、家には僕一人しかいません。リビングであろうと、自室であろうと、1箇所を暖めておけば事が足りていました。小さなファンヒーター2台とエアコンの暖房、コタツがあるので、特に不便でもありませんでした。
結婚して奥さんが出来ると、リビングで過ごす時間も増える一方、僕と奥さんそれぞれの自室も暖める必要があり、ハイパワーな暖房器機が欲しくなりました。
1月22日。市内のホームセンターを訪れると、手頃な価格の石油ストーブがあったので購入しました。奥さんに話を聞くと、奥さんの実家ではエアコン暖房が主で、石油ストーブは使ったことがないとのこと。
「学校の体育館や保健室で使ってなかった?」
僕の頃は、冷房も暖房も学校の教室には入っていなかったのですが、最近の学校は全館冷暖房完備が普通のようですね。
さっそく開封して使ってみると、他の石油ストーブと同様にじわじわと暖かくなってきます。控えめにただよう灯油の焼ける臭いが懐しい。
すぐには暖かくならないものの、しっかり火が回ってくると小さなファンヒーターやエアコンの暖房とは比べものにならないほどの熱量。木造の隙間だらけの部屋でも、ぽかぽかと万遍なく暖まりました。
やかんを置いて湯を沸かしたり、乾燥防止にしたり、スープの保温に使ったり、お餅を焼いたり…と色々と活用できるよ。と奥さんに話しました。
ちなみに僕は、小学校に入る前に幼児用ブロックをストーブの上に置いて焼いてました。
屋台のお店ごっごしてたと思われます。ブロックは熱で溶けてでろんでろんに。当然、親に怒られました。
しまりんの肉まん
「ゆるキャン△」というキャンプをテーマにしたマンガで、登場人物の「志摩リン」がコンビニで購入した肉まんをホットサンドメーカーで焼くシーンがあります。
キャンプ用に持っていた、キャプテンスタッグのホットサンドメーカーを使って、この肉まんを試してみました。
ホットサンドメーカーをストーブの上に置いて、十分暖まったら、バターをたっぷり入れて溶かします。
バターが溶けたら、買ってきたコンビニ肉まんをポトリ。デイリーヤマザキの肉まんです。
ゆっくりと蓋をして…
蓋をロックしてプレスします。数分間このまま焼いて、裏返してさらに数分待つと。
良い具合の焦げ目がつきました。
外がサクサクしていて、限りなく肉まんに近いピロシキと肉まんの間の子のような感じ。味も想像どおりだったので、特に驚きはなかったです。
マンガでもそうでしたが、ツーリングキャンプなどをする際に良さそうですね。
買ってきたのをそのまま食べるのは味気がない、でも大掛かりな装備や時間をかけた料理はちょっと…という時に、手軽に最低限の調理でそれなりの満足度が味わえると思います。
時間や装備に余裕があるのであれば、普通のホットサンドの方が好きですね!